【漫画】バクマン。14 心理戦と決め台詞【14巻／感想／ネタバレ】

原作：大場つぐみ　漫画：小畑健

「シリアスな笑い…邪道バトル…邪道な王道…言い方だけはいつもカッコイイ…みたいな………しかし具体化はされてない…」

2011年８月刊行物。
表紙は今巻から初登場の七峰透（ななみね・とおる）。初登場でいきなり表紙を飾るなんて一体どんな凄い奴なんだろう……。

人物紹介の中井さん、ブクブクに太っていてビックリした。何で亜豆は未だに高校の制服姿なのに中井さんのビジュアルはアップデートされるんだよｗ
さて、期待の新星、七峰透の登場。亜城木夢叶の作品を読んで漫画家を目指したという後輩の登場にアツくなるふたり。

まだまだエイジに追いつけてないのに、下からも凄い追い上げが来るの大変だな……と思ったが、七峰君は実はネットで知り合った人達から意見を集めて漫画を作るという邪道も邪道な手法を採っていて。おっとそうきたか。
当時はまだネットでバズって売れるという時代は始まり切ってなかった頃かしらねぇ。

プロの漫画家をナメた言動を繰り返す七峰君を正々堂々と漫画で叩き潰すと宣言する亜城木夢叶。だからアツいってばよ。
編集者不要論もぶち込んできて、これは荒れるぞ～と思ったのだが、予想外に早く七峰君が自滅し始めてきたな……？このまま終わっちまうのか……？

平丸さんと蒼樹さんのお付き合いはそれなりに順調なようで。たまに平丸さんが不用意な発言をするのがヒヤヒヤするが、蒼樹さんも幸せそうなので問題無いのかな。
平丸さんはお得意のネガティブ作劇が封印されてしまうかと思いきや、蒼樹さんに捨てられるかもしれないという新たな恐怖を得たので何とかなりそうｗ
ここまで来たら幸せになってほしいが……。

七峰君にチーフアシスタントとして抜擢され、再び上京してきた中井さん。カムバックの仕方が終わり過ぎていて笑うわｗ何で敵側で戻ってくるんだよｗ
案の定、蒼樹さんと平丸さんの仲睦まじい姿を見てショック受けてんじゃねーかｗ
一方、七峰君のやり方自体は駄目だと思っていて、まだライトサイドに戻ってこれそうな気配も見えるんだよね。

七峰君の担当になった新人編集の小杉さん。港浦さん、後輩が出来た途端、先輩風吹かせてくるの腹立つなｗ
うーん、相変わらずみんなの今後が気になっちゃうよね～。

燃：A+　萌：Ａ　笑：A+　総：S-

シリーズリンク
・バクマン。13 愛読者と一目惚れ（2011/06）
・バクマン。15 励みと想い（2011/10）