【漫画】バクマン。15 励みと想い【15巻/感想/ネタバレ】
原作:大場 つぐみ 漫画:小畑 健
「僕が助ける!それが亜城木夢叶です!」
「プロのマンガ家、亜城木夢叶。その作画のサイコーが自分の絵を描く時間を減らしてまで待つと言ってくれたんだ!必ずやる!サイコーのため!亜城木夢叶のために!」
2011年10月巻刊行物。
亜城木夢叶が叩き潰すまでもなく自滅に向けてまっしぐらの七峰君。最後の方は顔面がひとり『DEATH NOTE』になってましたねw
彼の目を覚まさせるため鉄拳制裁も厭わない小杉さんの肝の据わりっぷりよ。
これからはひとりの漫画家として亜城木夢叶に挑戦すると再起の道を選ぶ形に落ち着いて良かった良かった。
で、こうなってくると良くないのが七峰君のアシスタントとして再上京してきた中井さんである。この人、分岐点でことごとく間違った方に行くの逆に凄いよなw
最終的にべろんべろんに酔っ払って蒼樹さんの家の前で大暴れってお前……。いつの間にか集英社からも問題行動が多過ぎて見放されていたみたいで、そりゃそうなるわな。
蒼樹さんの危機に駆け付けた平丸さんとの直接対決。平丸さん、戦闘力こそ高くなかったがどんどん株を上げていくな……。
最終的に中井さんは平丸さんと意気投合、彼のアシスタントという居場所を得ることに。これにて一件落着……なのか?
中井さんのことだから、また蒼樹さんへの未練が首をもたげてくるんじゃないの?
小学校の同窓会に参加したサイコーはどこか疎外感のようなものを感じて。今まではマンガ一筋!で突き進んできたが、こういう戸惑いも見せてくるのか。
暫く静むかと思ったが、シュージンと話すことで今一度目指すべき道を再確認。良かった良かったと一息つく暇もなく、世間では「PCP」を模倣した銀行強盗が発生。
おーっとアニメ化出来ないという話の時に指摘されていた懸念がここにきて突き刺さってくるか。
サイコーはまだしもシュージンには強く響いてしまって。社会と戦わないといけないっていう構図、相当胃にクるよな……。
ここでまた亜城木夢叶の絆の強さが利いてくるのアッツいよなぁ。
常にシュージンを支えてくれてる香耶ちゃんの有り難さよ。どんどん良い女になってきてない?シュージン、ちゃんと感謝しろよお前……。
編集部も全力で作家を守るってスタンスを示してくれて有り難ぇ有り難ぇ……。編集長、テレビ局に電話して怒鳴り散らしたってマ?
模倣犯騒動は今回で一段落か。この流れなら次巻へ引っ張った方が引きとして良かったのでは?
で、気になるのがエイジの動向。1位を取るべく動き出したようだけど、まさか皆がすっかり忘れていた1番の人気作家になったら指名した漫画を終わらせる権利を行使するつもりなのかな……。
燃:A+ 萌:A 笑:A 総:S-
シリーズリンク
・バクマン。14 心理戦と決め台詞(2011/08)
・バクマン。16 新人とベテラン(2012/01)
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