コミカライズ,トクマノベルスEdge

クラック・ハウンド 2 (ジェッツコミックス)

原作:榊 一郎 作画:前川 かずお

「我らは氷羅坂委員会の名の下、汝のありとあらゆる権利を剥奪し、汝の存在を殲滅する。
既に汝は存在自体が害悪であるが故に」

コミカライズ第二弾。ちゃんと忘れずに確保しました。完全オリジナルキャラのクラック・ハウンドを迎えて、物語は加速する――――かと思いきや、あれ、失速したんじゃね?バイオレンスっぷりがおとなしくなった気がする。一巻はもっとグロテスク+バイオレンスだったと思うんだが……。

で、どう考えても話が収束に向かってないのに、次で完結だそうです。打ち切りか?打ち切りなのか?

燃:B 萌:B- 笑:C+ 総:B+

クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)
クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)

コミカライズ,電撃文庫

狼と香辛料 3 (電撃コミックス)

作画:小梅 けいと 原作:支倉 凍砂 キャラクターデザイン:文倉 十

「ひとつ教えてやる。商人の金の恨みは谷より深く、取り立ては夜空に浮かぶ月よりしつこい。神だろうがなんだろうが弁償してもらうぞ!!
追いかけてやる!北の森まで、追いかけてやるからな!!」

原作一巻のエピソードがようやく終了。やっぱり丁寧にやると二冊半くらいはかかるのか。

クオリティの高さは相変わらずでホロの本性顕現のシーンは丸飲みとか失禁とか骨折とかやりたい放題でした。

原作二巻突入のエピソード一発目はノーラメインのエピソード。ロレンスとホロの出番は無しという、ずっとノーラのターン!状態。
内容的には鬱なんですがね。

巻末には電撃文庫MAGAZINE増刊号掲載の番外編も収録。こういうのをちゃんと拾ってくれるのは嬉しい。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

狼と香辛料〈2〉 (電撃文庫)
狼と香辛料〈2〉 (電撃文庫)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (9) (角川コミックス・エース 115-11)

漫画:ツガノ ガク 原作:谷川 流 キャラクター原案:いとう のいぢ

「――なあ世界。少しくらいなら待てるだろ?」

表紙は朝倉さんでした。遂にクオリティの低下が表紙にまで……(´・ω・`)

さて、そういうわけで『消失』編完結です。このエピソードが始まったときは、これはアニメでも『消失』をやる兆しなのではないかと思ったが、全然そんなことはなかったぜ!
それに、どうせならオリジナルエピソードをやってほしいぜ!

つーか、もう切ろうかな……。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B

涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)

アニメ,コミカライズ

機動戦士ガンダムOOF (4) (角川コミックス・エース 97-16)

漫画:ときた 洸一 シナリオ:千葉 智宏/スタジオオルフェ
原作:矢立 肇/富野 由悠季

「教えてあげよう。この小さな違いは、本当のグラーベがボクにくれたもの。
彼を失い、そしてボクは苦しみ抜いた分だけ、強くなった」

公式外伝完結巻。再生されたプルトーネやラジエルが出て来るわ、本編や他の外伝と思いっきり絡んでくるわと把握しきれねぇw
特に書籍化していない『OOV』の要素が出て来ると、結構判らなくなる。一応、立ち読みでぱらぱらっとは見てるんだが。

最後の方に一コマだけ沙慈が登場してます。
また、アロウズ誕生のきっかけや、フェレシュテがCBに合流したことが判る。とすると、劇場版は外伝も含めた全ての『OO』を総括する内容になるんだろうか。

そしてフォンは中身の無くなったヴェーダのメインターミナルと艦エウクレイデスを持って、ハナヨと共に姿を消した
見開きを使ってのフォンの壮絶な笑みには鳥肌立った。
これはもう劇場版で登場するフラグとしか!

総評
そういうわけで、公式外伝『機動戦士ガンダムOOF』全四巻これにて完結。本編及び他外伝と有機的に絡みまくる構成とフォンのキャラ造形が良かった。フォンのキャストは檜山さんですよね。何となくですが。

毎巻、巻末に設定解説を載せてくれているのも嬉しいところ。

これで一つ外伝終わっちゃうのか……と思っていたら、既に新たな外伝コミカライズ『OOI』が始まっているワナ。「I」は「イノベイド」の「I」らしい。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B- 総:A+

機動戦士ガンダムOO スペシャルエディションI ソレスタルビーイング(Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダムOO スペシャルエディションI ソレスタルビーイング(Blu-ray Disc)

コミカライズ,電撃文庫

森口織人の帝王学 2 (電撃コミックス)

作画:真田 鈴 原作:おかゆ まさき

「遥奈原さんが僕を信じてくれなきゃ…受け止めたくても受け止められないんだ!!」

二巻にして完結巻。『陰陽道』とは姉妹編という関係らしい。
二巻完結というのは予定通りなんだろうか。いつでも終われる終わり方だったのが気になるが。

実際、打ち切りですと言われても別に驚かないような内容。エロも真面目も中途半端なんだよなぁ。綺麗な終わり方ではあるんだが。
果たして、この漫画の読者の何割がそんな真面目なことを求めているかって話だけど。

結局、タイトルに帝王学というのは相思相愛になった織人と初雪が共に帝王学を学んでいくというオチから来ていたようだ。

総評
そういうわけで、『森口織人の陰陽道』の姉妹編に当たる『森口織人の帝王学』全二巻でした。
分岐した二つの物語を並行して描いていくという試み自体は興味深かったが、いかんせん、その描かれる物語がなぁ。

もっと相互補完するような内容だったら面白かったんだろうが。こりゃ、九月に出る『陰陽道』三巻は口絵によってはスルーだな……。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

森口織人の陰陽道〈巻ノ2〉 (電撃文庫)
森口織人の陰陽道〈巻ノ2〉 (電撃文庫)

コミカライズ,角川スニーカー文庫,雑記,電撃文庫

コミカライズを二点買ってきました。

・涼宮ハルヒの憂鬱 <9>
・狼と香辛料Ⅲ

涼宮ハルヒの憂鬱 (9) (角川コミックス・エース 115-11)狼と香辛料 3 (電撃コミックス)

アンソロジー第二弾『涼宮ハルヒの祝祭』は作家陣がぱっとしなかったのでスルーしました。今度は表紙がのいぢさんなのね。

涼宮ハルヒの祝祭 ハルヒコミックアンソロジー (角川コミックス・エース 116-3)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス MISSING MAIL1 (角川コミックス ドラゴンJr. 123-1)

原作:雨木 シュウスケ  作画:清瀬 のどか  キャラクター原案:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

エイジで連載中のコミカライズ第二弾。クオリティは今一つなのは、まぁ仕方ないとして、キャラの性格がえらい違うんですが……。特に、レイフォンのテンションが終始おかしい。
わざとやっているのか、何にも考えていないのか……。

それとフェリの出番がやたら多い件。いや、それは別に良いんだが。

そして、タッチが、やたら少女漫画チックな件。何で、清瀬さんが選ばれたんだろう……。
つーわけで、典型的なお茶濁しのコミカライズでした。

燃:B-  萌:B+  笑:B  総:B+

コミカライズ,青い鳥文庫

妖界ナビ・ルナ 3 特装版 (プレミアムKC)

原作:池田 美代子 漫画:菊田 みちよ

「だれよりも自信にみちてるこのオレは世界一カッコイイ男だということさ」

もっけ、かっけぇな。

さて、刊行スピード速いよ第三巻。一二ヶ月しか経ってないんじゃね?今回からは特装版。何故一巻のときから特装版にしておかなかったんだ……orz
俺、ウ○コか。

今回は原作二巻後半と三巻前半を収録。エピソードとしては四話収録で、月刊誌として結構早いペースだと思う。
「それでも君のことが好きなんだ」展開はベタなものがあるがやっぱり好き。素直にハッピーエンドでも良いと思うだけどなぁ。切なさを残すのが『ナビ・ルナ』クオリティとも言えるが。

ゲストキャラ幹太郎ってこんなにイケメンだったっけ?

まぁ、何だかんだでルナが可愛いです。

特典の別冊の方は池田さんが書き下ろしたシナリオを元に描かれた漫画と書き下ろしショートショートを収録。表紙がきらきらしてやがるぜ……。

漫画はもっけが主役。いかにも、なかよしの増刊号に載ってそうなエピソードでした。でも、原作では普段もっけやスネリが何やってるのか判んなかったから、こういう切り口は面白いな。

ショートショートはカザン視点のタイの生活。タイ君は質の良いオラニャンですね、分かります。

だから何故一巻から特装版を買わなかったのか……。俺、ウ○コか。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-

黒い森の迷路―妖界ナビ・ルナ〈3〉 (フォア文庫)
黒い森の迷路―妖界ナビ・ルナ〈3〉 (フォア文庫)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (3) 超限定版よっ!
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「あーもー次回に続く!!!」

予定通り、限定版が登場です。セット内容は本編単行本(限定版カバー)と描き下ろし小冊子とねんどろいどぷちの長門。ねんどろいどでかなり箱が大きくなっております。
何気に初ねんどろいどであります。

取り敢えず、消失編のパロディで長門の通い妻と化している朝倉さんが可愛いです。
相変わらず、やりたい放題で急にバトル漫画になったりする。美少女の可愛さあり、デフォルメキャラの可愛さありで二度オイシイ。

小冊子『古泉一樹の過去』はそのタイトル通り、古泉が機関に入ったときのエピソード。勿論正史扱いではない。また、無駄にクオリティが高いw

ねんどろいどぷち長門は大変出来が宜しい。頭に乗っかってるキミドリさんがとても可愛い件。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:B+

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

コミカライズ,電撃ハードカバー

図書館戦争LOVE&WAR 1 (花とゆめCOMICS)
作画:弓 きいろ  原作:有川 浩

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、二本のコミカライズの内、LaLa掲載の方が先行発射。二冊同時発売より、アニメ放送前に出すことを優先したのかな。

  話の筋は基本原作通りで、若干アレンジが入っているらしい。一巻の内容を殆ど憶えてないから、よー判らんが。

  クオリティは高いというか安定しているという感じ。つーか、堂上教官がイケメン過ぎる件。

燃:B  萌:B+  笑:B+  総:A