とある科学の超電磁砲 <01~03>

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)

作画:冬川 基 原作:鎌池 和馬 キャラクターデザイン:灰村 キヨタカ

「お姉様は常盤台のエースなんですもの。堂々と胸を張っていればよいのですっ!」
「まあ、もっとも…、張ると言うには自己主張の足りないつつましい胸です、け・ど」

アニメを視ていて、あまりに原作の内容を憶えていない自分に愕然として再読しました。漫画だから、あんまり時間もとらないし。
取り敢えず再読して判ったのはアニメの再構成の上手さが半端ないってこと。時系列の入替方やシーンの改変の仕方が上手過ぎる。
また、美琴が風紀委員の手伝いで失せ物探しをするときに、一緒に行動する風紀委員が原作では固法さんじゃないんだよな。固法さんがはっきりと出てくるのは三巻収録の『とある二人の新人研修』。その前にもちょろちょろ出てるけど。

で、固法さんとショートカットの風紀委員のポジションが入れ替わっているわけだ。アニメでは『新人研修』の方が先になってたから、妥当な処置だろうなぁ。と言うか、どう考えても固法さんの方が画面映えするし。
更に、固法さんの手当てをしている風紀委員の女の子がやたら、妙にキャラ達してるんだけど、今後出番があるのだろうか。

この作品単体で読んでも面白く、原作と合わせて読むと二倍三倍面白い。ラノベのコミカライズのお手本のような作品。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

コミカライズ,電撃文庫

Posted by お亀納豆