アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「甘い匂いがするぞ。犬の糞のような姿なのにな!」

『春来たる死神』編後編。不審な行動を見せるアブリルの正体が明らかに。
彼女がヴィクトリカを発見するも、人形と思いこみ、ファーストコンタクトならずのシーンはカットされたのか?
まぁ、人間と人形を見間違える展開が無理あるから、と変更されたのかな。

ようやく思い出したが、ブロワ警部の部下の、手を繋いでいる刑事2人って存在を抹消されたのか?
最初から出ていたような気がするのだが……。

いやしかし、つくづく思うのだが、これNHKのゴールデンタイムに放送すれば大勝利なんじゃないのかな?

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:A-

GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)
GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「私は囚われの姫なのだよ」

原作1巻、早回しで完結。人、さくさく死に過ぎじゃね?と言うか、ヴィクトリカはともかく、一弥の反応がやたら薄い気が……。いや、それ言い出したら、ミステリーで話進まんけども。

今回はヴィクトリカが可愛かったな。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:B+

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川文庫

「我慢したまえ。自ら背負った、責任だ」

謎の客船に乗りこんだ一弥とヴィクトリカは殺人事件に巻き込まれる羽目に。
早くもヴィクトリカの推理が展開され始めるが、追い詰められたモーリスが銃を取り出して……。

うーむ、これも原作がじゃんじゃん売れているらしいが、納得いかない……。
映像は奇麗なんだけど、それ以上でもそれ以下でもない気が……。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

アニメ,富士見ミステリー文庫,角川ビーンズ文庫,角川文庫

「君は選ばれたのだ。私の退屈を埋めるための欠片の1つに」

富士見ミステリー文庫原作、現在は角川文庫から刊行中。春からは角川ビーンズ文庫でも刊行予定のライトミステリーが満を持してのアニメ化。昔、京アニがやるって噂があったなぁ。
原作者は直木賞作家の桜庭一樹さん。ドラゴンカップ時代から知ってる俺は勝ち組と言わざるを得ない。
制作はボンズということで、それなりに期待してたんだけど、え、こんなもんなの……というクオリティ。『STAR DRIVER』に色々取られてるんだろうか。

ヴィクトリカ役だけは他のキャストよりも遅れて発表されたんだけど、スーパーダッシュ文庫『紅』でヒロイン紫役を務めた悠木碧さん。焦らした割には普通……。

ストーリーは原作1巻準拠かなぁ。結構端折ってそうだけども。
これは続きが気にならんなぁ。取り敢えず溜まってる『伝勇伝』と『荒川アンダーザブリッジ×2』を優先消化するか。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B+

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)
GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

富士見ファンタジア文庫,富士見ミステリー文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2010年 11月号 [雑誌]
ようやく読み終わったぜ……。流石に雑誌は持ち歩いて読むわけにかんし、かと言って家に居るときはずっと『ポケモンBW』やってたから、なかなか読み進められんかった。平日、出勤前の15分くらいだけしか読んでなかったしな。

『神さまのいない日曜日』

表紙。相変わらず茨乃さんのイラストの吸引力が高くて困る。

勢いに乗って、ドラゴンエイジでのコミカライズとドラマCD化が決定。
プッシュ具合がガチ過ぎるが、内容的にアニメ化しそうに思えないんだよなぁ。うーむ……。

今回も文庫の冒頭を先行掲載。先行掲載よりは書き下ろし短編の方が良いと思うんだが。ネタが無いのだろうか。

『生徒会の一存』

付録に生徒会メンバーの学生証が付いている。ネタとしては凝ってると思うけど、一体どうしろってんだ……。

連載は遂に守が主役。ヒロインとして出て来た東雲さんが結構存在感を放っていたが、今後再登場は有り得るのだろうか。

『いつか天魔の黒ウサギ』

特集イラストのヒメアがとても可愛い件。

連載はミライ、風邪をひくの巻。急に優しくなる月光キュン超萌える。

次号、『伝勇伝』の次は『いつ天』で重大発表らしいから、アニメ化くるか?と思っていたら、本当にアニメ化だそうですよ。

『これはゾンビですか?』

アニメのキャストが続々公開される中、ユーのキャストは依然不明なまま。アニメ放映まで伏せておくつもりなのか。これで作者とかだったら吹く。

また、コンプエースでコミカライズ『これはゾンビですか? はい、アナタの嫁です』が連載開始。
出たよ、怒濤のコミカライズ攻勢。

『乱☆恋』

舞阪さんの新作。今度はファンタジー世界を舞台に、王子様が16人の婚約者とラブコメするお話らしい。それ何て『マリッジロワイヤル』?いや、内容よく知らんけども。

主人公リカルド王子と婚約者の内の3人を紹介するお試し短編はまぁ普通。取り敢えずはスルーで。

『紅のトリニティ』

この号と同時に文庫発売。文庫の表紙が『シャナ』みたいって言われていて吹いた。まぁ、確かに燃えているような長髪の女の子が表紙だとなぁ。

お試し短編はまぁ普通。普通の学園異能バトルか。設定は多少重めみたい。

『GOD EATER ~アリサ・イン・アンダーワールド~』

人気PSPソフトのノベライズが読み切り短編で登場。アンケート葉書にはノベライズを希望するゲームのタイトルを書かせようとしてるし、やっぱりノベライズに力を入れるつもりらしいな。
うーん、あっても1本くらいで良いと思うんだけどな……。

内容は流し読み程度ですが、根幹の世界設定が暗い割には登場人物の掛け合いは明るかったですね。面白いという程ではなかったが。

『伝説の勇者の伝説』

「勇者とはどんな人物だ?」
「学校でウンコする奴のことだろ」

最低やwwwwww
つか、『学園伝勇伝』ってドラゴンエイジでもやってんのかよ。
また、ヤングガンガンで『とりあえず伝勇伝』のコミカライズが開始予定。どんだけw

『ハイスクールD×D』

「知ってるか?部長の乳首ってよ、左右でちょっとだけ硬さが違うんだぜ?」

木場が知ってたらどうすんだよwwwwww

今回はイッセーからエロが無くなったらどうなんだって話。アーシアのスク水GJの一言に尽きる。

短編で何かトラブルが起こったら、アザゼル先生が噛んでる確率100%じゃね?

今回はエロコメ3作品のビッグポスターが付録で、裏面にはショートショートが載っているんだが、あれ、ヒロイン大集合ってだけで、全然エロくないぞ……?どうしたことだ……。
裏面はまさかの木場が女体化でした。それより大猫殿のインパクトがwww

コミカライズの絵は慣れてきました。

『H+P』

「興奮しちゃったら……お神輿じゃなくてメルルをかついでわっしょいわっしょいしちゃってもいいんだよ」

わっしょいわっしょいwwwwwww

今回はシナリオ、えっちさが良いバランスで成り立っていたと思う。

ポスター付録その2。何なの、ショートショートだと、みんないつもよりはっちゃけるの?

コミカライズの絵……orz

『蒼穹のカルマ』

4コマがどんどん酷くなっていくw

『Re:』

ドラマCD企画進行中。決定と、どう違うのか理解らない。

短編は本編からギャグパートを抜き出したような内容で面白かったです。

『東京レイブンズ』

ドラマCD化決定。メディアミックスのスピードが早過ぎてアニメ化の未来しか見えないぜw

『RPG W(・∀・)RLD』

特集とコミカライズ。エルとリサポンのナース姿がエロくて困る。何か、この作品の特集って毎回、お色気頼みじゃね?w

次号からは今野隼史さんによる4コマが始まるとか。これは楽しみだ。

『だから僕は、Hができない。』

短編登場。あれ、何か1巻全体よりエロくね?

ポスター付録その3。ショートショートがやたら凝っていて吹いた。

コミカライズは絵がアレでナニだけど、話が面白いので楽しめてきました。って、この作品までちょっとエッチの括りなのかよw

『鋼殻のレギオス』

ピンナップとその裏のショートショートもいつの間にか連載になったらしい。次号予告にも載ってます。
グレンダンのキャラをフィーチャーするのかな?

連載はまたしてもクララのターン!!って言うか、どんどん酷いことになってきたw
フェリに名前忘れられてるエドに全俺が泣いた。

コミカライズはページが少なくて、ぐんにょり。って、こっちも第十四小隊かよwwwwww
エーリの出番が多い気がするけど、深遊さん、気に入ったんだろうか。

『Others!』

新連載コミック。隔月なのに4ページしかないって、どういう構成なのさ……。

『棺姫(ひつぎ)のチャイカ』

ようやく『ストジャ』が完結したというのに、次号より榊さんの新連載が開始。
今回はビジュアルイメージと簡単が粗筋を公開。美少女が棺背負ってるって、どっかで榊さんがネタとして喋ってなかったっけ?

『スレイヤーズ』

新刊タイトルの『ねちゃねちゃの季節』が気になって仕方がないw

『氷結鏡界のエデン』

ドラマCD化決定。何なの、ドラマCD祭なの?

『フォルテシモ アコルト ビーサスフィーア』

ノベライズ。作品紹介見てたら、『Fate』っぽいんだが……。

その他

かつて富士ミスから刊行されていた『レンテンローズ』が幻狼ファンタジアノベルスから復活するらしい。これまた懐かしいものを……。

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+

富士見ミステリー文庫

SHI-NO-シノ- 君の笑顔 (富士見ミステリー文庫)

著:上月 雨音 イラスト:東条 さかな

「支倉さん……貴女以外の他人、必要ですか?」
「…………」
「断絶の向こう側に、あの人の姿を望みますか?」
「……分からない」
「あの人の元へ駆けつけたいと、そう思いますか?」
「…………」
「その感情を、恋と呼ぶんですよ」

約七ヶ月の積み。三ヶ月振りの新刊。『ROOM NO.1301』最終巻とセットで富士ミス最後の配本です。シリーズ十巻目にして最終巻。

冒頭ではキララ先輩と一緒に行動していた富樫さんと高柳さんが死亡したことが判る。また、キララ先輩は片足を失った。今まで、一番最初から居たキャラクターには負荷逆的な被害は降り掛からなかったから安心していたら、このザマですよ。
最後の最後で、こんなに重い要素を入れる必要あるかなぁ?「僕」を積極的に行動させるための起爆剤ってことなのかな。

ミステリー部分はいつも通りといった感じか。大分前に登場したゲストキャラを犯人に持ってくるという構成は面白かったな。

終盤、志乃ちゃんは真白ちゃんから「僕」への恋心の芽生えを指摘される。最後にLOVEを持ってくる構成だからこそ富士ミスで生き残れたのかな。

エピローグでは中学生になった志乃ちゃんのブレザー姿が拝める。よく見ると、表紙で見切れてるのって中学生になった志乃ちゃんなんだよな。
「僕」との半同居生活は続いているようで、エロいことし放題だな!(ぇ
そんな「僕」は毎朝、出掛ける志乃ちゃんに笑顔で「行ってきます」と言うことを義務づけた。くそう、何てペド野郎だ!俺と代われ!
最後の志乃ちゃんの笑顔はイラスト的にも構成的にも反則と言わざるを得ない。

総評
そういうわけで三大ロリ小説の一角『SHI-NO』全十巻、これにて完結。何といっても志乃ちゃん可愛いよ志乃ちゃんなシリーズでした。
嗚呼、真白ちゃんに玩具にされたい願望もあったな(ぇ

最後まで本名の明かされなかった「僕」に感情移入して読むとヘヴン状態!の良シリーズでした。志乃ちゃんのキャストはみゆきちでドラマCDにもなったんだっけ?

え、ミステリー部分が雑だったって?細けぇこたぁ良いんだよ!

それはそうと、絶対に一冊は出せる筈の短編集をですね……。

シリーズ完結から七ヶ月経った今でも上月さん復活の報は聞かないが、どうしてるんだろうなぁ。主だった富士ミスの作家さんは他の出版社に脱出するか、ファンタジアで執筆してるけど……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック! (富士見ミステリー文庫)
ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック! (富士見ミステリー文庫)

富士見ミステリー文庫

SHI‐NO―シノ 夢の最果て (富士見ミステリー文庫)

著:上月 雨音  イラスト:東条 さかな

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  シリーズ第七巻。

  今回学んだことは、女性のトイレには排便の音を誤魔化す擬音装置なるものが付いていることがあるということ。排便の音を聞かれないようにするために、用をたす前にわざと水を流すっていうのは知ってたけど、まさかそのための装置があるとは……。まぁ、確かに毎回それで水を流してたら、二倍の水が必要になって激しく不経済なわけだが。

  さて、やっぱり志乃ちゃん可愛いよ志乃ちゃん。しかも今回は、先輩のフラグまで立っちゃいましたよ、奥さん!!でも、つるぺたひんぬーに勝てるわけないじゃないか。

  このシリーズの感想って、毎回こんなんだよなぁ。だって、トリックについてなんて、書きようがねーじゃねーか。

燃:C  萌:A  笑:B  総:A

富士見ミステリー文庫

タクティカル・ジャッジメントSS 紅の超新星、降臨! (富士見ミステリー文庫)

著:師走 トオル  イラスト:緋呂河 とも

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  シリーズ初の短編集。「SS」は「スーパーサディスト」の略らしい。ホントかよ。短編では山鹿よりも、皐月がメインとなっている。

  何で、雪奈が出てないんだろうと思ったら、全部一巻以前のエピソードなのね。

  嬉しいのは、全て雑誌掲載時の扉絵を収録してくれているところ。『二ノ宮くん』なんかも一部雑誌掲載時の扉絵を収録していたが、全部というのは凄い。

 

『壊れた時計でもうける方法?』

  記念すべき、雑誌掲載一発目。文庫一巻の発売と、ほぼ同時期に掲載された短編。山鹿と皐月の出会いが語られている。

  皐月のキャラを担当さんがいたく気に入ったらしく、投稿時には存在していなかった皐月を登場させるべく、一巻の原稿を書き直させたらしい。何という鬼畜。

 

『チェスで十倍もうける方法?』

 ここからは今は亡きファンタジアバトルロイヤルに掲載。柄の悪い連中を相手にしているときの山鹿は普通に格好良いな。

 

『借金と浴衣でもうける方法?』

  黙っていれば可愛い皐月の浴衣姿が眩しい。しかし、夜店で女子中学生喫茶の出店を許すどころか、ヤキソバ等を作る手伝いまでする親御さんって、どーなんだ。

 

『はじめてのさいばん』

  裁判は文庫で散々やってるから、短編では禁止。しかし、皐月が主人公なら良し、という担当さんの命令で、学級裁判シリーズ第一弾。物凄く好評だったらしく、これ以降、ファンタジアバトルロイヤルの連載作品に昇格。

  確かに、メインターゲットである中高生が身近に感じれる問題で裁判を行うことで、良質なエンターテイメントに仕上がっているように思う。

 

『正しいカードの使い方?』

  借金を作っては踏み倒し、を繰り返す、どうしようもない駄目人間が一泡吹かされる話。超気持ち良い!

 

『影野英治観察記録  著・さつきいよ』

  書き下ろし。後書きによると、文庫を出すに当たっては一本書き下ろしを収録することになっているそうな。じゃあ、収録されていないものは一体何なんだ……。著者多忙とかだろうけど。

  内容は影野が普段どうやって人脈を作っているかというもの。可もなく不可もなく。

 

  そういうわけで、短編集第一巻でした。安定した良作。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

コミカライズ,富士見ミステリー文庫

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2)

原作:桜庭 一樹  漫画:杉基 イクラ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  上下巻同時発売。直木賞受賞直後と、凄い良いタイミングでコミックス出たな。スルーしようかなと思ったんだけど、まぁ一応ラノベのコミカライズだしなぁ。

HOLiC』みたいな装丁なのでB6サイズとはいえ、お値段が高めになっております。

  まぁ、それは良いとして、予想外にクオリティが高い件。これ、ちゃんと原作の内容憶えてたら、かなり楽しめるんだろうなぁ。全然憶えてねぇや!でも、なぎさと藻屑の髪が長かったことは、しっかり憶えてるぞ!何で二人とも短くなってんだ……。

 って、よく考えたら、「キャラ原案むー」って書いてねぇ!?何という仕打ち……。

  そんな感じでコミカライズでした。買うだけの価値があって良かった良かった。

燃:C  萌:B  笑:C  総:A

富士見ミステリー文庫

タクティカル・ジャッジメント〈4〉ろくでなしのリアクション! (富士見ミステリー文庫)

著:師走 トオル  イラスト:緋呂河 とも

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。この巻から、新しい装丁に。

  さて、山鹿のライバルとでも言うべき、東ヶ崎検察官登場。取り敢えず、口絵の描き文字ダサっ!!

  山鹿に負けず劣らず、よく舌が回る東ヶ崎。そのため、今回はかなりの苦戦の末の辛勝。前三巻のような盛り上がりには欠けたかな。

  そして、ラストでは皐月が温泉の招待券を福引きで当てるという、次巻へのネタ振りが。

  ところで、後書きでの『がらくたのフロンティア』の宣伝が切な過ぎる……。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A