漫画

荒川アンダー ザ ブリッジ 9 (ヤングガンガンコミックス)

作:中村 光

「うるせーな、聞きたくねーよ」
「ここにいる全員、何かしら重いもん腹に抱えたまま、ここに来てる」
「そいつは見せ物じゃねえ。俺らが見た所で何もしてやれねえ。それぞれが抱えてるしかねえもんだ」
「そのまま入ってくりゃいいよ」
「ここには痛がる人の腹かっさばいて、はらわたまで見せ合わなきゃ人を信じらんねーようなやつはいねーよ」

村長が格好良過ぎるぜ……!

さて、今回は島崎が河川敷の住人に加入ということでラブトラップに期待したんだけど、ギャグはちょっとスベり気味か。

それは置いといて、シャフト制作でアニメ化キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

『中村工房』時代から知っている俺はアルティメット勝ち組だぜヒャハー!!
放送開始は早けりゃ一月だろうけど、四月くらいの心積もりしといた方が良さそうだな。

燃:B- 萌:B 笑:B+ 総:B+

漫画,講談社BOX

こぐまレンサ 完全版 (講談社BOX)

作:ロクニシ コージ

「あたな自身の心が愛を生かすのだ――」

講談社BOXだけど漫画だよ!後輩T君が読んで感想書いてくれと言うので借りてきました。元々はヤンマガで連載されていた作品で単行本も普通に出ていたのをこの度完全版として一冊にまとめたということらしい。

天使とも悪魔ともつかない少女コグマが様々な人間の人生に、時に大きく時に少しだけ関わっていく連作短編集。
と思いきや、中盤あたりから各エピソードの間に関連性が見え始め、一気に要素がリンクしていき、最後にコグマという少女の正体にまで迫っていく構成が面白かった。
ただ、これ解説にも書かれてるけど、雑誌連載で読んでるとかなり判り難い構成なんだよな。単行本で纏めて読んでこそ初めてその面白さが判るタイプの作品だと思う。

絶対自発的に読まないタイプの作品なので、ある意味貴重な出会いと言える。

燃:B+ 萌:C+ 笑:B 総:A-

アニメ,漫画

「アンタ達と仲良くしててもガーディアンになれるかな?」
「ムリムリムリー!」

最初に言っておく。

こ れ は 酷 い

『しゅごキャラ!』のアニメが三年目に突入ということで大幅リニューアル。アニメの続編『しゅごキャラ!!!どっきどき』、しゅごキャラ達が活躍するショートアニメ『しゅごキャラ!ぷっちぷち』、そしてしゅごキャラエッグによる実写パートのトークコーナーの三部構成なんだが、こんなんリニューアルちゃう!!ただの劣化や!!
低予算で片手間に作ろうとしているとしか思えない……(´・ω・`)

もう、しゅごキャラエッグのオープニングトークで心折れそうになった。『パーティー』全体のOPは八割がガーディアンズ4の実写映像。

『ぷっちぷち』はちょっと間隔を空けての二本立て。NHKでやってそうなテンションでぐんにょり。まぁ、この辺は事前情報の時点で予想がついてたけど。

しゅごキャラ図鑑コーナーではタイトル通りしゅごキャラの簡単な紹介を。一回で二体も紹介したら、すぐ終わるんじゃ……。

後半は『どっきどき』。ここで『どっきどき』用のOPが。曲は良いのに作画がgdgd過ぎる……orz
gdgdっつーか殆ど使い回しじゃねぇか。
本当にこれ、今までと同じサテライトが作ってるの……?

タイトルコールは無くなり、話数のカウントもリセット。
あむはアニメオリジナルキャラ、黒ニーソ要員りっかと出会うことに。彼女はしゅごキャラが見えるだけでなく、何と×たまの声も聞こえるらしい。
りっかの家には大量の×たまが。

って、あむの学年はどうなってんだ。卒業間近なんだろうか。

ここまで来たら、もう察しはつくだろうがキャラなりやオープンハートも使い回し。キャラなりシーンは意味理解らん枠が付いたけど。

ちなみに次回予告は無し。

最後にはしゅごキャラエッグ四人目のメンバー募集告知が。応募資格は小一から中三までって書いてあったけど、これって視聴者や読者の興味を向かせるために幅広く設定してるだけで、実際は小学校低学年とか取らないんだろうなぁ。

EDはBounoのPV。曲は良さげなのに、その他の何もかもが酷過ぎる……。

そういうわけで、もうどうしようもない三年目でした。こういう作りにするってことは本来のターゲットに好評で続いているんだろうか……。
大きいお友達人気で続いてるんだと思ってたんだけど。
流石にこれはもう視る気が起きません。

むしろ番宣やってた『あにゃまる探偵キルミンずぅ』が気になります。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:C+

DVD付初回限定版 しゅごキャラ! 第10巻

漫画

会長はメイド様! 8 (花とゆめCOMICS)

作:藤原 ヒロ

「…ドリンパドルンパウソツケナーイ」
「…放してほしい?」

うわぁあああぁあああああああ、妊娠(ry

文化祭編でいくとこまでいっちゃった感のある美咲と碓氷キュンですが、案の定ズルズルパターンに突入した模様。

一発目はメイド・ラテ、魔女ッ子アニメとのコラボイベントの巻。何だか藤原さんの魔女ッ子アニメへの偏見が垣間見えた気がするぞ。

ここで新キャラ、美咲の母、美奈子さんと妹、紗奈(すずな)が登場。紗奈が『よくわかる現代魔法』の嘉穂に見えるのは俺だけですかそうですか。

どうでも良いが、この作品で一番美少女なのって葵じゃね?まぁ、一番の萌えキャラは碓氷キュンだがな!<何なんだ

今回は三馬鹿がメインの特別編を収録。普段三頭身だから急に頭身が増えると誰か判らねぇw

そしてテレビアニメ化決定、ようやくキトゥアアアアアアアアアアッ!!京アニ制作って噂が出てるけど、本当かな。マヂネタだったらアルティメット勝ち組なわけですが……。
アニメ化記念ということで、余白のおまけコーナーでは担当ヂュンミ祭り。これ、質の悪い担当レイプじゃね?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

アニメ,漫画

第三十七話「誤字院原の敵討」
第三十八話「われらライナス」
最終話「楽天大賞」

「小森さんがお国のために包まれている!お国の景気のために包まれている!!」

最終回とは言え、いつも通り。OPの変化に期待していたけど、何も無し。と見せかけて一瞬だけ映るペンギン(?)のカットが動くようになっていた。よく気付いたな俺。

内容は完全にいつも通りか。『仮面ライダーディケイド』のキバーラが出てきたのには吹いたが。

一応ラストということで、1stEDを使用し、その後におまけコーナーあり。きよひこって言ったら、あずまきよひこさんしか思い浮かばねぇw
きよひこのキャストは大槻ケンヂさんで新曲をちょっとだけ披露。

でも最後の最後で小林画伯が全部持っていくワナwwwwww
あれ、ズルいw

総評
そういうわけで、『【懴・】さよなら絶望先生』全十三回でした。やっぱり『化物語』と同時進行にした意味が理解らない。あからさまにクオリティが下がっているのが残念だった。ネタ自体は面白かっただけに勿体無い。

シャフトお得意の差分変化はあったけど、これまでのシリーズはもっと頻繁に変わってたと思うし。

取り敢えず女性陣は今回も可愛かったです。

後番は『アスラクライン2』。番宣でテンションマックス!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

さよなら絶望先生 第18集 限定版
さよなら絶望先生 第18集 限定版

漫画

ONE PIECE 巻55 (ジャンプコミックス)

作:尾田 栄一郎

「お前は…何だ」
「友達(ダヂ)!!!!」

登場人物紹介が激変。麦わら海賊団はルフィ以外消滅しました。今回、他のメンバーは扉絵くらいにしか出てないもんな。

さて、エースを救出するべくインペルダウンを突き進むルフィ。だが、監獄署長マゼランの能力の前に敗北を喫する。身体に触れたら、こっちがダメージを喰らうなんて相性悪過ぎる……。

絶命確実となったルフィだったが、ボンちゃんの友情パワーと伝説のオカマ、エンポリオ・イワンコフのホルモン能力が彼を救う。
この治療でルフィは十年寿命を縮めたらしいが……。確かギア2の発動も寿命を削ってるんじゃなかったっけ……?
あ、分かった、覇気を習得して全部帳消しですね。今回既に覇王色の片鱗を見せてるしなぁ。

目的が多少合致したため、今回は更にクロコダイルにMr.1、ジンベエまで加わり、何というかもうチート祭りか!!
ロギア一人でも大概チートなのに……。

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

アニメ,漫画

「無価値なものなんて何処にも無い!みんな誰かに必要とされて生まれてきたんだ!!」

今回はOP前のしゅごキャラによる今回のエピソード解説は無し。最後だからこそやっても良かったと思うんだけど……。

さて最終決戦。大量の×たまが合体した超巨大×キャラとの戦い。
アミュレットハートのオープンハート・フルボリュームで大撃破。技の途中でハート→スペード→クローバー→ダイヤ→ハートと切り替わっていく演出がアツい。でもフォーチュンは?

そして明かされるエンブリオの正体。実は今まで皆がエンブリオと思って必死に追い求めていたのは、ヒカルが自ら追い出した、彼のこころの卵だったのだ。
な、なんだってー!?じゃあ、今まで皆の苦労って一体……(´・ω・`)

まぁ、確かにあれがエンブリオである証拠なんて何にも無かったよな。大量の×たまが浄化されるときに現れていたのは持ち主を捜していたからか?

イクトのもう一つのたまごは父アルトのものだそうな。父はまだ生きていると確信したイクトは捜索の旅に出るよう。

最後には空海と海里と二階堂先生がちょろっと登場。三条さんの事務所の引っ越しを手伝わされていました。イースターが普通の会社になったため、圧力を掛けられることがなくなったようだ。

EDは一期の1stEDを使用。ダイヤはもうたまごには戻らないみたいだな。

総評
そういうわけで、『しゅごキャラ!!どきっ』全五十一話でした。原作が月刊連載のものを一年単位でやろうという時点で大幅な引き伸ばしが必要なのは理解るし、ナナと?キャラのアイデアは良かったと思うけど、それを最終決戦に活かせなかったのが残念か。
歌唄が助っ人に来るタイミングの前後で一緒に出せば良かったのに。

変身シーンに関しては一期よりもクオリティが上がり、見ていて楽しかったです。特にクラウンドロップのキャラなりは格好良かった。

主題歌をほぼ一クール毎に変えたのは凄かった。今って、それが普通なのか?EDは一番最初のが好きだったけど。

そして続く第三シリーズは『しゅごキャラ!パーティー!』。本編『しゅごキャラ!!!どっきどき』、しゅごキャラメインのショートアニメ、実写パートの三部構成。予告映像を見る限りでは、予算削減と大幅引き伸ばし戦法の気配しか感じれねぇ……(´・ω・`)
取り敢えず一回目は視るけど、切り捨ての可能性大だなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)

漫画

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)ムダヅモ無き改革 2巻(近代麻雀コミックス)

作:大和田 秀樹

「国士無双十三面(ライジングサン)!!!」

近代麻雀だったかで連載中の現役政治家をモチーフにした、というかそのまんまのキャラが多数登場するチート麻雀漫画。
部室に入荷したので読んでみました。

ある程度のチート展開が無いと漫画として成立しないのは理解るが、配牌の時点で役満張りかけが普通とかイカレてるとしか思えねぇw

麻雀としては頭おかしいが、漫画として読むと非常に面白い。一昔前のジャンプ漫画の展開を思い出させる。『男塾』とか。
白を十四枚揃える下りのアツさは異常。

主人公の小泉さんや麻生さんはかなり格好良く描かれているが、一部本人が見たら激怒しそうなキャラが居る件。
また、ネタもかなり危ないものを扱っている。点テポドンとか描いた作者も作者なら、OK出した編集も編集だなw

そして、これアニメ化ってどういうことなの?馬鹿なの?死ぬの?
よくてケーブルテレビ、まぁOVAだろうな。地上波とかだったら吹く。若しくはキャラの名前と外見を変えるかか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:A 総:A+

アニメ,漫画

第三十四話「三次のあと」
第三十五話「葬られ損ねた秘密」
第三十六話「閉門ノススメ パート2」

「開けなければ可能性を持ち続けられるのです!」

黒板に『化物語』のありゃりゃ木さんっぽい絵が描いてあったのは気のせいだろうか。

今回もいつも通り。ネタのヤバさは酷くなってる気がするけど。

ED後には「いけないカエレ先生」のなんちゃって主題歌が。このクオリティを本編に回せば良いのに……w
もう小林さんが歌ってるってだけでネタじゃないすかw

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

さよなら絶望先生 第18集 限定版
さよなら絶望先生 第18集 限定版

アニメ,漫画

「平気かい、お姫様?」

セブンシーズトレジャーはヨルとイクトのもう一つのたまごとの同時キャラなり。ヨルはもう一つのたまごに何やら心当たりがあるらしいが……。

遂に明らかになる御前の正体。ある程度示唆されてはいたが、その正体はあむが出会った謎の少年で、彼こそが専務がヒカルと呼んでいた人物で、孫でもあった。

ヒカルの両親は既に亡くなっており、専務は彼に帝王学を教え、イースターの会長に据えたらしい。この辺は原作でもそうなんだろうか。

燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A-

しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)