電撃文庫

おまえなんぞに娘はやれん (電撃文庫)
著:丸山 英人 イラスト:月神 るな

「無茶したね」
「知らなかったのか?娘のために戦うのなら、お父さんは最強なんだぞ」

約5日の積み。電撃文庫。単発作品『隙間女(幅広)』から6ヶ月、丸山さんの新シリーズがスタート。
イラストはメガミ文庫『雑魚神様』でお馴染み、月神るなさん。
力強い毛筆体のタイトルロゴが目を惹きます。

主人公、隼人は高校の部活紹介で運命的な出会いを果たす。家庭科部部長、霧島萌は彼の前世の娘だったのだ。
最愛の娘を愛でようと、彼女に接近する隼人だったが、どうやら容姿端麗成績優秀な生徒会長が萌を狙っているようで。隼人は大切な娘を守るため、生徒会長に勝負を挑むことになるのだが……というお話。

隼人が萌に向けるのは、父親としての愛であって、そこに恋愛感情など全くない。とは言え、当然周りには、そんなことが判る筈もなく、幼なじみのたらちねも巻き込んで事態はややこしいことに。
この人間関係はなかなか面白い。
また、前世の記憶があるということは、自分が大切な人達を残して死んでしまったことも自覚してしまうわけで、その辺りのシーンは涙腺が爆発しそうになる。

紆余曲折を経て、隼人はイケメン生徒会長を萌の相手として認めざるを得なくなるが、肝心の萌は隼人にフォーリンラブしちゃったわけで。予想外でも何でもない展開だけど、だからこその面白さってのがあるよな。
最終的に、どう落とし込むのか気になる。

と言うわけで、『おまえなんぞに娘はやれん』でした。これはちょっと期待出来るかも。

燃:B- 萌:B+ 笑:B 総:A

アニメ,電撃文庫

「上等だ、オリアナ=トムソン。これがてめぇのやり方だって言うんなら。無関係な人間を散々巻き込んだ挙句に、それを見て何も感じないって言うんなら。てめぇのフザけた幻想は!俺がこの手で!跡形もなくブチ殺してやる!!」

サブタイは「ルートディスターブ」と読みます。
さて、オリアナらしき人物を発見した上条さんは土御門と連絡を取り、彼女を追跡することに。だが、追跡封じの異名を持つオリアナの前に苦戦。土御門とステイルは自分達が傷つくことを一

切構わず、オリアナを捕らえようとする。
それを見た上条さんはイライラを募らせる。
そこへ更に無関係の一般人、吹寄が巻き込まれたことで臨界点突破。

上条さんに翻弄される美琴は可愛いけど、茹で蛸みたいに真っ赤になる演出はどうなのかと。あそこまで赤くすると、何だか滑稽に見えちゃうんだけども。
ちなみに、今回、婚后さんがちょろっと登場してます。原作でも、このタイミングで出てたっけなぁ。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)

電撃文庫

隙間女(幅広) (電撃文庫)
著:丸山 英人(ひでと) イラスト:ミヤス リサ

「いいですか、刃物や立ち位置などの小道具に頼ることなく、ただ見るだけで怖がらせる。それが隙間女の誇りであり、存在理由なんです。隙間から移動することなく、何時間でも、何日でも 、家主が発狂するまで執拗にただ見つめ続ける。それこそが隙間女の美学ってもんです!」 「天性のストーカーじゃねえか」 「失礼な。私たち隙間女の視線に偏った愛情など欠片もありませんよ。そこにあるのはただただ恐怖させることだけを考えた、純粋で粘着質なプロ意識だけです!変態と一緒にしないでくださ い!」

約6ヶ月半週刊の積み。電撃文庫。『夜と血のカンケイ。』が3巻打ち切りとなった丸山さんが5ヶ月振りに送る新作は、電撃文庫MAGAZINEに掲載されたデビュー短編を含むエピソード5本を 収録した短編集。いずれの短編も都市伝説をモチーフにしつつ、ハートフルラブコメに仕上がっている。
イラストは富士ミス『フォルマント・ブルー』『すてるがかち!』、MF文庫J『さくらら!』あたりでお馴染みのミヤスリサさん。

『隙間女(幅広)』

表紙の「幅広」の文字は物凄く小さく書いてあるw
雑誌掲載時にはイラストが鶴崎貴大さんだったのに何故変わったし。

黒髪ストレートの針美が可愛くて困る。

『消えない傷と恋占い』

もう、何だかんだでLOVE寄せしちゃうんだからぁ。

『デコは口ほどにものを言う』

話が終わった後のニヤニヤ展開を妄想するだけで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!<落ち着け

『花摘みの園で相席を』

これもやはり本編終了後にイチャLOVE展開になりそうで大変アレでナニ。 あ、黒タイツは正義です。

『隙間女(飽和)』

飽和てw
最後は表題作の後日談。俺の家にも針美みたいな隙間女が居たら良いのに。食費が大変なことになりそうだが。
ラストの挿絵の針美がとても可愛いです。

まとめ

設定に、やや強引なところはあるものの、そこかしこから漂うLOVEの気配に悶絶です。
ライトノベルで、こういう登場人物が共通しない、ほぼ完全独立形式の短編集は珍しいので貴重だと思います。ぱっと思いつくので、『ある日、爆弾が落ちてきて』くらいしかない。

次は2011年1月に新シリーズ『おまえなんぞに娘はやれん』です。もう出てます。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A+

著者リンク
おまえなんぞに娘はやれん(2011/01)

第15回電撃小説大賞リンク
アクセル・ワールド01 -黒雪姫の帰還-(大賞、2009/02)
ロウきゅーぶ!(銀賞、2009/02)

電撃小説大賞電撃文庫MAGAZINE賞リンク
失恋探偵ももせ(第19回、2013/04)

アニメ,電撃文庫

「おい、みんな。もう一度だけ訊く。本当にやる気が無ぇのか?」

原作9、10巻の大覇星祭編に突入です。「大覇星祭」は「だいはせいさい」と読みます。
大覇星祭とは学園都市全体で行われる体育祭のこと。アニメ1期のラストはオリジナル展開込みで大覇星祭。そう思っていた時期が俺にもありました。

冒頭では上条さんの母、詩菜さんが初登場。まぁ、インデックスの姿で1回出てるけれども。旦那さんの神がかったフラグ立てに怒髪天w
ここで美琴の母、美鈴さんも登場。
何気に今回、新章突入とはいえ新キャラ多いな。上条さんのクラスメイト、吹寄制理(ふきよせ・せいり)も初登場。って、声高ッ!
そして乳揺れ過ぎ・・・・・・。正直、引く。

こんだけ、ごったかえした状態なんだから、背景に佐天さんを登場させても良いと思うの。折角、黒子と初春のシーンがあったのに。絶好の投入チャンスじゃないかと思うわけだが。

そして学園都市に潜入した今回の敵オリアナ=トムソンが動き出す。キャストは柚木涼香さんなんだけど、この人、固法先輩のルームメイトの柳迫碧美も演ってたよね。
電話相手として、リドヴィア=ロレンツェッティも声だけ登場。

ところで、ローラの髪の毛ほどいたら長さすげーなw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)

雑記,電撃文庫

やはり10日に送ってきました。世間的には7日か8日くらいには出てたと思います。ブツは、

・ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト
・オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち
・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり
・ほうかご百物語あんこーる
・輪環の魔導師8 永き神々の不在
・Baby Princess⑥
・竜と勇者と可愛げのない私 <3>
・~覚醒遺伝子~ 時かける翼
・神と奴隷の誕生構文Ⅲ
・なれる!SE3 失敗しない?提案活動
・煉獄姫 二幕
・レイヤード・サマー
・おまえなんぞに娘はやれん
ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト (電撃文庫)
オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり (電撃文庫)ほうかご百物語あんこーる (電撃文庫)輪環の魔導師〈8〉永き神々の不在 (電撃文庫)Baby Princess (6) (電撃文庫)竜と勇者と可愛げのない私3 (電撃文庫)~覚醒遺伝子~ 時かける翼 (電撃文庫)神と奴隷の誕生構文III (電撃文庫)なれる!SE3 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)煉獄姫 ニ幕 (電撃文庫)レイヤード・サマー (電撃文庫)おまえなんぞに娘はやれん (電撃文庫)

の計13冊。

『よめせんっ!』4巻は延期のお詫びが電撃の缶詰に掲載されています。こんなにはっきりと延期のお詫びなんか載せるのって電撃だよな。
ちゃんと発売されていれば、『なれる!SE』の紹介が小さくなっていたのだろうか。不自然にデカいし。

『みーまー』『ほうかご百物語』『覚醒遺伝子』は完結か。

電撃大王ジェネシスってオリジナルコミック誌って謳ってるのに、『超電磁砲』の付録が付いてるって、どういうことなの。

アニメ,電撃文庫

「悪ィが、ここから先は一方通行だ!!」

残骸編後編。サブタイは「ムーブポイント」と読みます。

さて、怪我した身体に鞭打って、再び結標と対峙する黒子。今度こそはと思ったものの、後一歩というところで敵わず、逃走を許してしまう。
ビルの倒壊に巻き込まれそうになった彼女を助けたのは上条さんと美琴だった。
崩壊する瓦礫から瓦礫へ跳び移って、黒子を助けに来るとか、上条さんの身体能力がチート気味です。

上条さんや美琴とはぶつからずに済んだ結標だったが、連絡を取った上司は警備員に潰され、行く場所を失くしたところを一方通行に襲われ、フルボッコに。顔面いがむくらい殴られていて吹いたw
結標さんが可哀想になってきたぜ……。

いつもなら、最後に黒子のフラグが立って終了となるところだが、珍しくフラグは立たずじまい。まぁ、黒子はお姉さまにZOKKONだものな。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)

電撃文庫

恋する鬼門のプロトコル (電撃文庫)
著:出口 きぬごし イラスト:をん

「葉介はんはたまものことを想うて、ウチのコト、黙ってはりました。そのことで葉介はんは、たまもに見返りを求めてはりまへん。何も知らんさかい、今後もたまもが葉介はんに感謝することもありまへん。無償の愛どす。ウチが一番嬉しいんは、そういう愛なんどす」
「葉介はん。ウチが嬉しかったんやから、それは愛どす。愛っちゅうもんは、相手が愛だって感じれば、愛なんどす」

約6ヶ月3週間半の積み。電撃文庫。電撃小説大賞受賞は逃したものの、担当さんの目にとまり、デビューした新人さん。
イラストはMF文庫J『黒姫のユズハ』『三流木萌花は名担当!』、HJ文庫『デウス・レプリカ』でお馴染みのをんさん。

正直、最終選考にさえ残っていない電撃の新人って、良いイメージ皆無なんだけど、ところがどっこい面白かったです。

最初は高校デビューを狙う少女たまもと幽霊が見える少年、葉介の視点が交互に描かれていくという構成。
中盤からは脇役の視点も多少混じってくるが、基本的には上述の2人の視点で物語は進行していくことになる。

中盤まではMFのような、ちょっと不思議要素ありのラブコメの風情なんだが、コンピュータ用語とオカルトが絡まり出したあたりから、ラブコメというにはシリアス、かと言って、じゃあ何なんだ、という展開に。学園サスペンスとでも言えば良いのか。

中盤までは登場人物のちょっと風変わりな青春っぷりに、中盤以降はたまもの中に眠る妖狐チーの甘えっぷりに、ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああってなります。

応募時は全文がブログ風の日記体だったらしいけど、だから本文中で当たり前のように芝を生やしてるのか?
また、途中で何箇所か横書きのウェブページをそのまま見せるという手法を採っている部分が。
読者をすんなり、この演出に馴染ませるために、敢えて通常の本文の中にネット上の文章っぽく芝を生やしているんだとすれば、大したもんだと思うが、考え過ぎだろうなぁ。

惜しむらくはサブヒロイン、ユリアのお父さんを殺しちゃったことかなぁ。死人が出ちゃったことで、ラブコメがやりづらくなったんじゃないかと思うわけだが。続刊でどんなテンションになってるかですね。

つーわけで、『恋する鬼門のプロトコル』でした。多少分厚いでの、とっつきづらかったんだけど、落とし所が分かんなかったこともあり、面白かったです。続刊にも期待。
新年早々良い新作が読めて嬉しいな。まぁ、出たの半年以上前だけどな!!
次は2010年10月、その次が2011年3月。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
恋する鬼門のプロトコル <2>(2010/10)

著者リンク
サディスティックムーン(2014/11)

イラストリンク
三流木萌花は名担当!(MF文庫J、2009/09)
落第騎士の英雄譚(GA文庫、2013/07)

 第16回電撃小説大賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(銀賞、2010/02)
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
月光(最終選考、2010/09)
マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
平安鬼姫草子 ~神ながら神さびせすと~(4次選考、2010/10)
彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)

電撃小説大賞3次選考リンク
はい、こちら探偵部です(第14回、2010/10)

 

アニメ,電撃文庫

「何ですの、このイジりようのないマジ反応……!」

サブタイは「レムナント」と読みます。と言うわけで、新章残骸編に突入です。このエピソードは番外編的位置付けが強く、上条さんの出番はあんまり無い。後々展開する暗部編にも繋がってくる部分が多いか。

メインどころとなるのは皆さんご存知、白井黒子とゲスト結標淡希(むすじめ・あわき)か。
原作とは異なり、間に『とある科学の超電磁砲』が挟まっているので、黒子に対する印象は大分違うかと思われ。
また、初春は本編初登場なんだっけか。
ついでに佐天さんや固法さんが出て来ても良さそうなもんだが。

導入こそ軽々しかったものの、後半は一気にシリアス展開に。
それはそうと、打ち止めに翻弄されてる一方通行さん萌えw
黒子とか妹達のサービスシーンはあざと過ぎて何だかなぁ、と。

ところで、長らく録り溜めしていた『灼眼のシャナ』の再放送の視聴を思い切って、やめることにしました。正直、消化がおっつかねぇ。
それにどうしても見たくなったら、本放送を録画したDVDを回収して来ても良いし、DVDを買っても良い。廉価版も出てるようだしね。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 01月号 [雑誌]
掲載作品と関係ある既刊の消化にかかってたら、読み終わるのがこんなに遅くなっちまったぜ……。

『とある魔術の禁書目録』

表紙。振袖姿のインデックスと美琴。シスター服以外のインデックスさんは貴重か。

PSPゲームではシナリオモードに麦野編があるそうで。これまたマニアックなキャラを……と思ったけど、もしかして人気あったりするんですか?

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

アニメのルート分岐はこっちで知ったんだけど、先にアニメ最終話を視ちゃったので、そっちに書きました。

『電波女と青春男』

アニメは制作シャフトだそうで。ラノベ原作アニメは珍しいな。『化物語』は入ってませんよ?
放送局はBS-TBSが追加。MBSではやらんのかなぁ。

『シアター!』

舞台は作品の元ネタとなった劇団、劇団子が演るそうで。何という逆輸入。

『さくら荘のペットな彼女 青山七海の乙女なクリスマス』

サブタイ通り、七海が主役のエピソード。報われない結末が判り切っているだけに切ない……。

『C^3 -シーキューブ-』

電撃大王でコミカライズ決定……だと……?どうせ何一つメディアミックス出来ないまま、ひっそりと完結するものとばかり……。
つーか、これこそ電撃G’s magazineでやれよ!

『レトロゲームマスター渋沢』

『ギャルゲーマスター椎名』のスピンオフが連載開始。そもそも同じ学校が舞台かどうかもよく判らん。
主人公、渋沢とカタブツ委員長が放課後の僅かな時間、2人きりでレトロゲームを楽しむ、というストーリー。
個人的には、本編よりこっちの方が好みかも。

『アクセル・ワールド』

あれ、何だかすげー読み応えあるぞ……?そっか、原作の最初の方は内容忘れてきてるからか(ぇ
ページ数もがっつりあって、だから電撃大王でやれば良くね?

『ソードアート・オンライン アインクラッド』

アスナ本格参戦。やたらヒロインしていて可愛いです。

『そ~どあ~と☆おんらいん。』

こっちもアスにゃん可愛いよアスにゃん

『現代的怪異譚』

『9S』でお馴染み葉山透さんの新作。ゆくゆくはメディアワークス文庫での発行を狙っているのか、イラストは無し。
しかし、設定的には電撃文庫寄りな気がするなぁ。イチャラブ度が増すなら、文庫読みたいかも。

べにたま・みねもりのぐっとくる話

前号で言っていたゲストというのは紅玉いづきさんのことでした。何だ。もっといつものべにたまさんが見たいです。

Lecture Illustration

講師は『輪環の魔導師』でお馴染み、碧風羽さん。
セロがセクシーに描かれ過ぎていて吹いた。

『理想の彼女のつくりかた 別稿 理想の彼氏のつくりかた』

スピンオフ。主人公は本編の主人公、直人に想いを寄せる少女、有吉日向子。
まさか本編の脱線話がこっちとリンクしてくるとはな……。フライケーキの話とか拾ってきたときはちょっと感動さえ覚えたわ。

『野崎まど劇場』

もう何なの、面白過ぎる。早く書籍化しろ!

『お前なんぞに娘はやれん』

特集のみ。『夜と血のカンケイ。』でお馴染み、丸山さんの新作。これはちょっと面白そうだ。期待。

そこまでぶっちゃけていいんですか!?

今回は佐藤ケイさんと渡瀬草一郎さん。何が嬉しいって、渡瀬さん自身は『パラサイトムーン』を完結させていないことを心残りに思っていることが嬉しい。

『烙印の紋章』

特集とお試し短編掲載。まぁ、可も無く不可も無くといったところか。

付録

電撃キャラの年賀状を作成出来るソフト。ソフト自体は要らんけど、この付録のための描き下ろしイラストが多数あるのは嬉しいところ。

燃:A 萌:A 笑:A 総:A

電撃文庫

毒吐姫と星の石 (電撃文庫)
著:紅玉 いづき イラスト:磯野 宏夫

「クソ王子!!」
「もういいわ!もう、あんたなんかに期待はしない!あたしが、あんたの妃になって、いつか絶対言わせてみせる」
「お姫様、じゃなくて、あたしが欲しかった、って言わせてみせる!」

約1ヶ月2週間半の積み。実に3年9ヶ月振りの新刊。タイトルは素直に「どくはきひめ」と読みます。
人喰い3部作の第1弾であり、紅玉さんのデビュー作品でもある『ミミズクと夜の王』の続編が登場。
主人公が交代しているので、続編と言うよりはスピンオフと言った方が近いかもしれない。

『ミミズクと夜の王』はBGBの誰かから借りて読んだ筈なんだが、全くと言って良いほど、内容を憶えていない。本当に読んだのか、俺……?

『ミミズク』の時点で判り切っていたことだけど、やっぱり俺には合わん作風だわ。
ずっとブブゼラ吹いてる方が面白いですよ、べにたまさん。

ファンサービス程度の扱いであるが、前作の主人公ミミズクもゲスト参戦してます。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B-