ファミ通文庫

著:佐藤 了 イラスト:藤真 拓哉

「やかましい!貴様はわたくしだけにいい顔をしていればいいのだ!わたくしだけに愛想を振りまいていればいいのだ!他の女に、優しくしたりする必要もない!」

FBonline掲載。連載だったりすると、大抵文庫化するので、いちいち読まないんだけど、一発ものだとシリーズが振るわず終了してしまうと、幻の短編化するので一応読みました。

内容はタイトル通り運動会なんだけど、まぁいつも通り。つーかイラストがあってナンボの作品なので、イラストが無いのが致命傷だと思う。
穂香のチアガールとか清美のウェディングドレス姿とか。これは是非文庫化してイラストを描き下ろしてもらわねばなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B+

世界の危機はめくるめく! (ファミ通文庫)
世界の危機はめくるめく! (ファミ通文庫)

電撃文庫

アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「祝福のキス、だよ。それからこっちは、大好き!……のキス」

うわぁあああぁあああああああ!!

約一日の積み。七ヶ月振りの新刊。アニメが始まったから刊行ペースが上がるだろうと思っていたけど、全然そんなことはなかったんだぜ。
表紙は操緒&奏っちゃんということで新装カバー対応表紙。今までの賑やかな表紙が好きだったんだけどなぁ。
ダブルヒロインが同時に登場、タイトル、粗筋に書かれている「クライマックス」と、完結とは何処にも書いてないが、最終巻らしき要素があり過ぎてドキドキしました。
この一冊だけ、表紙の構成を変えるというのは、きっと既刊十二冊を持っている読者にももう一回買わせるための戦略なんだろうか。思いっきり釣られましたが何か。

プロローグでは遂に操緒が《黑鐵》の副葬処女になった経緯が明かされる。操緒は殆ど最初から肝心要の部分は知ってたんだな。健気過ぎて泣けてくる。

二巡目の世界へと戻ってきた智春達は、こちらの世界にも現れた“神”に衝撃を受ける。炫部長は北半球全域の人間の生命を生け贄に発動する魔術で“神”を撃破した後、《鋼》の力で三巡目の世界を創ろうとしていた。

実は生きていた朱浬さんから語られる彼女の秘密。彼女が本当は紫浬というのは以前から示唆されていたが、真実はそれよりももっと複雑だった。ちゃんと解説されても、まだ頭の中でこんがらがってるw
また、存在すること以外は一切謎だった真日和の契約悪魔、風斎美里亜(かざとき・みりあ)が遂に登場。こういう細かい疑問点を放ったらかしにせず解消してくれるのが嬉しい。

で、学生連盟を配下につけた炫部長との決戦。遂に魔神相剋者となった智春はこれまでに出会った人々の協力を得て、最後の戦いに挑む。
敵味方合わせて、まさにオールスターと言わんばかりの展開で、これが燃えずに居られるかッ!!
樋口のファインプレーとか、すっかり影の薄くなっていた六夏会長とひかり先輩の活躍とか。杏にまでちゃんと出番が用意されている隙の無さ。
佐伯兄の格好良さは異常。

その後も智春と奏っちゃんの間に生まれた使い魔ペルセフォネの登場、炫部長操る《鋼》との激突など盛り上がりっぱなし。

どうやら、あくまでもラスボスは炫部長だったようで、“神”はストーリー展開上必要だっただけのおまけみたいなもんでした。
“神”を倒しにいくときに操緒が放った上述の台詞がもうね、何て言うかね、消し飛びそうになったとしか言いようがありません。ここ数巻、奏っちゃんがリードしていた印象だったけど、やっぱり真のヒロインは操緒なんだなぁ。

そして物語の視点は長らく出番の無かった智春の義妹、和葉へとスイッチする。今まではずっと智春の一人称で進んでいたのに、何故か?
更に、和葉の傍に居る副葬処女らしき少女は何者なのか?という謎を抱えたまま、エピローグへ。

季節は巡り、春。洛芦和高校への入学が決まった和葉は鳴桜邸へと引っ越してきた。副葬処女っぽい女の子は咲華(さいか)という名前らしい。また、和葉の友人、喬香(きょうか)も登場し、シーンは完全に一巻冒頭の再現となる。
ついこの間読んだばっかりだから、そのまんまなのがよく判る。
そこへイクストラクタを持った奏っちゃんがやって来るという流れ。智春はヨーロッパの小国に交換留学しているそうな。操緒を生き返らせるヒントを探しに行ってんのかな。

問題は和葉がいつの間にか演操者になっているんじゃないかってことですよ。一瞬、《黑鐵》が受け継がれたのかと思ったけど、最終決戦時に既に咲華が和葉の傍に居たことを考えると、新しい機巧魔神が出て来るんだろうか。

と、まさかの第二部スタートの予感にwktkが止まらない状態で本編終了。
後書きで、今後、短編や後日談をやると明言しているので、メチャクチャ楽しみです。

そう言えば、ウィキぺディアを見ていて知ったんだけど、冬流会長の元演操者のナンバーは106、佐伯兄は046と名前の語呂合わせになってるんだな。ってことは番号は特に意味は無いんだろうか……。

燃:S 萌:A+ 笑:B 総:S+

電撃文庫

アスラクライン〈2〉夜とUMAとDカップ (電撃文庫)

著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ

「B……は……」
「Bは貧乳じゃ、ないっ!」

新装カバー。表紙は奏っちゃん。電撃文庫MAGAZINEの表紙の使い回しです。
今回は一冊丸ごと使って悪魔と契約者、そして使い魔のギミックのお話。また、柱谷教諭のアルティメット勝ち組エピソードでもある。

智春と奏っちゃんが科學部に入ったため、直接手を出してくることこそ無くなった佐伯兄だが、ちょっかいをかけてくるのは相変わらず。
彼は執拗に智春と奏っちゃんの関係性を気にするが、それって魔神相剋者の所為で哀音を《翡翠》の副葬処女に捧げなければならなくなってしまった過去があるからなのかな。
それともあれってアニメオリジナルの設定か?今回、佐伯妹は哀音が副葬処女になる瞬間に居合わせていないって言ってたしなぁ。

で、副葬処女って歳をとらないって設定じゃなかったっけ?操緒が成長しているのは単に操緒がそういう風に外見を調整しているからなのか。どっかに書いてあった気もするが、思い出せねぇorz

使い魔のギミック説明の下りを読んでいて思ったんだけど、悪魔と人間の間に普通の子供は作れんのだろうか。悪魔同士だと作れるみたいだけど。

あと、既に巡礼者商連合の名前が出ています。

エピローグではヨリを戻した柱谷教諭と由璃子さんの様子が語られるが、このシーンのお陰で読後感が相当良くなっていると思う。

後書きでは三巻で真のヒロインが登場するって書いてあるんだけど、三巻にそんなキャラ出て来たっけ?まさかヅカ王子のことじゃないだろうし……。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

アスラクライン 1 [DVD]初回限定版
アスラクライン 1 [DVD]初回限定版

雑記,電撃文庫

今月は公式発売日の10日が火曜なので、土日フライング補正が働いて4日フライングで6日発売でした。読み切った俺は勝ち組。ブツは、

・とある魔術の禁書目録⑲
・アスラクライン⑬ さくらさくら
・C^3 -シーキューブ- Ⅷ
・九罰の悪魔召喚術Ⅱ
・よめせんっ!

とある魔術の禁書目録 19 (電撃文庫 か 12-22)アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)C3-シーキューブ 8 (電撃文庫 み 7-14)九罰の悪魔召喚術 2 (電撃文庫 お 13-2)よめせんっ! (電撃文庫 ま 7-11)

の計五冊。

そして、いよいよメディアワークス文庫の創刊ラインナップのタイトルが公開された。注目したいのは以下の三点。

・壁井ユカコさんの『カスタム・チャイルド -罪と罰-』
・古橋秀之さんの『龍盤七朝 ケルベロス 壱』
・渡瀬草一郎さんの『陰陽ノ京 黒方の鬼(仮)』

成程な、電撃レーベルでは続刊が難しいが確実に固定ファンの付くものを復活させたり、電撃で刊行予定だった『ケルベロス』をスライドさせてきたわけか。
全て新作書き下ろしの筈だから、加筆修正された新装版ではないと思う。

問題はイラストがあるのかってことですよ。発売まで後一ヶ月少しというところまで迫ってきても発表無しとなると無いと考えた方が良いのか。
どっちかっつーとノベルスの位置づけなんだろうなぁ。

全体的にラノベ厨の俺としてはあんまり惹かれるラインナップではないんだよなぁ。
創刊の記念に有川さんの『シアター!』だけは買おうかなって感じ。有名になっても、ちゃんと古巣で書いてくれる有川さんが好きだ。

アニメ,電撃文庫

「呪いだ。二人三脚の呪いに違いない」

アニメオリジナルエピソードで悪魔の悲しい性が語られる。魔力の行使の際、男の悪魔は愛する人の記憶を、女の悪魔は愛する人が抱く自分への愛を、それぞれ削ってしまう。

体育祭で二人三脚に出場することになった智春と奏っちゃんは練習中にハプニングで足がくっついたままになってしまう。何という典型的なラブコメハプニングw
樋口は佐伯妹と組めると興奮していたら、体調を崩した妹の代わりに佐伯兄がやって来て終了のお知らせ。佐伯兄……(´・ω・`)

うーん、このエピソード要るかなぁ。何か全体的にgdgdしている感が否めない。と言うか、こんなことやってる余裕があるならともはさんを出してくださいよ!

今回も意味深なコアラのカットが。
そして、智春達の前に再び姿を現す氷羽子。彼女を追った智春が見付けたのは直貴の名が刻まれた墓石だった。ってところで続く。

エンドカードの用語紹介は「魔力の代償」。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

アスラクライン (電撃文庫)
アスラクライン (電撃文庫)

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

アキカン! (ヤングジャンプコミックス)

原作:藍上 陸 キャラクターデザイン:鈴平 ひろ 漫画:宮野 桃太郎

「なぁメロン…」
「何よ?」
「これからも作ろうぜ…」
「…?作るって何をよ?」
「何って…お前、楽しい思い出だよ」

ウルトラジャンプで連載されていたコミカライズ。実はこれ六月半ばに出てたんだぜ……。文庫の新刊が発売してないかと思って、e-honで検索しなかったら、きっと一生気付かないまま終わってたぜ……。

まず何がびっくりするって、一冊で終わってることにびっくりする。元々そういう予定だったのか、打ち切りなのか。

連載開始告知イラストを見たときは作画がぐんにょりそうだなと思ってたけど、意外や意外、結構まともな作画でした。デフォルメキャラが可愛くて良い。
また、原作一巻をベースにしているが、所々改変されており、その中でも際立つのがぶど子の復活。一度退場するのだが、男屋が缶の修復法を知っており耐えました。やっぱり死なない方がしっくりくるなぁ。

そしてラストでは小学生の女の子がミックスジュースを飲む描写が見られる。女の子の頭の上には白い猫が乗っかってるんだけど、これってアニメオリジナルアキカンのミクなんだろうか。

そう言や、原作ではカケルのアキカンコレクションってすっかり触れられなくなったな……。

そんなわけでひっそり出ていたコミカライズでした。思ったより面白かった。

燃:B- 萌:A- 笑:B 総:A-

アキカン! (集英社スーパーダッシュ文庫)
アキカン! (集英社スーパーダッシュ文庫)

ファミ通文庫

著:庄司 卓 イラスト:ひなたもも

「「バ、バカップルじゃない」もん!」

いきなりFBonlineで始まった外伝連載。どうやら本編を補完するエピソードを展開していくようだ。
今回は梅花が三巻で着ていた水着をいかにして購入したかが描かれている。

魂力絡みの陰謀が全く絡んでこないので、LOVE寄せ全開で、本編よりも面白い気がする。そうだよ、陰謀なんて要らないんだよ!LOVE寄せしてれば良いんだよ!と思うのは少数派のなのか……。

取り敢えず、愛花は『DEATH NOTE』が好きらしいですね。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

DEATH NOTE デスノート(1)
DEATH NOTE デスノート(1)

GA文庫

で・こ・つ・ん★3 (GA文庫)

著:野島 けんじ イラスト:しゅがーピコラ

『頃やよし!我が心は眷属(うから)とともにある。ゆけ!』
『風道(みち)は示した!汝らの思うままに飛翔(と)べっ!』

《カノン》がいちいち格好良い。

約二ヶ月三週間の積み。三ヶ月振りの新刊。表紙の心愛はメイド姿。勿論、お兄ちゃんの妄想です。
総扉はエロメイドな紅愛お姉ちゃんという二段構えの構成です。表紙を耐え抜いても、めくった瞬間に撃墜されるという。油断ならないぜGA文庫……!
いやしかしお姉ちゃんのエロさが尋常じゃない。
口絵は今回も四ページ丸々サービスカットです。

三巻ということで、冒頭に人物紹介が追加。神触人と神衣人の簡単な設定解説も付いている。つまりシリーズが軌道に乗ってきたということですね、分かります。

今回は心愛に大切な友人が出来るエピソードであると共に、結果を出せない者は容赦なく学園を追放されるということが描かれる厳しいエピソードでもある。
まあ、友情+努力=勝利というジャンプ方程式が炸裂するわけだが。

お兄ちゃんは相変わらずの変態で安心しますw
お姉ちゃんがガチで弟を襲いに来るってことはお兄ちゃんもいずれガチで心愛を襲いにいくようになるんだろうか……。

つーわけで三巻でした。ちょっと綺麗事とご都合主義的かなと思わないでもないが、そんな鬱エピソードをやる作品でもないだろうしね。
次は十一月。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

一迅社文庫

Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)

著:六塚 光 イラスト:CH@R(ちゃあ)

「逃がしはしねーぜ。おまえは俺達に夢を見せたんだ、その責任は取ってもらう……!」

約二ヶ月二週間の積み。六塚さんがまたもや一迅社文庫に登場。タイトルは何て読むんだろう。「リ・ゼロ」で良いんだろうか。
帯には「やってきたよ、リヴァイアさん?!」って、MF文庫J『やってきたよ、ドルイドさん!』のパロディじゃねーかw
なんちゅーマニアックなところから取って来るんだ……。

発売発表当時のタイトルは「ヴァンパイア・アーキペラゴ」でした。こっちの方が格好良いと思うんだけどなぁ。スニーカーでタイトルに思いっきり吸血鬼を掲げた『リミテッド・ヴァンパイア』がドン滑りしたから控えたんだろうか。

さて、地軸の傾きや大地震の所為でバラバラの島になってしまった日本を舞台に、吸血鬼が転生師(サイクラー)と組んで、人を襲う海獣(リヴァイアサン)と戦うバトルアクションです。
あれ、何かガガガの『突撃彗少女マリア』が似たような内容だったような……。ま、あっちは打ち切られたし、知名度上がったもん勝ちか!

表紙ではヒロインの姫乃がスカートを捲りあげて、下に着た水着を見せているし、口絵ではしまぱんだし、吸血鬼は男女比率一対一の筈なのに、メインどころの吸血鬼はみんな美少女だし、典型的なライトノベルの構成なのだが、これだけLOVE寄せ要素があって、全然LOVEが無いのが六塚さんクオリティ。
何て言うか、もう六塚さんはそういう方向性で良い気がするw
ただ、常に敬語でお姉さんポジションの姫乃は(・∀・)イイ!と言わざるを得ない。

吸血鬼に関する設定はなかなか面白い。うどんとかの下りはいかにも六塚さんらしいと思う。いやしかし、うどんてw

真面目なシーンでジャイアントスイングとかしちゃうのもご愛嬌だよね。

予想外だったんだけど、素直にストーリーで読ませるタイプの作品でした。のらりくらりしてるけど、実は凄いってタイプの主人公が好きなんですよ。
大蒜島(たいさんじま)のみんなのために自分から禁宮島に戻ろうとする顕九郎(けんくろう)を海景(みかげ)が止めようとするシーンはアツかったです。

この巻が出た時点で既に続刊の予定があり、次は十二月だっけ?

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

突撃彗少女マリア (ガガガ文庫)
突撃彗少女マリア (ガガガ文庫)

アニメ,電撃文庫

「これが……良い。裕人さんに貰った、これが良い……」

世界メイド執事連合協会の忘年会に招待された裕人。天王寺家で執事のバイトをしたときに登録されたらしい。あんなんで登録されんのか。まぁ、裕人を気に入った冬華が登録したのかもしれんが。

会場は持ち回りで今年は乃木坂家が会場となっていた。そこで裕人は乃木坂家メイド隊十傑集と出会うことに。彼女達の登場シーンはちょっと燃えた。
序列二位は欠番らしいが、こんだけネタ振りしたからには二期終了までに出て来るんだよね?

裕人は楽しい時間を過ごすが、会場に一期のラストで登場したシュート・サザーランドが現れたことで場の空気は一変する。彼は前回の失態の所為で、父親に執事にさせられてしまったらしい。
と言っても、全く反省している様子は無く、アリスに服を汚され大激怒。喋り方といい、やっていることといい、恐ろしく噛ませ犬なのだが、あのイラッとする喋り方がちょっと好きな俺が居る。
キャスト誰だよって思ったら、間島淳司さんかよw
アリスと並んで、『とらドラ!』じゃねーか。大河と竜児の立場が逆転してるけど。

シュートのキャラって完全に裕人のカッコメンっぷりを際立たせるための舞台装置としてしか機能してないよな。でなけりゃ、あの行動は軽率過ぎると思う。

そういうわけで、裕人の株はメイドさん達の間でストップ高なのでありました。葉月さんと那波さんのデレなんて初めて見た気がするぞ。いつもは春香に遠慮しているのだろうか。
つーか、あの人達って何歳なんだ。

アリスのフラグも当然のように立ちましたが、彼女が殆ど「こくこく」としか言わないのは日本語が未熟だかららしい。
ちなみに最後に呟いた「Bruder」というのはドイツ語で兄という意味だと思われ。

そして椎菜出番無し……orz

次回予告では裕人の中の人が登場です。何という無茶振りw

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

乃木坂春香の秘密 1 (電撃コミックス)