MF文庫J,雑記,GA文庫

 今月はいつも通り、一日フライングで14日発売。ブツは、

 

・おと×まほ <8>

・メイド刑事⑨

・這いよれ!ニャル子さん <2>

おと×まほ 8 (GA文庫 し 2-8)
メイド刑事 9 (GA文庫 は 1-9)
這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫 あ 5-2)

の三冊。入荷数が『ニャル子さん』>『おと×まほ』>『メイド刑事』。何故メディアミックスの規模と真逆の入荷数なんだ……。

『メイド刑事』は完結らしいけど、まだ五巻と六巻買ってないんだよな……。一年以上積みそうな悪寒。

 

 他に書評サイト等で見かけて気になっていたMF文庫Jの『ぱんどら』と新刊コーナーに並べられていた『ライトノベル作家のつくりかた』二巻を購入。

ぱんどら (MF文庫J)
ライトノベル作家のつくりかた〈2〉メディアミックスを泳ぎぬけ!

 来月の新刊で気になるのは新人さんの『魔法の材料ございます
ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』と『らじかるエレメンツ』の白鳥さんの新シリーズ『蒼海ガールズ!』。

 また、『神曲奏界ポリフォニカ
こんふゅーじょん・ぶるう』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!キタキタキタキタキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚≡(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)(゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

 もう諦めていたところにこれは嬉しい。

『ポリフォニカ』はもう一冊、『プロミスト・ブラック』。ネットで公開されている粗筋を見ると、キネの焼き直しのようだが……。加筆修正がいっぱいあると良いけど。

『で・こ・つ・ん★』三巻もあるから、最大で五冊か。GAで五冊ってのは凄いな。

ガガガ文庫

やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫)

著:川岸 欧魚(おうぎょ) イラスト:Ixy(イクシー)

「オ前!隠レテナイジャン!オモクソ居ルジャン!ウケル!」

オモクソてw

第3回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。「はさんで・あげちゃう」フェアの応募券が一枚足りなくて、じゃあまあ新人さんの作品でも、と思い購入。

ある日、何故か邪神として覚醒してしまった少年、大沼は自覚の無いまま、邪神としての日々を送ることになるという、シュールなんだか何なんだかよく理解らないコメディ。
深く考えずに、淡々としたギャグを楽しむのがコツなのか。
最初は何じゃこりゃって感じなんだけど、ジワジワ効いてくるw
特に、終盤で登場する天覚童子(てんかくどうじ)が良い味出してる。

そして、ようじょ天狗かえではガチ<何が

そういうわけで、『やむなく覚醒!!邪神大沼』でした。ガガガってことで、ハードル低めにしてたんだけど、そこそこ楽しめました。ただ、イラストは著しく残念です。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
うかつに復活!!邪神大沼2(2009/10)

著者リンク
人生(2012/01)
シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女(2024/04)

イラストリンク
ぼくこい(角川スニーカー文庫、2010/05)
なれる!SE 2週間でわかる?SE入門(電撃文庫、2010/06)
天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(メガミ文庫、2010/09)
ヒャクヤッコの百夜行(このライトノベルがすごい!文庫、2013/10)

第3回小学館ライトノベル大賞リンク
今日もオカリナを吹く予定はない(優秀賞、2009/07)

小学館ライトノベル大賞審査員特別賞リンク
俺、ツインテールになります。(第6回、2012/06)
夏へのトンネル、さよならの出口(第13回、2019/07)

MF文庫J,コミカライズ

聖剣の刀鍛冶 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:山田 孝太郎 原作:三浦 勇雄 キャラクター原案:屡那

「見とどけてくれ━━…これがセシリー・キャンベルだ!!」

早くもコミカライズ1巻が登場。帯には『テガミバチ』の浅田弘幸さんの推薦文が。

概ね本編そのままのコミカライズだと思う。作画はかなりのクオリティ。序盤は屡那さんの絵に似せようとしていたらしいが、こんなに似せられるものなのか。
絵は確かに綺麗なんだけど、それだけなんだよなぁ。あまりストーリーに盛り上がりを感じれない。
まぁ、まだアリアが出て来てないから何とも言えんけど。

取り敢えず印象的だったのはモザイクとセシリーのおっぱいでした(ぇ
ところで、アニメのPV見たら、ちょっと面白そうでムカついた。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B- 総:B+

作画リンク
ソードアート・オンライン ファントム・バレット <001>(2014/09)

富士見ファンタジア文庫

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:竹岡 葉月  イラスト:よう太

キャッチは「ファンタジア文庫初!?♂♀入れ替わりラブコメ」。非トランスセクシャルは確かに初めてかな。

タイトルは「シャッフル×カップル」から。
帯の幅が普通のものより太い。何の意味があるのか知らんが。

さて、憧れのあの人に近付くべく、主人公雪国は双子の姉の舞姫と学校を交換する。雪国サイドの話になるのかと思いきや、舞姫側もしっかりストーリーが用意されていて、2人の物語が絡んでいくという構成。

ラブコメってことになってるけど、あんましラブって感じはしないかなぁ。女子校潜入ではお約束とも言える、更衣室ハプニングもイラストに関しては口絵まで使ってがっつりやってるけど、本文中の描写ではそうでもないしな。

しかし、LOVE寄せは少ないものの、純粋にストーリーが面白かった。『Myフェアシスター』の悲劇を繰り返さなくて良かった……。

外せないのがよう太さんのろりぷになイラストですよ。特に熊のぬいぐるみを半泣きでフルボッコしているときの舞姫の可愛さは異常。
また各章に始めにあるデフォルメイラストも見逃せない。
口絵の後半が完全にフェイクだったのにはビックリしたが。

ふと思ったんだけど、女装して女子校に侵入して瞬く間に人気者になるって、それ何て『おとボク』?

燃:B+  萌:A  笑:C+  総:A-

著者リンク
パナティーア異譚1 英雄のパンドラ(ファミ通文庫、2013/10)
蒼井葉留の正しい日本語(2014/05)

イラストリンク
ぜのん様である!(電撃文庫、2011/03)
俺と彼女が下僕で奴隷で主従契約(ファンタジア文庫、2013/10)
いづれ神話の放課後戦争 -魔眼の王と屈服女神-(ファンタジア文庫、2015/08)
だから俺は魔力供給を断れない(ファンタジア文庫、2019/02)

富士見ファンタジア文庫

同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集第四弾。今回は大人の事情とやらで、雑誌連載時と収録順が違うらしい。

 

『磯の香りのクックロビン』

  ダイクウマリュウキングガイ自重しろwww

  いやしかし、かなめって結構食い意地はってるのね……。

 

『追憶のイノセント(前後編)』

  林水会長の過去に迫るエピソード。短編初の前後編構成。林水会長のキャラは好きなんだけど、この人はギャグ展開でこそ映える人だと思うけどなぁ。

  で、大和撫子ことお蓮さん登場。まぁ、そんなに存在感無いけど。

 

『おとなのスニーキング・ミッション』

  連載第一回目のゲストキャラ佐伯恵那がまさかの再登場。しかも挿絵付き。第一話のときもドラマガの方では挿絵に出てたらしいけど。

 

『エンゲージ、シックス、セブン』

  書き下ろし。二巻以降は書き下ろしエピソードはミスリルの面子が主役というルールの模様。

  いやしかし、タイトルは「、」じゃなくて、「・」を使うべきだろ。確かアニメでは「・」になってた筈。

  で、タイトル通り、マオ姐さんが宗介とクルツと出会う話。

 

  つーわけで、短編集四巻でした。最初の頃の勢いが無くなってきてる気がするのは気のせいか?

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

富士見ファンタジア文庫

ホワイト・オペラ 鋼殻のレギオス 7

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  フェリ可愛いよフェリ。

  さて、第七巻。遂に都市対抗戦ですよ。対抗戦自体は割とあっさり勝利出来たわけだが、それ以外では不穏な空気が流れている。

  結局、ニーナの中には廃貴族が眠っているという状態に。そのお陰なのか、彼女はディクセリオに教えられた雷迅を習得。でもドラマガ掲載の短編読んでいない人のための説明がもうちょっとあっても良かったんじゃないかと思う。

 

  そして遂に正妻ことリーリンがツェルニにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

  いやしかし、相変わらず深遊さんのイラストは素晴らしいな。

燃:A  萌:A  笑:C  総:A

電撃文庫

結界師のフーガ〈2〉龍骸の楽園 (電撃文庫)

著:水瀬 葉月  イラスト:鳴瀬 ひろふみ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、第二巻。口絵漫画の灰理が可愛い件。

  だが、本編では隠夜が他のキャラより頭一つ分飛び抜けて良い味出してるよな。

  で、ゲストのようじょ、刻視。ようじょと見せかけて、その正体は仙人なので、年齢は相当いっています。いっていても、可愛けりゃ良いんだが、中身は全然可愛くない……(´・ω・`)

  ストーリーは、まぁ一巻とおんなじ感じか。

燃:B  萌:B  笑:B  総:B

電撃文庫

境界線上のホライゾン2〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「皆さんが幸いであればいいと、眠る前に願うのは、━━強欲でしょうか」

今回、名台詞の選定に苦労しました。だって候補が14もあったんだもの。

約4日の積み。積みと言うか、買ったその日に読み始めたけど凄い時間かかりました。だって、『終わクロ』最終巻よりも厚くて、1150ページもあるんだもの。シリーズ完結までに記録更新するとは思ってたけど、早過ぎw
上巻と合わせて連続刊行。

表紙は"傷有り"ことメアリ。やっぱりメアリだったか。
キャラ紹介はメアリとエリザベスということで、こちらもやはり英国の面子。
口絵のページ数自体は電撃のデフォルトに戻りました。流石に今回も2桁だったら驚愕するわ。

本編に関しては最初に言っておく。点蔵と"傷有り"の濡れ場が無い……だと……?馬鹿な、いつもの川上さんならやらかすと思ってたのに!

ボリューム全開で展開するバトルやらドラマやらLOVEやらで密度が濃過ぎます。極東と三征西班牙と英国の三勢力だけでも把握するのにあっぷあっぷなのに、今後本格的に絡んでくるであろうP.A.ODAの五大頂が1人、前田・利家が先行登場。

LOVEはそれこそやりたい放題で、点蔵と"傷有り"とかナイトとナルゼとかセグンドとフアナとか誾さんと宗茂とか、ああもう僕はどうしたら良いのかと!

トーリとホライゾンはセメントだから、あんましLOVEって感じがしないんだよなぁ。
ネイトが可愛いのは鉄板として、今回はシェイクスピアが一押しです。

最終的に、"傷有り"と誾さんと宗茂は武蔵へ転校することになったようだが、益々レギュラーキャラの数がえらいことに……。
もしかして、表紙に出て来る女性キャラって、『Ⅰ』の冒頭ではまだ仲間じゃなかったキャラって基準なのかな。

そういうわけで、電撃文庫の再厚記録を更新した『Ⅱ』の下巻でした。各章の扉絵以外の挿絵が少なめだったのが残念だけど、流石にそれを言うのは贅沢か。
また、『Ⅰ』の下巻の六ページぶち抜き挿絵のようなインパクトのある演出が無かったのも心残り。つーか、あの手法は最終巻までとっておいても良かったんじゃ……。
最後にもう一回やるつもりなのかもしれんが。

あとは、やっぱりページ数に比例して誤字が目立つなぁ。
次は早くても年始かな。

燃:S 萌:A+ 笑:A+ 総:S

反復リンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈下〉(2回目、2009/07)

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅢ〈上〉(2010/06)

富士見ファンタジア文庫,画集

鋼殻のレギオス画集――Miyuu Art Works

『レギオス』のアニメ化が決まったときから出るのは判り切っていた深遊さんの画集がいよいよ登場です。なら、買うしかないじゃないか!!

 内容はごく普通の画集。『レギオス』関係のイラストオンリーです。進行中の『円環少女』はともかく、過去に挿絵を担当したラノベのイラストくらいは収録してくれても良かったんじゃないかという気はする。高苗さんの画集のときはどうだったかな……。

 

 ドラマガ特集イラストやラブスケッチなどは『オール・オブ・レギオス』やドラマガの特集に掲載されていたりするので、有り難味が薄れている部分はある。

 また、モノクロイラストは一切収録されていないのが残念。例えば、いとうのいぢさんなんかはモノクロが割と残念なので、カラーだけで良いと思うんだけど、深遊さんの場合はカラー、モノクロ共にハイクオリティだから両方見たいんだよなぁ。

 

 いやしかし、萌え抜きで綺麗だなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「なんて最悪な一日ですの!生命を狙われる上に下半身がスースーしますわ!」

ぱ ん つ は い て な い

スーパーダッシュ文庫原作のライトノベルが満を持してアニメ化。しかし原作がぽんぽん出る気配も無く、BS11での放送ということで、何事も無く終わるとしか思えない……。
アバンでは派手な戦闘シーンを先に見せることによって視聴者を引き付ける戦法か。
OPは中毒性高そう。よく見ると、こよみのお尻が若干見えてます。

で、OPで原作殆ど未読なのにwktkしたぜ!って思ってたら、本編冒頭でいきなり弓子のお尻全開ではいてないアピールだったり、しまぱんだったりで吹いた。
つーか、いきなり弓子がロリロリしていて何じゃこりゃってなったぞ。どうやら、こよみは六年前、弓子が初めて魔法を使った日にやってきているらしい。
え、これってもしかして原作二巻とか三巻とかのエピソードなの?

お話は完結せず次回へ続いたが、予告を見ると、次回はこよみが美鎖と出会うエピソードらしい。つまり、戦闘とぱんつはいてないを一番最初にやるために時系列シャッフルしたってことか。やりたいことは理解らんでもないが、『ハルヒ』並に見せ方が上手くないと、視聴者を混乱させるだけだと思うけどなぁ。

弓子の杖ケリュケイオンを狙って来たリバルテスは白スーツに髪が緑っぽいということもあり、『とある魔術の禁書目録』のアウレオルウスに見えます。

EDは美郷あきさん。0話でも聴いたから二回目なんだけど、早くも中毒になりそうですw

ラストには『アキカン!』と同じくおまけコーナーが。こよみと美鎖のいかにも低予算で作りましたと言わんばかりの人形が出て来て専門用語を解説する。何か教育テレビでこういう形式のありそうだ。
つーわけで、一回目でした。掴みはOKかな。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)