特撮

「人間がみんな自分と同じだと思わない方がいい」

 

 ゼブラロード・エクウス・ノクティスとゼブラロード・エクウス・ディエスは逃走。何故か、それを追わないアギト。逃がしても、また行動し始めたら判るから別にいいかって感じなんだろうか。

既に、この頃から怪人が逃げたら放ったらかしっていう平成ライダーのアレな部分が確立されつつあったんだな。

 

 勝手にG3ユニットを使用した北條さんは上層部に怒られてしまう。

 その一方で氷川は生身で果敢にアンノウンからターゲットを護ったことが評価され、G3装着者に返り咲き。

 ちなみに彼はゼブラの狙いがターゲットのお腹の中に居た胎児であると考えていた。血縁者であれば、胎児でさえ狙うらしい。

 

 前回ニアミスしたので、翔一と涼は暫く会わないのかと思ったら、普通に篠原さん繋がりで顔を合せました。

 ただ、あまり気は合わないようだ。

 

 湖の底に眠る遺跡というのは篠原さんの兄のでっちあげだった。半年前の海難事故以来、引きこもりになってしまった妹の目を何とか外に向けさせようとしてのことだったらしい。

 篠原さんまた、あかつき号に乗っていたのだ。彼女はアギトの紋章を知っているが、そのことは結局言わなかった。

 

ノクティスは再び妊婦を襲うが、アギトに難なく撃破される。

その後ろでは北條がアギトを捕獲しようとして氷川に殴られていた。北條さん面白くなってきたなぁw

 

ディエスは何故か篠原さんを襲撃。あれ、篠原さんって超能力者だっけ?

何かを察知した涼は篠原さんの元に向かう。ギルスに変身すると、バイクもギルスレイダーに変身。

ギルスヒールクロウでディエスを撃破する。踵落しってあんまり他のライダーで居ないんじゃね?

アンノウンが超能力者とその血縁者しか狙わないということを涼も篠原さんも知らないので、疑問を抱く人は居ないわけだが、どういうことなんだろうか。

 

 ゼブラは二体とも必殺技を喰らった瞬間に爆発してたけど、ただの演出?これまでは頭上に天使の輪が出てから爆発してたのに。

 

 その頃、病院に面会にやって来た一人の男が居た。彼は訪問者の名前を書く欄に、「津上翔一」と書こうとして止め、沢木哲也と書いた。謎の青年に会いに来たようだが……ってところで続く

 

燃:A 萌:B 笑:B+ 総:A

コミカライズ,電撃ハードカバー

図書館戦争SPITFIRE! (1)

原作:有川 浩 作画:ふる鳥 弥生

 

「クマかああ――――――――っ!!

 

電撃大王で連載中の『図書館戦争』のもう一つのコミカライズが登場。20086月の新刊という事実は秘密だ。ずっと積んでました。

 

『とある魔術の禁書目録』なんかは二本のコミカライズを本編と外伝として差別化しているわけだが、これはもう一つのコミカライズ『LOVEWAR』と、どう差別化してくるのかとワクワクして読んだら、特に絵柄くらいしか差が見当たらねぇ……。

LOVEWAR』一巻の内容はあんまり憶えてないけど、

 まぁ、今後話が進めば取捨選択されるエピソードに違いが出て来るのかもしれんけど。

 

 作画自体は安定しているので安心。

 

 後書きで、しまぱん……だと……!?

 

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:A

ドラマ,電撃文庫

「どこの世界でも変わり者は消されるってことさ」

 

 人間の運命を変えてしまったモモは罰を受けることになり、ダニエルは別の真っ当な死神の使い魔の任に就くことに。

 

 今回はこれまでにモモとダニエルが関わってきた人達のその後が回想シーンを交えながら描かれる。

 消化不良気味のエピソードが多かったけど、ここで上手いこと補完してきたな。

 

 そしてダニエルは真っ黒になり、死神の職務を忠実に遂行しているモモの姿を目撃する。

 

 次回いよいよラスト。盛り上がってまいりました。

 

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:A

コミカライズ,角川ビーンズ文庫

彩雲国物語 第4巻 (あすかコミックスDX)

作画:由羅 カイリ 原作:雪乃 紗衣

 

「今年で暗い夏は終わりってことだよ。周りに心配かけるなんざまだまだ子供だ。オレに甘やかしてもらったからもう出来るだろ?」

 

 燕青格好良過ぎるだろ……。

 

 今回のメインは小説でもアニメでも描かれなかった黄奇人の素顔初公開だろう。帯にも「初公開!!」って書いてあるし。

 確かに美しいかしらんが、明らかに他のキャラと作画違うんですがw

 秀麗さん達も褒めるというかビックリ超人を見た、みたいな評価だし。

 

 秀麗さんの気配を鋭く感じ取る劉輝は変態ですね、分かります。

 

 何故か第13話は雑誌掲載時には二回に渡って掲載されている。突発事態で二回に分けざるを得なかったとかかな。

 

 ところで、初出一覧に後書きって書いてあるんだけど、どこに後書き載ってるんだ……?

 

 今巻で『黄金の約束』編は完結かな?

 

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A

角川ビーンズ文庫

翼よいま、天(そら)へ還れ―少年陰陽師 (角川ビーンズ文庫)

著:結城 光流  イラスト:あさぎ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  後一冊で珂神編完結というところで、ゲーム関係のノベライズが登場するというワナ。珂神編終わってからにしようよ……。時期的に、このタイミングしかなかったってのは理解るけどさ。

  PS2ゲームと同タイトルで、設定と登場人物は同じだが、ゲームとは違った筋らしい。まぁ、ただノベライズするよりはそっちの方が試みとして面白いかなという気はする。でも、ちょっとゲームがやりたくなってしまったから困る。だって、十二神将との会話とか見たくね?

  これ一冊で話がまとまっている上に、外伝なので、いつもの鬱及び絶望展開は控えめ。ゲストキャラは割と悲惨なんだけど、所詮ゲストだからなぁ。

  こういうスペシャルエピソードならではのイベント、窮奇編に登場した敵の復活。ある意味お約束ですね。

  神将達に万遍なく出番があったのが良かったな。天空も異界からとはいえ、戦闘に参加してたし。

 

燃:A  萌:A  笑:C  総:A