2012年「アニメ」部門ランキング

近年、物凄い勢いで増加しているラノベ原作アニメ。これは1年間の総括として振り返る必要があると感じたので記事を作成してみました。
ひとまず、どんな作品があったのかを列挙する。


第1クール(冬、1月~3月)

・ハイスクールD×D(ファンタジア文庫)
・灼眼のシャナⅢ(3期2クール目、電撃文庫)
・パパのいうことを聞きなさい!(スーパーダッシュ文庫)
・ゼロの使い魔F(4期、MF文庫J)

第2クール(春、4月~6月)

・これはゾンビですか? OF THE DEAD(2期、ファンタジア文庫)
・アクセル・ワールド(電撃文庫)
・這いよれ!ニャル子さん(GA文庫)

第3クール(夏、7月~9月)

・だから僕は、Hができない。(ファンタジア文庫)
・アクセル・ワールド(2クール目、電撃文庫)
・ソードアート・オンライン(電撃文庫)
・境界線上のホライゾンⅡ(2期、電撃文庫)
・ココロコネクト(ファミ通文庫)
・カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~(スーパーダッシュ文庫)
・この中に1人、妹がいる!(MF文庫J)
・織田信奈の野望(GA文庫)
・人類は衰退しました。(ガガガ文庫)
・はぐれ勇者の鬼畜美学(HJ文庫)

第3クール(秋、10月~12月)

・生徒会の一存 Lv.2(2期、ファンタジア文庫)
・ソードアート・オンライン(2クール目、電撃文庫)
・さくら荘のペットな彼女(電撃文庫)
・お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J)

OVA

・乃木坂春香の秘密ふぃな~れ♪(3期、電撃文庫)


『Another』『中二病でも恋がしたい!』『物語』シリーズなど、当ブログでボーダーに近い扱いをしているものは除外。
しかし、純正ラノベだけでも、この量ですよ。その数20本。『生徒会』は1月からの遅れ放送待ち、『乃木坂春香』はOVAなのでスルーということで、2012年は18本視た計算になる。

これだけ本数があると地雷も混じってそうなもんだけど、個人的には、言うほど酷いものは無かったと思う。まぁ、ダレたのはいくつかあったが。

夏は何故、こんなにも本数があったのか。他の2倍の量じゃねーかw
視るの、しんどかったわ……。

その中でも、やはり電撃は強いよなぁ。サンライズとA-1 Picturesを引き込めたのは大きいわ。
電撃だけは唯一、途切れず何かしらアニメを放送してるんだよな。来年はファンタジアも頑張れそうだけど。

GAとガガガの本数が増えて来ているので、その辺には期待したい。HJはコンスタントに人気シリーズを供給出来てないからなぁ。
そんな中、スニーカーが1本も無いという悲劇。一時期に比べたら盛り返してきてるけど、その影響が現れるのは、まだもう少し先か。

2011年が19本だったので、本数としては、そろそろ頭打ちなのかなぁ。いくらアニメの原作としてラノベが求められてるとはいえ、そうポンポンとアニメに出来るほどの作品が出るわけじゃないからなぁ。

逆に言えば、最初からアニメ化を前提として企画を組めば、十分成功する余地はあるのでは、と。
実際、明らかに最初からメディアミックス前提で動かしてると思われるシリーズが増えてるしなぁ。


1位:境界線上のホライゾンⅡ

境界線上のホライゾンII (Horizon in the Middle of Nowhere II) 1 (初回限定版) [Blu-ray]

俺としては、やはりこれしかない。本当にサンライズに作ってもらって良かった。続編があることを願う。

2位:ソードアート・オンライン

ソードアート・オンライン 1【通常版】 [DVD]

予想以上の仕上がりに。戦闘描写がアツいんだよな。要望するまでもなく2期はある筈。

3位:アクセル・ワールド

アクセル・ワールド 1(初回限定版) [Blu-ray]

やはり天下のサンライズ。メカメカしい部分の作画は流石の一言。こちらも言うまでも無く2期が控えていると思われ。

4位:ハイスクールD×D

ハイスクールD×D Vol.1 [Blu-ray]

まさか、あんなに良い出来になるとは思わなかった。原作既読者と未読者、どちらにとっても良い作りだったと思う。

5位:これはゾンビですか? OF THE DEAD

これはゾンビですか?オブ・ザ・デッド 第1巻 [Blu-ray]

期待していないものほど面白いの法則。1期の反響を実に良く反映させていたと思う。このノリなら3期やっても良いのよ。


『さくら荘のペットな彼女』もランクインさせようかと思ったんだけど、まだ終わってない上に、更なるランクアップが期待出来るから保留にしました。

やっぱり電撃は強いなー。ただ、原作の販促というだけでは収まらないクオリティのものがバンバン出て来るから凄い。
ただ、怖いのは電撃なら、これくらい当たり前となりつつあるところだよなぁ。

一方、ファンタジアのアニメ供給本数が大分安定してきている。加えて、ZEXCSの魔の手から解放されたのか、『いつか天魔の黒ウサギ』を最後にZEXCS制作は出ていないよな。
2013年も4本控えてるし期待ですね。

では、今年のラインナップはどうなっているかというと、


第1クール(冬、1月~3月)

・問題児たちが異世界から来るそうですよ?(スニーカー文庫)
・さくら荘のペットな彼女(2クール目、電撃文庫)
・僕は友達が少ないNEXT(2期、MF文庫J)
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(GA文庫)
・ささみさん@がんばらない(ガガガ文庫)
・GJ部(ガガガ文庫)

第2クール(春、4月~6月)

・デート・ア・ライブ(ファンタジア文庫)
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない。(2期、電撃文庫)
・はたらく魔王さま!(電撃文庫)
・変態王子と笑わない猫。(MF文庫J)
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(ガガガ文庫)

第2クール以降

・ハイスクールD×D(2期、ファンタジア文庫)
・東京レイヴンズ(ファンタジア文庫)
・神さまにいない日曜日(ファンタジア文庫)
・とある科学の超電磁砲S(電撃文庫)
・ロウきゅーぶ!SS(電撃文庫)
・這いよれ!ニャル子さんW(2期、GA文庫)
・彼女がフラグをおられたら(講談社ラノベ文庫)


既に18本あるじゃねーかwふざけんなwwwwwwww

怖いのは発表のタイミングから考えて、4月開始の本数がまだまだ増えそうなことなんだよな。集中すると辛いからなぁ。

後は2013年内に発表がありそうなのは、『冴えない彼女の育てかた』『魔法科高校の劣等生』『ゴールデンタイム』『アクセル・ワールド』2期、『ソードアート・オンライン』2期、『精霊使いの剣舞』『のうりん』あたりか。

Posted by お亀納豆