MF文庫J,アニメ

「お前は天霧のかーちゃんかよ」

妹のプリシラを助けたことで、イレーネの家に招待される綾斗とユリス。そこには仲の良い姉妹の生活があった。

ディルクは配下のころなに《鳳凰星武祭》の結果を占わせる。占いの結果は絶対という彼の言葉には実は裏があって……。

クローディアが隠していた重大な秘密。それは想像を絶するもので。これが解決されたとき、彼女も本格的にヒロインとして参戦するんだろうか。
というか毎日、自分が死ぬ夢を強制的に見させられてるのに心が壊れないなんて、メンタル頑強過ぎんだろ……。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第10話「吸血暴姫」
最終話「グラヴィシーズ」

アニメ,オーバーラップ文庫

「今いる仲間を大切にしてください」

メリイのことを知るには、まず自分達のことを知ってもらわなければならないということで、ハルヒロ達はマナトのことを話し出す。
これでメリイも少しは心を開いてくれるようになったのか、そうでもないのか……。

EDはこのタイミングでハルヒロとメリイのカットが追加。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
episode.6「彼女の場合」
episode.8「君との思い出に」

アニメ,電撃文庫

「あれは人間じゃない。野生動物かそれこそ化け物だ」

遂にセルティの元に戻った首。パイルダーオンするのかと思いきや、小脇に抱えるスタイルで草。
ただ、喋れるようにはなった模様。

池袋の街には罪歌に操られた人々が徘徊し始めた。どんどん状況がカオスになっていってるものの、取り敢えずクライマックスに向けて進んでいる感はあるな。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第31話「犬猿もただならず」
第33話「薄氷を踏む」

メディアワークス文庫

チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)
著:星奏 なつめ(せいそう) イラスト:カスヤ ナガト

━━不意打ちだわ。
トクン、とハートが震える。
胸の中で、俯いてばかりだった恋の子猫が、ふっと顔を上げる。

メディアワークス文庫2016年2月の新刊。約2週間の積み。第22回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞作。
粗筋を読んで面白そうかなーと思ったので購入。応募タイトルそのまま。

表紙の最近の売れ線に便乗しました感が尋常じゃねぇw
ほんと、このテの表紙流行ってるよな。

凶暴な目つきで社内の人間から恐れられる主人公、北風龍生。誰からも避けられる彼は、バレンタインに本命チョコをくれた女性、三春千紗とお付き合いを始めることに。しかし、それはとんだ勘違いで……というお話。

漫画

荒川アンダー ザ ブリッジ(15)(完) (ヤングガンガンコミックス)
作:荒川 光

流れ星をつかうむような確率で、僕は君をつかまえる。

2015年11月の新刊にして最終巻。
表紙は遂にリク。流石に最後は主人公を持ってきたか。同時発売のファンブックは表紙がニノさんになっており、こちらと合わせた構図となっている。

あれよあれよと話が進み、ニノさんの出生の秘密が明らかになる。結局、ニノさんは何にも嘘ついてなかったし、誰かに間違ったことを吹き込まれていたわけでもなかったんだな。
何やかんや言いながらもド直球の金星人が出て来るとは思ってなかったわ……。

エピローグはもちょっと長くても良かったのよ。星と村長の素顔は結局、はっきりとは判らず仕舞いか……。

総評

そんなわけで金星人に恋をさせる『荒川アンダーザブリッジ』全15巻でした。コミックスだけで言うと足掛け10年4ヶ月か。途中で休載を挟んだりしてる筈だし、実際の長さはもうちょっと短いにしても、やっぱり長い。

中盤くらいまでのギャグはキレッキレで面白かったんだけど、真面目な話の量が増え始めた辺りから、どっちつかずな雰囲気になってきたのが惜しかったな……。
15冊引っ張る内容ではなかったと思うんだよ。10冊以内でスパッと終わってほしかったという気持ちがある。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
荒川アンダーザブリッジ <14>(2014/05)

MF文庫J

ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)
著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「キミタチは、あれかい?お空の上でもレモンちゃんなのかい?」

2016年2月の新刊。約2週間の積み。5年振りの新刊。
闘病の末に亡くなったヤマグチさんの遺したプロットを元にして、遂にシリーズ再始動。まさか続きが出るとはな……。

このライトノベルがすごい!文庫

まのわ 竜の里目指す 私強くなる (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:紫炎 イラスト:武藤 此史

「ほら直樹、お姉ちゃんのワキ見るの好きだったじゃない」

2016年3月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。

新章突入ということで、しれっとタイトル変わって草。シリーズ通算5巻。最早「まのわ」じゃねーじゃん、「りめわ」に改題しろよw
間違えて、ここから読み始めた人のためにか、冒頭にこれまでの粗筋がざっくり説明されている。

このライトノベルがすごい!文庫

スクールライブ・オンライン 8 ラストマン・スタンディング(後) (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:木野 裕喜 イラスト:hatsuko

「涙腺など、父親の精嚢の中に置いてきた」

置いてくるタイミング早過ぎィ!

アニメ,ノベライズ,ラノベ関連本

ガーリッシュナンバー1
著:渡 航 キャラクター原案・扉絵:QP:flapper 挿絵:やむ茶

なにが今週だ。お前ら今回のは二本録りの二本目だろいい加減にしろ。

以前にちょろっと雑記で書いた声優業界もののメディアミックス企画の小説版。電撃G’s magazine2016年3月号の付録DENGEKI G’S NOVEL掲載の1本として登場。
執筆するのは渡さんということで、一発読んでみようかと伝手を使って手に入れてきました。
最近、原稿を落としまくっているのは、こっちの仕事を優先してるのかな。メディアミックスの性質上、落とすと各方面に影響が出そうだしな……。

アニメで描かれる予定の内容そのままなのか判らないけど、主人公は声優業界にマネージャーとして関わる悟浄と新人声優として奮闘する千歳の兄妹それぞれの視点で描かれている。

渡さんが女の子の一人称を書くって一体どんな感じになるんだろうか……って思いながらページをめくったのに、いつも通りじゃねーかw

きゃっきゃうふふなアイドル声優ものなんじゃないかと、ちょっとでも考えた俺が間違ってたわ……。
ただ、個人的にはこういうやさぐれた話の方が好きなわけですよ。別に声優業界に限った話ではない部分も多々あるけどなー。

やむ茶さんのロリ寄りのイラストが結構ツボだから困る。最近のQP:flapperさんの画風より好みまである。

これは単行本で出してほしいな。いや、流石に電撃文庫なり何なりで出ると思うけども……。

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A