トカゲの王Ⅰ -SDC、覚醒-
「五十川石竜子が命じる、禁書の最新刊を貸せ」
電撃文庫2011年7月の新刊。約4週間の積み。元々は買うつもり無かったんだけど、後々ネットの感想を見ていると、多少興味が湧き。
お買い物券を急いで使わないといけない状況に追い込まれたので、ストーリートレカも付いていた、こいつをチョイスしたわけです。
『電波女と青春男』8巻からは3ヶ月、入間さんが電撃文庫で新シリーズスタート。
イラストは引き続きブリキさん。
主人公の五十川石竜子(いかがわ・とかげ)は中二病まっさかりな中学生。彼は瞳の色を自由自在に塗り替えられる『リペイント』という役に立たない能力を持っている。
ある日、彼はひょんなことから裏の世界へと足を踏み入れてしまい……というお話。
サブタイの「SDC」は石竜子→Stone Dragon Childrenの頭文字から。
能力バトルみたいなノリだけど、後書きによるとラブコメらしい。いや、どこまで本気で言ってんだ。
結論から言うと、やっぱり入間さんのノリは俺には合わないということですね。テンションがとっつき難いというか。その上、物凄い文字密度が高いから、余計にしんどいのよ。
何だろう、全体から漂う雰囲気が全然格好良く感じられないんだよな。って、今思えば、主人公の能力がしょぼいけど、無理矢理何とかするってファンタジア文庫『Re;』やがな。
俺はあっちの方が断然好きだな!はいはいマイノリティマイノリティ。
入間さんの作品って基本的に世界観が繋がってるらしいけど、こいつも何処かで繋がってんのかな。
そういや、トカゲの王と言えば、うえお久光さんの『シフト』って、どうなったんだよ。
次は2012年1月に2巻『-復讐のパーソナリティ(上)-』だけど、もう買わないです。
燃:C+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B+
著者リンク
・六百六十円の事情(メディアワークス文庫、2010/05)
・多摩湖さんと黄鶏くん(2010/07)
イラストリンク
・僕は友達が少ない(MF文庫J、2009/08)
・魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW(2010/04)
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