デート・ア・ライブ04 五河シスター

デート・ア・ライブ4 五河シスター (富士見ファンタジア文庫)
著:橘 公司 イラスト:つなこ

「琴里。琴里。おまえは俺の可愛い妹だ。この世で一番の、自慢の妹だ!もうどうしようもないくらい……大好きだ!愛してる!」
「ふ……ッ、ふぇ━━っ!?」
「琴里……ッ!おまえは、俺のこと、好きか!?」
「そ、そんなこと急に言われても━━」
「琴里!」
「あ、ああっ……もうッ!」
「好き!私も大好きよ!おにーちゃん大好き!世界で一番愛してる!」

妹と、ちゅっちゅしよう!

この非常事態に水着回だぜいやっほぉおおおおおおおおお!!

2012年3月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。約4ヶ月振りの新刊。『蒼穹のカルマ』8巻からは連続刊行。
表紙はサブタイ通り霊装に身を包んだ琴里。ふつくしい……。

さて、士道のピンチに駆け付けた琴里だったが、その力は不安定で、狂三には逃走を許してしまう。
前巻から直接続いているので、章カウントはそのまま。

折紙と真那は病院送りということで、その内、真那は今回全く出番がありません。どういうことなの……。
まぁ、四糸乃に出番があったから、それで満足したけど。

士道から完全に力を取り戻した琴里の力を再び封印するためには、デートしてデレさせる必要があるということで、士道は妹とデートすることに。
今までのパターンと違い、よく知った人物が相手なので楽勝だぜ!となるかと思いきや、〈ラタトスク〉のことを知っている分、余計やり難かったでござるの巻。
作戦会議中の〈ラタトスク〉の人達のテンションおかしいだろw

琴里は元から精霊というわけではなく、普通の人間だったが、何者かによって精霊にさせられてしまったことが判明。
士道が精霊の力を封印出来ると琴里に教えたのも、その何者か。
また、狂三も何者かによって士道の存在を教えられている。両者が同一人物かどうかは現時点では判らないが、その可能性は高いよなぁ。

つーか、令音さんが怪しいと思うのは俺だけ?名前から「レイ=零」って考えるのは捻くれ過ぎかなぁ。
まぁ、今回はお兄ちゃん大好きな琴里可愛いよ琴里ということでひとつ。

そして、すっかりみんな忘れてそうだけど、狂三再び……か?次の次くらいかな。
次は夏に5巻、冬に6巻らしい。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
デート・ア・ライブ03 狂三キラー(2011/11)
デート・ア・ライブ05 八舞テンペスト(2012/08)