【ボーダー感想】ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~【4巻】

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ

「行きます、デート」
「…………え?」
「結局、いくら考えても、よく分からなかったんです……でも、大輔さんとだったら、いいかもしれないなあって。だから、行きましょう、デート」

うわぁあああぁあああああああ。

2013年2月の新刊。約1週間の積み。8ヶ月振りの新刊。
だから、帯にグロ画像を載せるなと。知ってる。その方が売れるとか、知ってる。
優先消化したのは、ドラマがラスト近くで、今巻の要素を拾ってきそうな気配を漂わせているからです。

さて、今回はシリーズ初の長編。江戸川乱歩ファン達の複雑な人間関係が紐解かれていく。
そこで大輔と栞子さんは最大の敵、條川智恵子と遭遇することに。

おかしいなぁ、原作の栞子さんは凄い可愛いのになぁ。何で実写化しただけで、あそこまで可愛くなくなるんだろう……?
で、大輔が今回かなり攻めます。スベったら、次の日から仕事どうすんだよ……。後先考え無さ過ぎだろ……。

完結へ向けて話を進めるなら、こういう長編展開にならざるを得ないんだろうけど、個人的には、これまでのような連作短編集の方が面白いと思うんだよなぁ。
ハートフルだったり、苦みのある落ちだったりのさ。

ラストでは、まさかの告白で、おいおい、このまま打ち切りエンドなんじゃねーかとヒヤヒヤしたわ。
回答は貰えないまま終わっちゃったけど、この後どうすんだ……。

後書き曰く、そろそろ後半らしいけど、何だかんだ言いつつ、まだまだ続くんじゃないの?

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~(2012/06)
ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~(2014/01)

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