侍戦隊シンケンジャー 最終幕「侍戦隊永遠」
「天下御免の侍戦隊!」
「シンケンジャー!!」
「参る!!!!」
遂に最終回。ドウコクの圧倒的な力の前に一度は敗れる丈瑠達。だが、薫が怪我を押して再び作成した火のモヂカラを最大限に活かすディスクと丹波が用意した「双」のディスクを携えて、もう一度出陣。
戦隊シリーズ最終回のお約束、生身での名乗り。盛り上がりどころなんだけど、どうせならOPかいつものBGMを使ってほしかった。あれ、好きなんだよなぁ。バーバババーンバーババンバンバンっていうやつ。
烈火大斬刀二刀流を使って一の目を撃破。二の目は巨大戦だが、シンケンジャーは生身で折神に搭乗。
サムライハオー→テンクウシンケンオー→シンケンオーと合体がどんどん解除されていくのは最後っぽくて良かったけど、どうせならもっとボロボロになったら燃えたのに。ボロボロになってたのコクピットだけだったし。
捨て身の一撃でドウコクを撃破するシンケンオー。ドウコクさんは最後の最後まで良い悪役だったなぁ。
シタリは生き続けることが自分の外道と言いながら、三途の河の底へと沈んでいった。今年は敵組織を完全粉砕出来ないパターンか。
そして別れの時。皆はそれぞれの道を歩み始める。『ゴーオンジャー』は最後やかましい感じだったけど、今年はしんみり。
総評
そういうわけで、『侍戦隊シンケンジャー』テレビシリーズ全四十九幕、これにて一件落着。全話リアルタイム視聴達成。
何だかんだで今年も面白かった。特に良かったのは殿萌えと外道衆のキャラ造詣。前作『ゴーオンジャー』の敵ガイアークが憎めない悪役だっただけに、これぞ悪役って感じのドウコクさんやアクマロやシタリはいっそう魅力的に映った。
問題はパワーアップがあまり盛り上がらなかったことかな。特にサムライハオー登場回がぐんにょりしたなぁ。
何回もパワーアップするのは良いと思うけど、販促とシナリオをもうちょっと上手いこと絡めてほしいというのが正直なところ。
後番である『天装戦隊ゴセイジャー』には、その辺も期待したいところだが。
燃:A+ 萌:B 笑:C+ 総:A+
エピソードリンク
・第四十八幕「最後大決戦」
Vシネマリンク
・帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕
シリーズリンク
・天装戦隊ゴセイジャー epic1「護星天使、降臨」
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