神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト
著:高殿 円 イラスト:凪 かすみ
『わたくしの桃まんちゃんたちをあんか代わりにしてねむると、とても気持ちがいいのですよスノウ。うふふ』
約1日の積み。8ヶ月振りの新刊。通算51冊目。何と『ポリフォニカ』の文庫自体が3ヶ月振り。こんなに出なかったの久し振りなんじゃなかろうか。つーか月刊ポリフォニカが始まって以降、初めてかも。
さて、シリーズ第9弾にして、最終章開始。2009年中に新展開、そう思っていた時期が俺にもありました。
キネの焼き直しが終わって一区切りついたから、また短編集とかいうオチだったりしないかと思ったが、ちゃんと本編進行でした。
あれ、カバー下のイラストは……?
200年前の悲劇を目の当たりにし、帰還したスノウ達は様々な思いを抱え、進むべき道を模索していた。
そんな折、ジョッシュの誘いで福祉団体グローリアーナの樹に参加することになったスノウ達。
軍務以外のことで神曲を奏でたい。ただ、それだけの願いだった筈が、偶然か何者かの悪意か、事態は悪い方向へと展開していく。
それは200年前の悲劇を思い出さずには居られなかった――――ということで、鬱展開入りそうです。
また、学院のは臨時講師としてスノウの師匠ユラナス=アカツキがやって来た。アカツキと言えば、アニメ1期のアカツキ=ディーレンを思い出すが、何か関係あるんだろうか。
一方、始祖と聖獣達は女神会議なるものを行っていた。エレインドゥースは『赤』と大分雰囲気が違うな。
クリューソーには男の契約楽士が居るらしいけど、それって今後へのネタ振りなのかなぁ。
そして遂に、青の始祖と聖獣に関する記述が登場。プルメリートとザッカルというらしい。そもそも残る一色が何色かって今まで明言されたこと無かったよな?『青』シリーズがあるから、当然青の女神が居ると、みんな思ってただけで。
これで全くの謎なのは金と銀の聖獣だけになったか。
あれ、牛の出番は?
高殿さんのブログによると、コミカライズ第2部の連載が決まったとか何とか。
次は『クリムゾンS』6巻。
燃:A 萌:B+ 笑:B 総:A+
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません