デーゲンメイデン 4.東京、崩壊
「踊ろうぜ、みんな」
『━━喜んで』
2013年7月の新刊。約7ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、前巻の時点で宣言されていた通り最終巻です。
迫るグングニルとの決戦。練司は最後の特訓に勤しんでいた。そんな中、薄緑の最後の人格、蜘蛛切丸が姿を現す。おいおい、超エロイお姉さんじゃねーか。何故1巻から出さなかったのかと小一時間。
決戦には、これまで練司達が東京の街を案内した伝承者とDアーム達も駆け付けてくれる。
そんな心強い仲間達との出会いは電子書籍版のみで発売中の短編集を読んでね!ってことらしい。ファック!
最後は順当に決着。各キャラにもっと見せ場があれば良かったんだけどなぁ。流石に、このタイミングでそれをやると、とっちらかるだろうし、練司の成長に焦点を絞ったのは正解か。
総評
そんなわけで、伝説の武器達と踊るファンタジア文庫『デーゲンメイデン』全4巻、これにて終幕。打ち切り完結っぽい。足掛け1年1ヶ月か。
あれ、アニメ化すると思ったんだけどなぁ。OPのサビで、次々と画面に登場して武器に姿を変えていくDアームと、それを振るう伝承者ってとこまで妄想してたのになぁ。アルェー?
何がいけなかったのか。「でげめで」って略称を定着させられなかったからか。違うな。
あれか、薄緑と殆どラブコメっぽい展開にならなかったからか。ってか、女性キャラは練司の周りにそこそこ居た筈なのに、ハーレムっぽさが全然無かったな……。
もっと薄緑の人格4人分が同時に出れるような設定だったら良かったのかもしれん。力を行使出来るのは1人だけとかにして。
次は2014年3月に新シリーズ『ご覧の勇者の提供でお送りします』。
燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A
シリーズリンク
・デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕(2013/02)
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