魔王と姫と叡智の書 <2>
「だったら私はどんな台詞を吐くことが望ましいんですか……!弱みを握られるなりで無く無く慰みものになる姫君でも演じていればいいんですか!一回きりの恥辱と思い耐えきるも、手を替え品を替えの凌辱が繰り返されるうちに、その秘めていた欲求が開花して背徳的行為の虜へと……エロ漫画が一本描けるネタじゃないですか!」
2014年4月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、エロが苦手なサキュバスの少女クラリスが登場する第2巻。表紙でセーラー服とか、もう何でもアリかw
クラリスが率いる有害図書規制委員会が立ち上がったから、さあ大変。ディーは魔王としての立場とアンジェへの個人的なスタンスの板挟みになってしまい……。
清楚可憐な外見からは想像もつかないほどの下ネタ好きであるアンジェと、サキュバスというイメージからかけ離れた考えを持つクラリスの対比を交えつつ、ラブコメを展開していくかと思いきや、クラリスとはあまりそういう雰囲気にならないんだよな。
あくまでもLOVE寄せするのはアンジェ相手だけというスタンスみたいで嬉しい。個人的には1対1の関係を描いてくれる方が好き。
いや、好みのヒロインであること前提だけども。
そういえば、魔王を扱ってるのに勇者のポジションがどうでも良い作品って珍しい気がするな。そんなに魔王ネタラノベ読んでるわけじゃないけど。
今回もサービスカットは遠慮しがち。触手+白濁液のプール+白スクに挿絵無いとかどういうことなの……。
いくら温厚な俺でも激おこである。
それに全体的にイラストが少なめなのが惜しい。1巻が平均的な分量だっただけに気になってしまう。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・魔王と姫と叡智の書(2013/04)
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