OFFICIAL PERFECT BOOK KYORYUGER ETERNAL BRAVE [獣電戦隊キョウリュウジャー公式完全読本]
2014年6月の新刊。
出ること自体は知っていたんだけど、最初は買うほどではないかぁと思ってました。ところがようつべで公開されているあたりなりゆきさんの宣伝動画を見たら面白そうだったので買ってきました。
だって、三条さんによる全話解説が載ってるっていうからさ……。
基本的には関係者へのインタビュー本ということで、主要キャスト及びスタッフへのインタビュー記事がギッチリと詰まっている。
Vシネマと同時発売だったため、それ関連の内容もしっかり収録。
恐竜モチーフの戦隊が10年に1回周期で来るってのは有名だったけど、本当に10年に1回縛りって決まってるのかよw
それだけでゴールデンパターンってことなのかしら。いや、『アバレンジャー』はそんなに盛り上がった記憶無いけども。
ライダーの方が10月開始にずれ込んだ関係で、夏映画を戦隊単独でやるっていう案があったということが衝撃だった。
商業的に考えれば、近々終了して玩具の売れ行きも落ちるシリーズよりもまだ半年以上放映期間のある方を推したいってことなのか。
その内、時間配分の逆転くらいはあるかもしれんな……。
衝撃と言えば、ノッさんの初期設定が45歳、妻子持ちだったということ。エッジきかせ過ぎだろw
そら却下されるわ。
プテラゴードンが最初、敵側として登場するのはバンダイからの要望だったらしいんだけど、悪として登場する戦隊ロボってガオハンター以来だったのか。
そして尺の関係で色々とカットされてしまったデーボス軍の皆さん。面白そうなやりとりが大分無くなってしまったみたいで勿体無い。
この本を読むまで、士郎がゴーオンブラックだとか全然気付かなかったわ……。ってか士郎はガチで死んでたんだな。序盤の頃は実は生きてる展開じゃないかと思ってたけど。
まぁ、死んでたからこそアイガロンの最期が盛り上がったとも言えるが。
デザイン面は実際のデザイン画ありきでコメントが掲載されているので判り易い。ジオラマ怪人という発想が興味深い。
そんな具合でインタビュー本でした。作劇上の裏話なんかに興味がある人は買うと良いと思います。
燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+
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