仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートゥインクル

「それでも、もう一度会いたいと思った」

はじめに

去年の年末に『MOVIE大戦』を観たことで調子づいた俺は今後気になる映画には足を運ぶことを決意したわけだが、決意した途端、近場で上映してくれないワナ。今回は特殊な上映形態だからなんだろうけど。

というわけで、わざわざ高の原まで行って参りました。映画観に行くために遠出するだけで、メチャンコアクティブな気がするぜ!

公開初日に行くとか、かなりのパワープレイではないかとヒヤヒヤしていたら、ガラッガラでした。ネット予約する必要無かったな。

親子連れの多いこと多いこと。そりゃそうかwwwwwww
でも、ちびっこは現行の『ダブル』に夢中で『電王』のことは忘れてるかと思ったが。まぁ、幼年雑誌がフォローしてるから大丈夫なのか。後は何も知らない親御さんが仮面ライダーというだけで連れてきたとか。
むしろ意外だったのは腐女子の方々が見られなかったこと。もっと遅い時間に来るのかな。俺が観たのは13時25分上映開始でしたが。

本編上映前には今後公開される映画の宣伝があるけど、どれも面白そうに見えるから困る。特に『トイ・ストーリー3』と『借りぐらしのアリエッティ』。『アリエッティ』は凄ぇ同人誌が出そうな気配を感じ取りましたが。

夏の劇場版

毎年恒例の夏の映画情報。本編上映後に流すかと思ったが。先に細かいこと書くと、いつまでたっても本編の感想に辿り着かなそうなので、後に回します。

概要

『超・電王』シリーズ第2弾は2週間毎に作品を公開していき、最終的には一つの映画館で3本の『電王』が同時に観れる状態になるという映画史上初の公開形態。そういうことするから、上映出来る映画館が限られちゃうんだよ……。

1本目は侑斗と愛理さんの関係性にスポットを当てた『EPISODE RED ゼロのスタートゥインクル』。タイトル長ぇよw
シネマのディスプレイには『超・電王トリロジー』って略されてました。6/5以降はどうすんだ……。

テレビシリーズでは桜井さんが消えた後、2人の関係がどうなったか描かれなかったけど、面白いところにスポットを当ててきたと思います。お姉ちゃんが登場するのは『さらば仮面ライダー電王』以来だっけ。

オープニング

映像はどうも3作品共通臭いな。

消えた桜井さん

テレビシリーズの復習として、最初に侑斗、桜井さん、愛理さんの関係性を簡単に説明。愛理さんの視線は消えた桜井さんが立っていた位置に向いているし、侑斗の視線は愛理さんに向いているしで切ねぇ。

ミルクディッパーリニューアル

リニューアルすること自体は構わんとして、物語として何か意味があったんだろうか……。最後にリニューアルオープンするわけでもなく。

縮んだ良太郎が普通にリニューアルを手伝ってるんだけど、愛理さんはどう思ってるんだろう……。「ちっちゃくなっちゃった良ちゃん可愛いわ」くらいにしか思ってなさそうだがw

暴走デンライナー

デンライナーに侵入したピギーズイマジンが2010年1月のチケットをデンバードにセットしたため、デンライナーは暴走状態に。日付が指定されていなかったため、1月を彷徨う羽目に。行き先が不確かなチケットで暴走するって設定はちゃんとテレビシリーズからあるんだな。感想見返していて気付いた。

ピギーズがそんなチケットを何処で入手したのかが激しく気になるが、多分『超・電王』シリーズが完結しても、謎のまま終わるんだろうなぁ。

暴走が激しくなると、イマジン達と通常の時間に居る良太郎の接続が完全に切れてしまうそうで。

ピギーズイマジン

名前だけ見たときは差分変化で3体登場するのかと思っていたが、実際は1体で、両肩に付いている豚の顔がそれぞれ意思を持っているという劣化版クライマックスフォームみたいなヤツでした。
ちゃんと、てんこ盛り絡みで、しっかりイジられるという隙の無さ。

こいつの目的はデンライナーが暴走している隙を突いて、過去へと跳び、契約者になり変わって人生を送ろうというもの。曖昧な存在であるイマジンだからこそ、自分の人生を持ちたいと思うのかもしれん。

イマジンのギミック説明のシーンでは懐かしのアントホッパーイマジンが登場。どういうチョイスなんだと思ったけど、よく考えたら、こいつってゼロノスが目立ったテレビシリーズ31、32話の敵なんだよな。偶然ってことはないよな……?

菊地 宏

ピギーズの契約者。愛理さんに一目惚れし、彼女の前に格好良く立つことを望む。最後まで良いとこ無しのヘタレでした。

この人、『カブト』にネイティブの立川役で出演していたらしい。全然憶えてねぇや!(ぉ

僕に釣られてみる?

今回の電王初変身はロッドフォームということでテンション上がるが、威勢の良いのは最初だけで、苦戦、挙句デネブに助けられ、ピギーズには逃げられるという散々な結果に。ウラ……(´・ω・`)

プラットフォーム

モモさん達との接続が切れたため、プラットフォームでピギーズに立ち向かう良太郎。プラットフォームのまま動き回るシーンって、あんまりなかったと思うし、貴重か。

侑斗と愛理の物語

本作はあくまでも2人の物語がメインで、戦闘は作劇場必要な最低限のものしか入れませんでしたという印象。キャストクレジットも侑斗が一番最初だったしな。
ガチでラブストーリーなため、戦闘が終わると、すぐちびっ子達がざわざわし出す。うん、明らかに対象年齢高めだと思うんだ。

にしても、愛理さんのヒロインっぷりがパネェです。ってか、この人って電王とかのこと全部知ってんだっけ?桜井さんのことを憶えているのは設定的におかしい気がするけど、こまけぇこたぁいいんだよ!

オーナーのメジャー

デンライナー内の様々な部分を計測していたが、今回は一切関係無いという。ウラだったかも言っていたけど、後の2本への伏線なんだろうか。

いつも通りの人々

侑斗と愛理さんのシーン以外は大体いつも通りのコメディテイスト。ソードフォームがピギーズをボコるシーンとかモモさんがイキイキし過ぎていて笑ってしまうわ。

出番の無い人々

アックスフォームとガンフォームは出番無し。また、幸太郎とテディ、ジークも未登場。他のEPISODEでは登場するそうだが。
ウィキペディアには超クライマックスフォームは登場しないって書いてあったけど、マジですか……?

最後に……

『EPISODE BLUE』と『EPISODE YELLOW』の予告が。次は『EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』。

まとめ

そういうわけで、『ゼロのスタートゥインクル』でした。人間ドラマに重点を置いて、戦闘が少ないのは良いとしても、ピギーズのとどめはゼロノスにやってほしかった。あと、決め台詞が無かったのも残念か。

とはいえ、侑斗と愛理さんの関係を一歩進めたのは大きく評価したい。2人には是非幸せになってほしいな。障害多そうだけど。そもそも侑斗って別の時間の人間だしなぁ。

『仮面ライダーダブルFOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』

僅かな映像だけで、wktkする要素がいっぱい。まずオリジナルライダーは2人っぽい。更に、ダブルジョーカージョーカーらしき姿も。
また、ナスカ・ドーパントが登場確定。ウェザーが居るってことは36では死なないってことか。まぁ、パラレルの可能性があるけど。

AからZまでの26個の次世代ガイアメモリとかフィリップの母の面影とか楽しみ過ぎるわ。でも、ここで母親の話が出て来るということはシュラウドは園咲母ではないのか?

『天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』

ウォースターが逆襲にやって来るらしいぞ。

燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+

反復リンク
2回目

シリーズリンク
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(2009/05)
仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル(2010/06)

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010(2009/12)

映画,特撮

Posted by お亀納豆