僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。
「ビ━━━━━━ッチ!!」
ビッチの法則が乱れる!
講談社ラノベ文庫2014年8月の新刊。約1日の積み。『共鳴無敵の落ちこぼれ 紅の魔女庭園』でデビューした赤福さんが隔月刊行で送る新作。
このペースでの刊行ってことは最初からデビュー作は単発のつもりだったんだろうか。
さて、文芸部を私物化し、自分のオタ趣味を満喫する主人公、育野耕介は現実の美少女=ビッチという考えの持ち主。
ある日もたらされた廃部通告を覆す中で、彼は清楚系ビッチと色欲系ビッチというビッチの二大巨頭と急接近していくことに……。
いや、このタイトルで購入しないとかBGB部員として有り得ない。タイトルだけなら神レベル。
まぁ、結局文芸部って要素はストーリーと大して関係無かったんだけども。別に写真部とか新聞部とか文系の部活なら何でも成立しそう。
基本的には耕介が周囲の美少女をビッチなんじゃないか?と疑いながら交流を深めていく展開なんだけど、何か取り敢えずビッチって言っとけみたいな雰囲気を感じるぞ。
この設定の詰めの甘さとか大して出番が無いけど取り敢えずヒロインを沢山配置しておくとか一昔前のMF文庫Jのラブコメのノリを思い出すわ……。
いや、そんなことは大して問題ではないんだけど。黒髪ロングの清楚系ビッチとか益荒男ゲージが急上昇せざるを得ないわ。
義妹シャルテは耕介のキャラの補強に必要な上にエロかったのでMOTTO!MOTTO!って感じだけど、天虎は1巻から出す必要あるかな……?
2大ヒロイン、愛羽(まなは)と伊吹にもっと紙幅を割いた方が良かったのでは……。
ふん、甘く見てもらっては困る。この程度のラブコメで俺がビッチ最高やとでも言うと思ったか、馬鹿め。はははははは
ビッチ最高や!
頼む!後1冊読ませてくれ!そこで切るか判断するから!
燃:C 萌:A 笑:B 総:A-
シリーズリンク
・僕の文芸部にビッチがいるなんてありえない。 <2>(2014/11)
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