おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <5>

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 5 (コミックアライブ)
作画:葵季 むつみ 原作:村上 凛 キャラクター原案:あなぽん

「サマーエンジェル!!!」

2014年10月の新刊。
夏休み編後編なんだけど、帯煽り過ぎだろw

よし、原作3巻突入!ムラサキさんが出て来る!これで勝つる!と思っていたら、コミケへ行く展開がバッサリカットされた……だと……?

長谷川さんとのデート編が終わった後は、オリジナル展開に突入。聖地巡礼編はドラマガ連載分をベースにしているが、あくまでも桃がヒロイン扱いとなっている。

どうも今回の構成の感じだと、途中でバッサリ終わらせるほど人気が無いわけではない。かといって原作通りに最後まで連載を続けるほどのものでもない。ならオリジナル展開で重要な要素だけ拾って完結させちゃおう!という魂胆なんだろうか。
確かにムラサキさんは超エロいけど、居なくても何とでもストーリーを進めることは出来るんだよなぁ。

長谷川さんの天使感がヤバい。男の願望の塊みたいな外見で最早引くレベル。
それにしてもデート中、直輝の失態コンボがらめぇええええええええ!!って感じでなぁ。漫画で読むと更に精神的にクる。いや、そりゃこんな天使が目の前に居たらテンパるのも致し方ないが……。
長谷川さんのオタクは嫌い発言で砂になる直輝の絵面にワロタ

オリジナル展開が悪いかというと、そんなことはなく原作には無かった水着回で俺の益荒男ゲージが留まるところを知らない。
しかし、水着回があるなら、なおさらムラサキさん不在が悔やまれる……。

長谷川さんが天使とか言ってハシャいでいたら、聖地巡礼編の桃の可愛さがえらいことになっていて、うぎゃぁあああああああああああ!!

今回は特別編として桃の妹、柚子との遭遇も収録されている。原作とは過程が大幅に変わっているけど、オチは同じなのね。

コミカライズだと、ちょいちょい桃の視点もあるのが嬉しい。
ふと思ったんだけど、原作の段階では敢えて主人公だけの視点にしておいて、メディアミックスのときに他のキャラの視点を交えることで媒体の違いを明確に押し出すって1つの戦略なのかしら。
個人的にはテンションの上がる手法なんだけど。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <4>(2014/03)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <6>(2015/02)