ただ、災厄を狩る剣のように ナイツ・オブ・ザ・フリークス first act

ただ、災厄を狩る剣のように ナイツ・オブ・ザ・フリークス first act (ファミ通文庫)

著:アズサ ヨシタカ イラスト:しずま よしのり

『“対なる十字剣(フラガラッカ)”の名の下に、その業(カルマ)を断罪する!』
『“此方制す腕の祝福を(アーケッラーヴ)━━エェェィメェェ━━ン!!』
『━━“光りあれ(ファイエル)”━━!!』

ファミ通文庫2010年6月の新刊。第10回えんため大賞最終選考候補作をベースにした作品で、デビューはFBonlineで連載という珍しい形となった作品。ちなみに第10回は2009年です。

そもそもwebで小説を読むというのが苦手なのでスルーしてたんだけど、文庫の粗筋を見たら、いかにもな中二設定臭そうで興味を惹かれて購入しました。
1巻には連載分が丸ごと収録されている模様。

結論から言うと、読むのがしんどかったです。何だろうな、文章がしんどい。かっちりした文章にしたいのか、いかにもラノベ的な軽い文章にしたいのか、よく理解らん。意図的に崩してる部分もあるんだろうけど、そこでそんな若者言葉使っちゃう?っていうのが散見されてなぁ。

七つの大罪をベースにした設定は興味深いんだけどなぁ。
あ、あとヒロイン、リンの過去がファンタジア文庫『ストレイト・ジャケット』のレイオットの過去を彷彿とさせました。

次は2010年8月。つまり今月ですが、もう買いません。

燃:B 萌:B- 笑:C+ 総:B

ファミ通文庫

Posted by お亀納豆