【ラノベ】美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!! 5巻【最終巻/感想】

美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!5 (角川スニーカー文庫)

著:春日部 タケル イラスト:Mika Pikazo

「恥骨に向けてローリングソバットをお願いします」

2019年1月の新刊。約1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は天花とひよこというダブルヒロイン。帯も粗筋も最終巻の匂いをバキバキに漂わせてきやがるじゃねぇか……。

さて、カリスマ編集者の鳴海流生(なるみ・りゅうせお)が立ち上げる新レーベルの脅威を間近に感じる清純。それは彼のトラウマを呼び起こすことにも繋がって……。

昨今のラノベ業界論の下り、こういうシーン大好きなんだよなぁ。今KADOKAWAはなろうの青田買いからカクヨムでの自家栽培にシフトしつつあるということなのかな。

清純にトラウマを刻み込んだ張本人、浅加が鳴海にフルボッコにされるシーンは気持ち良かったですね。清純は良い奴だから、とどめを刺すようなことはしなかったが……。でも、ああいう奴は野放しにするとメチャクチャなことしでかしそうだよな……。

劇中作「俺と姉ちゃんの××な妹プレイ」がめっちゃ気になるんですけど……。絶対えっちなやつでしょ……。

清純と天花がそれぞれ小説を書き上げていくシーンはまさにクライマックスといった具合でナイスな盛り上がりを見せた。ニュータイプの革新みたい。
このシーンは良かったんだけれども、最後のエピローグが雑過ぎません?仮にも最終巻ですよね?
何故しょうもないギャグで幕引きにしたのか……。ちょっと、あれもしかして最終巻じゃない?って期待しちゃっただろ。

総評

そんなわけで惜しくも打ち切り、スニーカー文庫『美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!!』全5巻でした。足掛け1年半か。
くっそ……折角面白くなってきやがったってのによぉ……。

ギャグは最後まで今一つだったが、トラウマを抱えながらも編集者として面白い作品を創りたいという清純のドラマが素直に面白かった。
それにMika Pikazoさんのイラストのお陰もあって、ヒロイン達がめっちゃ可愛かったんだよなぁ。特にソレイユさんのツンツン具合が堪らなかったんですよね。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
美少女作家と目指すミリオンセラアアアアアアアアッ!! 4巻(2018/08)

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角川スニーカー文庫

Posted by お亀納豆