【ラノベ】OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハトⅣ【4巻/最終巻/感想】
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY) 協力:剣 康之
「共に笑い、泣き、怒れる君を、私は選んだ。
忘れても大丈夫だよ、笑い、泣き、怒る時、私は常に、君と共にいる」
2017年4月の新刊。約1年10ヶ月3週間の積み。7ヶ月振りの新刊。
表紙はラストということで各務と堀之内再び。まぁ、この2人しかないわな。
今巻の内容は丸々書き下ろしなのか。
さて、いよいよ間近に迫ったヘクセンナハトの夜。各務達は神とも呼べる力を持つ黒の魔女への対抗策を練る。一方、フルールが出会った少女は何処か不思議な雰囲気を持っていて……。
ジオフレームとサタニックフレームの戦いは最早完全に巨大ロボットものなんだよな……。昨今の『スパロボ』になら余裕で出れるレベル。
しかしサタニックフレームの厨二感に言及されることになるとはwいかにも悪役側という雰囲気で良いですよね……。
別れと再会というエピローグの清々しさよ。
創造の書は失われたが、ということはこれが最後のOBSTACLEの物語ってことなのかな。裏表紙では無数のOBSTACLEの一番最初と書かれているけどな……。語られるのが1番最初ってことかな……。
こちらはコミック版とは異なる展開らしいけど、3巻終了の予定から延長したことと関係あるのかしらん。
総評
そんなわけで川上稔さん的魔法少女の物語『OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト』全Ⅳ巻、これにて終幕。文庫だけだと足掛け1年8ヶ月か。
これが魔法少女だ!って言われると、どうしてもえぇ……(困惑)という気持ちが先に立つのだが、さくっと川上さんの世界観に浸れるシリーズとして良かったんではないでしょうか。
満子満子連呼していたのはどうかと思うが……。
OBSTACLEはこれくらい短いのが丁度良い、みたいなことを言っているが、次のOBSTACLEが読めるのはいつになることやら……。
次は2017年7月に『ホライゾンGT』3巻、10月に『ホライゾンⅩ〈上〉』、12月に『Ⅹ〈中〉』、2018年3月に『Ⅹ〈下〉』、7月に『ⅩⅠ〈上〉』、9月に『ⅩⅠ〈中〉』、12月に『ⅩⅠ〈下〉』。
燃:A 萌:A 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハトⅢ(2016/09)
世界観リンク
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 縁と花(2017/07)
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