【ラノベ】GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩⅠ〈下〉【感想】

8月 19, 2019 by
Filed under: 電撃文庫 

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI<下> (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「一日の適度なくねくねはメンタルの健康を保ちます」

理解る(理解らない)
2018年12月の新刊。約8ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。通算32冊目。

表紙は大方の予想通り全ての感情を取り戻したホライゾン。おっとこれは完璧なヒロインスマイルですわ。

ピンナップは両面で笑顔のトーリとホライゾンなんだけど、あっ、これはトーリがマジで殴られる5秒前、みたいな絵面ですわ。
ヒロインズとの濡れ場は既に通過済みだったので、まさかそれぞれもう1回巡ってくるとは思わなんだ。

運命が次々と生み出す幸運の存在達との戦い。最初に設定を見た時は絶望感が凄かったけど、別に完璧超人が出て来るわけじゃないと判って一安心。
最強の存在というわけではなく、あらゆるシチュエーションで失敗を経験せずに成長してきた存在という設定は、キャラのバックボーン等を膨大に設定する川上さんらしいいネタだなぁと。

大体の人達が幸運存在と真っ向からぶつかるのに対し、一部やりとりがおかしい人達も。2人のウルキアガが姉談義で揉める下り、ほんと好き。
『合体絶対ホライゾン』まさかの大活躍で草。だからBlu-rayBOXの特典になってたのか……。

武蔵と大和を中心に宇宙を駆け上がっていく一大勢力という絵面は是非アニメで見たいものですねぇ。

しれっと福島の生みの母が正純と解釈出来るような描写があるのだが、何でそこは掘り下げなかったんだろう。
二代自身が全然気にしてなかったからかなー。

そして旅に出る梅組の面々。そうか、ここで6ページぶち抜き挿絵を持ってくるか。あっ、子供達は含まれてないんだな。
トーリは安定の全裸で草。この世界の全裸に対する懐の広さやべーなw
分量はおよそ1150ページ。これはシリーズ史上最厚かな?

総評

そんなわけで濃厚な川上ワールド炸裂の電撃文庫『境界線上のホライゾン』全32冊、これにて完結。足掛け10年3ヶ月。えっ、10年もやってたのかよ……。このペースだと川上ワールドを描ききる前に寿命が来そうですね……。

『終わりのクロニクル』でライト層にも受け入れられたからか、それはもうやりたい放題の仕上がりでしたねぇ。途中でアニメ化ブーストが入ったのも大きかったのではないか。

個人的には歴史ネタがあまり上手くノレなかったので、どちらが好きかと言われたら『終わりのクロニクル』の方なんだけれども、これだけの物量を読み切ったという満足感は何物にも代え難いものであると。
ちなみにさとやすさんの画風も『終わクロ』の頃の方が好きです。

川上さん自身も言っているが、ここからスピンオフだの何だの色々展開していくっぽい。世界観がばっちり固められているから、いくらでも派生作品を作っていけそうなんだよな……。
だって、本文からもこの辺エピソードをカットしたんだろうなって感じられる部分、いっぱいあるし。

燃:A+ 萌:A 笑:A 総:S-

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩⅠ〈中〉(2018/09)

アニメリンク
境界線上のホライゾン Blu-ray BOX (特装限定版)(2018/12)

世界観リンク
EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト 〈上〉(電撃の新文芸、2019/08)

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