【ラノベ】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑭【14巻/最終巻/感想】

著:渡 航 イラスト:ぽんかん⑧

「どんな言葉でもどんな行動でもいいんだ。その一つ一つをドットみたいに集めて、君なりの答えを紡げばいい。キャンバスの全部を埋めて、残った空白が言葉の形をとるかもしれない」

本物が欲しいなら。

2019年11月の新刊。約6日の積み。延期に延期を重ねた末、1年振りの新刊と相成った。そうか、そんなに空いてしまったのか……。
しかし待たせただけに、これまでにない大ボリュームの約530ページ。分冊しても良かったレベルの厚さである。
次で完結と謳っておきながら分冊は流石にマズイと判断したのか……。

さて、いよいよ迎えるプロム本番。イベントの運営を通して、八幡達はそれぞれの答えを見付けていく……。
ガハママのあまりの可愛さに頭がくらくらする。何このママ、超可愛い……。薄い本読みたい……。

めぐりん先輩達を送り出す卒業式。流石にウルッときますねぇ。めぐりん先輩のコール&レスポンス、絶対一緒にやりたいやつでしょ……(´;ω;`)

普通の付き合いをしようとするとぎこちなくなるくせに、仕事の話になった途端、きびきび動き出す八幡とゆきのんの仕事出来る感がエグい。ウチの会社に来てほしい……。
しかしバイトバックレからの後日制服着払い返却は強過ぎるでしょw

最後の最後まで八幡達の事を気に掛けてくれた平塚先生が良い先生過ぎて結婚してほしいまである(ぉ
ワンチャンヒロイン化ある……。

最近の学生さんは入学前からSNSで繋がっちゃうのか……えぇ、怖過ぎでしょ……。SNSが無い時代の内に卒業出来て良かった……。

遂に答えを出した八幡はゆきのんを選んだ。まぁ、どちらかを選べといったらそうなるか。
ここからゆきのんの快進撃が始まる。おいおい、凄い勢いで間違ってない青春ラブコメ始まっちゃったじゃんかよ……。ゆきのんの破壊力めっちゃ高いぞ……。
青春ラブコメといえば生徒会の副会長と書記ちゃんの様子も気になりますねぇ。

プリキュアネタは期待通りでしたね。こいつ、キラやばを使いこなしてやがる……。
そうそう、戸塚のキャストは小松未可子さんは現在キュアセレーネ役として活躍しているんだったわ。

新しい春がやって来て、素敵な後輩達のお陰で奉仕部は存続した。どうやらまだ彼等の青春ラブコメは間違い続けるらしい……というところで幕引き。やだ、何て気持ち良い終わり方……。

来春にアニメ放映を控えている以上、まだ何かしら出るだろうとは思っていたが、やはり短編集が出るらしい。更に豪華執筆陣によるアンソロも。
また番外編だかスピンオフだかの構想もうっすらある模様。それならまだ総評は書けなそうですねー。

ひとまずはアニメ放映までに無事本編を綺麗に畳めたことに安心しました。やはり10年近く続いてきたシリーズだけに感慨深いものがありますな。

燃:A 萌:S- 萌:A+ 総:S-

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑬(2018/11)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 14.5巻(2021/04)

アンソロジーリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 アンソロジー1 雪乃side(2020/03)

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Posted by お亀納豆