【ラノベ】子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき【6巻/最終巻/感想/ネタバレ】

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著:玩具堂 イラスト:籠目

「……さぁ。生きるとか死ぬとか、あんまり考えませんから」
「えっ!?年がら年中お葬式みたいな顔をしているのに!?」

ひどい(´;ω;`)
2012年9月の新刊。約7年7ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はサンタコスの仙波。よく見たら、はいていないのでは……ゴクリ

さて、季節はクリスマスシーズン。子ひつじの会に持ち込まれたのは、昔に起こったとある殺人事件の解明で。
なるたま達は事件の起こった山荘に赴くが……。

ということで、また毛色を変えて長編仕様です。うーん、適度にラブコメをしながら連作短編形式で日常の謎を解いている方がこのシリーズらしいと思うけども。
仙波と佐々原さんとの甘酸っぱい展開に加えて、会長とも接近していくのが良いね。え~、会長の無防備な寝顔可愛いやないかい。

このシリーズに本格的なミステリ要素を求めている人なんていないと思うけど、まぁミステリ部分は、うん……。過去の事とはいえ実際に死人は出ているので、あまり明るい雰囲気にもならず、どうにもじめじめしておる。

それはそうと寒冷地限定ぱやきのさんワロタ
モビルスーツかよw

ラスト数ページで足掛け的に、なるたまから見た2人のヒロイン像を見せて終了。
後書きで、次は新シリーズ書いてみましょうって言われたって実質打ち切りやんけw

総評

そんな具合で特に流行にもならなかったツンダラヒロインを擁するスニーカー文庫『子ひつじは迷わない』全6巻、これにて打ち切りにより閉幕。足掛け1年11ヶ月。

癖のある言葉のチョイスをする独特な文章とヒロイン陣の可愛さが魅力のシリーズであった。最終的に俺の推しは会長です。
変に長編を挟んだりせずに連作短編を貫いた上でもうちょいLOVE寄せすれば俺の性癖にばっこり刺さったのではなかろうか。

次は2014年11月に『CtG ゼロから育てる電脳少女』、2015年3月にその2巻、8月に3巻、2016年2月に『漂流王国』1巻、5月にその2巻、2018年7月に『好きって言えない彼女じゃダメですか?』。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき(2012/05)

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子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)

角川スニーカー文庫

Posted by お亀納豆