メディアワークス文庫

メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)

著:北野 勇作

「いたいっ」
「あいたあっ」
「あたたたたたたたたたたたあっ」
「でも、いたくないいいいいっ」
「いたいのいたいのおおおおおお」
「とんでいけええええええっ」
「隣の村までえええええ」
「とんでいけええええええっ」
「とんでいけええええええっ」

約3日の積み。メディアワークス文庫。著者の北野さんはそこそこ作家歴の長いSF作家……のようだ。よー理解らん。

粗筋を見ると、ラノベ作家が登場するということで、うほっと食いつきました。実際に読んだら、あんまり関係無かったけど。

これは俗に言うメタフィクションというやつだろうか。現実と虚構が入り混じり、中盤辺りから、どんどん判らなくなってくる。
とは言っても、難解というより、緩いコメディといった感じ。軽い気持ちで読める。

いやしかし、「メイド」と「冥途」を掛けるのと言えば、『メイド刑事』だよなぁ。

燃:C 萌:C+ 笑:B+ 総:B+

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

HJ文庫,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,角川スニーカー文庫,雑記

今月はファミ通文庫は通常のフライングで祝日と重なるので、更に1日早くなりました。スニーカーはフライング日の前日が祝日だったので、補正が掛かり28日発売。でもHJは30日発売な不思議。ブツは、

・“文学少女”と恋する挿話集 <3>
・空色パンデミック②
・東京皇帝☆北条恋歌 <5>
・ダンタリアンの書架 <5>
“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 の 2-7-3)
空色パンデミック2 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 ほ 3-1-2)東京皇帝☆北条恋歌 5 (角川スニーカー文庫)ダンタリアンの書架5 (角川スニーカー文庫)

の計4冊。

ファミ通では『鋼鉄の白兎騎士団』が怒濤の第1部完結。ガブリエラが団長になるところまでいったみたい。後書きを見ると、セカンドシーズン開始が決定しているらしいけど、タイトル変わるのかな。
『服従フロイライン』は短編集が登場。今度こそ本当の完結。
鋼鉄の白兎騎士団X (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 ま 1-1-10)
命じて!服従フロイライン あらかると (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 し 1-4-1)

来月の新刊では『臆病な僕と噛みまくりの魔女』が1冊でスベった臭いゆうきりんさんが『トゥインクル☆スターシップ』の挿絵でお馴染みのまりもさんとタッグを組んで登場予定。
それと、『バカテス』の井上さんと同期だが、『声で魅せてよベイビー』を1冊出しただけで、ファミ通文庫からフェードアウトしていた木本雅彦さんがまさかの復活。何というミラクル。

スニーカーでは『北条恋歌』がコンプエースでコミカライズ決定。もう最近はちょっと売れたら、すぐコミカライズだなぁ。

新シリーズ『爆熱天使Xサン』と『ぼくこい』はスルーしました。ただ、文芸部が絡んでるらしいので『ぼくこい』は買うかもしれん。
爆熱天使Xサン 見さらせ正義の一番星!! (角川スニーカー文庫)
ぼくこい (角川スニーカー文庫)

『ムシウタ』は完結だっけ?
『放課後の魔術師』は凄い勢いあったから、メディアミックスしていくかと思ってたんだけど、その前にクライマックス突入だそうで。あれ?
ムシウタ 10.夢偽る聖者 (角川スニーカー文庫)
放課後の魔術師 (7)スマイル・ウィズ・ユー (角川スニーカー文庫)

ザスニでは『涼宮ハルヒの驚愕』が一部先行掲載。ちゃんと載ってたんだ……。
問題は、この後順調に新刊が出るかどうかということだな。

来月の新刊では新シリーズ『地球の切り札(ジョーカー)』が気になる。これって、著者も絵師も『会長の切り札』と一緒なんだけど、続編なのか?

ところで、今月はスーパーダッシュは何も買うものが無かったんだけど、『よくわかる現代魔法』でお馴染みの桜坂さんの著作『All You Need Is Kill』がハリウッドで映画化決定らしいね。まぁ、あれはある意味イロモノだからな……。

ガガガ文庫

サキちゃんと天然さん (ガガガ文庫)

著:陸 凡鳥(くが・ぼんちょう) イラスト:連

「大丈夫!まだ一巻だよ!一巻目からそんな強い敵、出るわけない!楽勝楽勝!」
「あかんて!これ書いてる奴、RPG○クールで、初っぱなから魔王百八人登場するゲーム作りよったアホやぞ!世界で二番目に強い敵とか、ばんばん出てくるって!」

約2ヶ月1週間半の積み。ガガガ文庫から『七歳美郁と虚構の王』でデビューした陸さんの3番目のシリーズ。
イラストは同レーベル『突撃彗少女マリア』やスニーカー文庫『ピーチガーデン』でお馴染みの連さん。
粗筋を読んだら、何だか気になったので購入しました。

出されたお題を元に小話をして、話芸の力を競うトークバトルコメディなんだが、素晴らしく面白くなかった。ギャグの8割9割がスベッてる。上述の台詞は数少ない面白かった部分です。

帯には「笑ったら負けかなと思ってる」と書かれているが、じゃあ殆ど笑わなかった俺は勝ち組ですね。
ツボな人はツボなのかなぁ、このギャグセンス。
電車の中で噴き出したらどうしよう、そう思っていた時期が俺にもありました。

面白くなさ過ぎてネタになる作品ってあるけど、これは素直に詰まらなかったなぁ。地雷認定。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B-

七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)
七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)

アニメ,漫画

「あらいけない。萌えの花が」

店長可愛いよ店長。

だから何でビデオ再生してると、テレビの前に来るんですか父上。

さて、メイド・ラテではイベント、妹DAYを行うことになった。萌え文化における妹という概念が理解出来ない美咲は周囲にリサーチを掛けるが、なかなか参考に出来そうな事例が無い。

しかし、碓氷キュンは飾らない美咲の姿こそが一番と周囲に気付かせるのだった。碓氷キュン株がストップ高過ぎるw

紗奈がちょいちょい出て来るけど、アニメでは扱いが向上するのだろうか。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

会長はメイド様! (1) (花とゆめCOMICS (2986))
会長はメイド様! (1) (花とゆめCOMICS (2986))

アニメ,漫画

「てめぇ、ミイラのくせに顔パンパンじゃねぇか!二日酔いの朝か!!」

サンシュートは83%

食欲の秋で太ったヴァンプ様とカーメンマンとメダリオ。メダリオはマスクしてるから、あんまり違和感ないんだけど、ヴァンプ様とカーメンマンは凄ぇ違和感w

レッドのシャツの「たまごかけごはん」が気になって仕方が無い……。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

ガガガ文庫

ラ・のべつまくなし2 (ガガガ文庫)

著:壱月 龍一 イラスト:裕龍 ながれ

「あの、西野さん」
「ん?」
「あいつ……すこしは見込みありそうですかね?」
「ま……まぶしいっ!」
「…………は?」
「な、なんなの、そのやさしい眼差し!ニオう!ありえない!」

約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。正直、1冊で終わっていてもおかしくなかったので、2巻が出て嬉しいです。

今回はブンガクの作品のイラストを担当している双子の高校生イラストレーター、海と陸が登場して、一騒動巻き起こる。

1巻に比べて、商業的な話は少なくなったが、その分、ブンガクと明日葉のイチャラブっぷりが半端無いことになっていました。読んでいて、度々ああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!ってなります。

これは実に良いラブコメ。でも、巻数重ねるのはシーキビっぽいなぁ。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

メディアワークス文庫,雑記

今月は25日が日曜のため、公式発売日が1日遅くなって、26日発売。ブツは、

・メイド・ロード・リロード
メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)

の計1冊。

取り敢えず三省堂にMW文庫が置いてあると思った俺が馬鹿だった。って言うか、新刊なのか話題の本なのかどっちなんだよ!
それと、一般文庫のコーナーが広いから、あるのか無いのか今一つ断定出来ないぜ。

結局、京都タワービル内の書店で買いました。そこでも散々探した挙句、MW文庫のコーナーがあるの見て、腰が砕けそうになった。かえって見付け難いんだよ……!
書店も扱いに困ってるんじゃないのかなぁ。

MF文庫J

緋弾のアリア 5 (MF文庫J あ 5-8)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「さようなら━━『緋弾のアリア(Aria The Scarlet Ammo)』━━」

約4ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。サブタイトルは「プレリュード・フィーネ」と読みます。
表紙はまさかのキンジ単独。MF文庫の表紙の男が一人……だと……?え、天変地異の前触れなんじゃね?というくらい珍しい。

さて、姿を現したイ・ウーの教授シャーロック・ホームズ。彼からアリアを奪い返すため、キンジの戦いが始まる。
ヒステリアモードには状況によって、様々なバージョンがあると判明。今後は使い分けていくことになるのかな。平成ライダーのフォームチェンジみたいで燃える。

で、シャーロックから緋弾を継承したアリア。これからアリアはイロカネという物質を狙う者達と戦っていくことになる。といったところで、第1部終了。

その後に箸休め的な短編『再装填(リロード)』を3本収録。
ここでは白雪の妹の1人、粉雪が登場。当然のようにフラグが経ちました。凄い勢いで女性キャラが増えていく……w

そして次巻はレキの登板回であることを匂わせて続く。いやね、もう目次の時点で次巻へ続くのは何となく理解ってたけどね。
と言うか、次巻へ引っ張れるようにわざと調整してるような気がするぞ。

ところで、エロい夢を見てヒステリアモードになることを『夢ヒス』というらしいが、どう見ても夢精です。本当に有り難う御座居ました。

次は4月。って、この前出たよ!

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD5 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

攻略本はない。未来になにがあるか確かめるのは、おれたち自身の目だ。

約5日の積み。3ヶ月振りの新刊。コミカライズも決定し、絶好調。帯にはコミック版のユーゴとイシュラのイラストも。

さて、教団のアジトを探し、航海に出たユーゴ達だったが、トラブルが起こり、南の島に漂着することに。
水着回というか下着回
というか。葉っぱとかで水着を作ろうという発想にはならないもんなのか。

ちょっと一休み的なエピソードかと思いきや、ちゃんと話が進みます。ユーゴとイシュラとレヴィアの三角関係は特に進まないまま終了するんじゃないかと思っていたが、ここにきて動きが。
流石に、この作品のノリでそれはマズイと思ったのか、さほどドロドロはせず
何だ、ハーレムルートかw

ドラマガ2010年5月号掲載の短編はこのエピソードの間の出来事のようだ。ドラマガの方が先に出たから、短編読んだときに何事かと思ったぜ……。

基本3ヶ月スパンだそうで、次は7月。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

アニメ,漫画

「あたしさ、ここでみんなの背中見ながら、みんなの音聴きながら、ガンガンドラム叩くの大好きだ!」

OPの歌詞で「おっぱい!」って聞こえる部分がありませんか?

さて、りっちゃんメイン回。記録映像では目立たないポジションであると気付いたりっちゃんは他のパートをやりたいと騒ぎ出す。
その最中、ムギが弾き語りを閃く。何というキャラソン誕生の瞬間w

それはともかく、音楽室のホワイトボードに書いてある落書きが結構気になる件。気になると言えば、唯の部屋着の「ナイロン」も気になるなw

ふと思ったんだけど、唯達が自分の楽器使ってエロイことする同人誌って、きっとあるよね?

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

けいおん! (3) (まんがタイムKRコミックス)
けいおん! (3) (まんがタイムKRコミックス)