メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2010年 11月号 [雑誌]

ドラマガほどではなかったけど、読み終わるのに時間かかっちまったぜ……。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

表紙。
付録にはまるごと1冊が。構成は作品紹介、アニメ紹介、著者&キャストインタビュー、文庫1巻1章、コミカライズ一部、書き下ろし前日譚という構成。
既存ファンに向けてというよりは、これから触れる人向けといった印象。

アニメのエンドカードにはBUNBUN名義で登場するのに、トレカではabec名義で登場する意味が理解らない……!

付録で文庫表紙の変遷が見れるのが面白い。京介の表紙への登場の仕方が。1回追い出されてから、復活してメインにまで戻ってきてるのね。

アニメのキャラデザがかんざきさんって普通にバラすのかよ!

だから何で本誌と付録で情報を分散させんだよ!

『とある科学の超電磁砲』

OVAだけに留まらず、PSPでゲーム化決定。

『ヘヴィーオブジェクト』

一方、こちらもジワジワメディアミックスしている件。普通にアニメ化まで辿り着きそうで怖いw

『電波女と青春男』

アニメの放送局はTBSだけなのか?電撃のアニメでそんなこと有り得るの……?

『ゴールデンタイム』

特集&短編。短編は二次元くんこと佐藤が主役の番外編。竹宮さん自身はあわよくばシリーズ化を狙っているそうで。普通にシリーズ化しそうですが。

『シアター!』

まさかの舞台化決定。更に2011年初春に文庫2巻が発売決定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
今度こそLOVE寄せですね!

『ロウきゅーぶ!』

新刊発売月恒例の短編掲載。順当に、まほまほメイン回。どっちかっつーと、もっかんの方が目立ってた件。もう結婚すれば良いのに。
果たして次の短編では誰がメインとなるのか?葵の出番はあるのか?正直要りませんが(ぉ

『獣吾ドキドキプロジェクト! エロを制せねば地球の未来はない!?』

阿智さんの新作が連載スタート。正直、タイトルのセンスが小学生レベルだと思う。内容的にもなぁ。今流行りのエロコメがやりたかったのか知らんが、もう今から打ち切り臭しかしねぇ。

『べにたま・みねもりのぐっとくる話』

毎号楽しみだから困るw
1ページ目、ブブゼラ吹き過ぎワロタ

次号はゲストが来るらしいが、一体誰だろう。また土橋さんだったら腹筋割れるかもしれんw

『ソードアート・オンライン アインクラッド』

回想シーンで早くも直葉が登場。太股エロイです。

『境界線上のホライゾン 課外教室』

直政がカラーイラスト初登場か。こんな地味な色合いの人だったんだ……。
彼女の過去がちょっと語られたけど、これはいずれ本編で詳細やるフラグか。地摺朱雀にもまだまだ秘密がありそうだし。

『野崎まど劇場』

最初のテンションからの急カーブ具合凄いなw
「ビル●インです。」じゃねーよwwwwww

『官能小説を書く女の子はキライですか?』

短編再登場は人気の証なのか、単なる宣伝目的なのか。
相変わらず、真一さんのアグレッシブっぷり、パネぇ!

書店のレジで官能小説買ってプレゼント包装頼むとか、どんな客だよw

『彼女はつっこまれるのが好き!』

お試し短編掲載。うん、まぁ可も無く不可も無く。

『サイハテの聖衣』

三雲さんが著者コメントで新作って言ってるのは、これの文庫化のことなのかな。

『電撃学園RPG Cross of venuS』

追加要素を加えて復活だそうで。当時よりは安くなってるけど、それでも普通のDSソフトくらいの値段なワナ。

新刊情報

11月の新刊では『藍坂素敵な症候群』が3巻完結ってまぢなの?

相生生音さんが久し振りに新作出すんだけど、タイトルが『撃路崎真咲(うつろざき・まさき)の密室プレイ』。新感覚密室系ラブコメとか嘘臭過ぎるわwwwww
どうせ、イカレた名前かつマジキチなキャラがいっぱい出て来るんだろ?イラストが松竜さんと釣りとしか思えねぇ。

麻宮楓さんも新作発表。『まじ×どら』はまさかの1巻打ち切り……だと……?

12月の新刊では遂に『ウェスタディアの双星』が完結か。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

アニメ

「こんな輝きの無い身体で戦えるわけなんて……ありまへん!」

サブタイトルの一貫性がどんどん失われていく気がする……(´・ω・`)

さて、コードクラウンを手に入れ、地上に戻ってきたクロスハートはキリハ&ネネVSブラストモンの戦いに巻き込まれる。
デジクロスフィギュアにサイバードラモンがラインナップされてるってことはデジクロス要員なのか。これは楽しみだ。

地割れに飲み込まれ、また地下へと落ちてしまうタイキ。そこで彼はサンドゾーンの女神像に、女神の戦士として選らばれうる。
同じく地下に落ちたバアルモンと共に脱出口を探すタイキ。ここでバアルモンが元サンドゾーンの戦士であること、何者かによって操られた仲間エンジェモンやシルフィーモンをその手にかけたことが明らかになる。

バアルモンがバグラ軍に協力する振りをして何か企んでるのは判り切ってたけど、それが仲間を殺されたことに対する復讐だったとは。もっと自分本意な理由かと思ってたわ。

瓦礫で塞がれた通路を突破するためにデジメモリ、ギルモンを使用。このデジメモリ使用の無理矢理感w

脱出に成功したタイキとバアルモンだったが、リリスモンの配下イーバモンに操られたシャウトモン達に襲われてしまう。
ここでバアルモンは仲間達を殺した張本人と対峙することになるが、リリスモンから大ダメージを受けてしまう。

ナイトモンのときみたいにクロスローダーに入れれば良くね?と思うのだが……。
つーか、バアルモン仲間になりそうな流れになってきたな。

イーバモンに対抗するため、一気にX4にデジクロス。回数重ねてきたからか、大分デジクロスシーンが省略されるようになってきた。
デジモンの決めポーズカットとタイキのコールはセットにした方がテンポ良くて好きだな。
X4って頭部からバルカン撃てるんだ。ガンダムみたいんだw

本編後のおまけコーナーがリニューアル。何だよ、デジモンミュージックって。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A+

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ07 サイバードラモン
デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ07 サイバードラモン

電撃文庫

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)

著:竹宮 ゆゆこ イラスト:駒都 えーじ

「……だ、」
「大丈夫、って訊かないで。大丈夫だから」
「……で、」
「でもさ、って言わないで。大丈夫だから」
「……か、」
「加賀さんなにやってんの、って言わないで。ばかなんじゃないの、って言わないで。わかってるから。わかってるの。ばかなの私。はい大失敗。はいはいはい、やからしました。これでまた今日も嫌われた。途中から失敗したのはもうわかってた、でも止められなかった、引っ込みがつかなかった、何年も何年も同じこと繰り返してるのもわかってる、もう取り返しがつかない!そう、なぜなら私はばかだから!でもやらかしてしまったことはもうしょうがないの!なぜなら時間を巻き戻すことはできないから!」

約1ヶ月3週間の積み。電撃文庫。超人気シリーズ『とらドラ!』の完結から5ヶ月。竹宮ゆゆこさんが、同レーベル『イリヤの空、UFOの夏』やファンタジア文庫『まぶらほ』でお馴染みの駒都えーじさんとコンビを組んで復活。

正直、この組み合わせでアニメ化しないなんてことが有り得るのだろうか。と思わせるくらいにゴールデンコンビだと思う。

1年以上前の記憶が無い主人公、万里は大学の入学式で偶然仲良くなったヤナっさんこと柳澤をストーカーレベルで追い回す超絶美人、加賀香子(こうこ)と出会う。
基本はメインヒロインが主人公以外の男に恋をしているのに、何故か偶然が偶然を呼び、主人公と仲良くなっていく、という『とらドラ!』と同じパターンですが、注目したいのは年以上前の万里が幽霊として、登場人物達を見守っているという点。
このちょっと不思議設定が今後、どう活かされていくのか。
はっきりと1巻と銘打たれてるだけあって、今回は完全に導入編。

主人公が大学生というのは珍しい。別に高校でもある程度は成り立つ内容だと思うんだ。つーか、高校生以下の読者に大学への希望を持たせるというよりは、新興宗教による拉致監禁でトラウマを植え付ける気がするw
怖過ぎんだろwwwww

まだまだ、どう転ぶか判らないけど、先が読めなくて引き込まれた。少なくとも、通勤途中の空席を取り逃すくらいには面白かった。
惜しむらくはイラストが口絵と各章最初のキャラの立ち絵しかないことか。

後書きはいつも通りで安心した。エッセイ本出せば良いのにw
次は2011年春予定だそうで。妙に遅い進行なのは一体……?まぁ、いきなりコミカライズ決定!とか言われても驚かない。

萌:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ゴールデンタイム2 答えはYES(2011/03)

アニメリンク
ゴールデンタイム 第1話「スプリングタイム」

HJ文庫,ハヤカワ文庫JA,ファミ通文庫,幻狼ファンタジアノベルス,角川スニーカー文庫,雑記

ハヤカワ文庫は非発売日。26日くらいだったのではなかろうか。幻狼は29日の筈。ファミ通は1日フライングで29日。HJは日曜補正と恒例の1日フライングで29日発売。スニーカーはまだでした。
ブツは、

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅤ
・シャギーロックヘヴン
・学校の階段の踊り場 <2>
・ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc6
・はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅲ
・セイギのミカタ いちご模様は正義の印
ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを 〈5〉 (ハヤカワ文庫JA)
シャギーロックヘヴン (幻狼FANTASIA NOVELS J 1-2)学校の階段の踊り場2 (ファミ通文庫)ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc6 (ファミ通文庫)はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)Ⅲ (HJ文庫)セイギのミカタ いちご模様は正義の印 (HJ文庫)

の計6冊。

ファミ通文庫では庄司さんの新シリーズ『パッチワーク!ワンダーランド』をスルー。
パッチワーク!ワンダーランド1 (ファミ通文庫)

来月の新刊で気になるのは、まさかのひびき遊さん登場、『勇者ノ心得』と『鋼鉄の白兎騎士団』第2部『ガブリエラ戦記(仮)』。絵師交代するのね。

HJでは新シリーズ『白衣の元繰術士と黒銀の枢機都市』と『魔王学校に俺だけ勇者!?』をスルー。
白衣の元繰術士と黒銀の枢機都市 (HJ文庫)
魔王学校に俺だけ勇者!? (HJ文庫)

来月の新刊では久し振りにHJ登場のラボさんの『夜のはなし』がちょっと気になる。

電撃文庫

さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)

著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

「ちっ、違うんだって!当番の仕事なんだよ!」
「客観的に、そうは見えないけど?」
「な、なら、客観的には、どう見える?」
「変態」
「蛹から蝶へ?」
「人間から人間のクズへ」

約2ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。表紙はやっぱりましろん。最後まで、ましろんで貫くと見せかけて、いきなり美咲先輩だったり七海だったりが表紙に出て来るパターンとみた。

さて、今回は学園祭の迫る中、イギリスから、ましろんの友人リタが彼女を連れ戻しにやって来る、というお話。
今まで自室に引き籠ったまま姿を見せなかったら赤坂も登場して盛り上がりを見せる。
って、赤坂って女顔の美
少年だったのかよ!

前半はリタを交えてのドタバタ劇、後半はましろんという圧倒的な存在との向き合い方について、とコメディとシリアスのバランスが絶妙な手堅い構成。
クライマックスで空太がましろんを抱き締めるシーンはとても良いシーン。オチがアレだがw

ましろんがぱんつをはくシーンは別にサービスカットがあるわけでもないのに、何だかやらしーです。御馳走様でした<気持ち悪い

電話越しなのに、空太の妹の存在感が凄い。来年から高校生らしいけど、そこまでシリーズが続けば、スイコーに入学してきそうだな。
その前にリタが転校してくるか。

人生で一度は言いたい台詞しりとりが、凄くやってみたい。盛り上がりそう。

電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編に言及するシーンが。巻数が出れば、短編集も有り得るか……。

次は12月。
そう言えば、電撃文庫のフェアのポスターにインデックスと黒雪姫先輩とましろんが電撃3大ヒロインみたいな扱いで大きく描かれていたけど、破格の扱いじゃね?
今の人気からすると、最低でもコミカライズはいくと思うが。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

アニメ

「勇者王ガオガイガー」DVD Vol.2

「私のこと、忘れないでね」
「馬鹿野郎、こんなの恥ずかしくて持ち歩けねぇ」

と言いつつ、ちゃっかり持ち歩いてたガイさんの勝利の鍵となるガイのペンダントでした。
これのお陰で、ガイはEI-09の内部に突入した後、意識を取り戻すわけだけど、自分のしてきたことを思い出すという形で、若干総集編っぽい構成に。ほんとに、ざっと振りかえっただけだが。

命可愛いよ命。

そして核を抉り出す直前にガイが見たものは一体。これこそが恐怖のゾンダー胞子であるわけだが、これが判明するのって何話先だっけなぁ。

次回の勝利の鍵はペンシルランチャー。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

アニメ

「そんなこと言うなよ……。ときめくじゃん」

また、OP真ん中か!最早OPじゃねぇw

今回動く綺羅星十字団は第3隊ブーゲンビリア。代表のイヴローニュはシンドウ家のメイドのおかっぱ眼鏡の方、スガタメ・タイガーを操り、サイバディ、ヘーゲントに搭乗させる。

ヘーゲントの能力はゼロ時間の中に、対象の心にある風景を作り出すこと。
よく判らないのは、公式サイトによると、ヘーゲントは綺羅星十字団第2隊バニシングエイジ所属らしいんだよな。ヘッドがイヴローニュに協力していたってことなのか?

ヘーゲントの能力に取り込まれたタクトとワコは普段話せないことを話す機会を得るが、そこでタクトは、四方の巫女が封印が解かれない限り、島から出られないことを知る。封印が解かれるということはサイバディの力が世に解き放たれるということであり、実質、ワコが島の外に出ることは不可能。そのため、ワコは歌手になるという夢を諦めたらしい。

かつてサイバディとアプリボワゼしたときに、サイバディと記憶を共有して、ワコはそのことを知ったらしいが、そのサイバディは何処に?

回し飲み、アリな人?」って、その良い回し、毎回やる気かwwwwww

姿を現したヘーゲントに対抗するため、アプリボワゼするタクトだったが、ヘーゲントはすぐに姿を消してしまう。
イヴローニュ曰く、作戦は成功したらしいが、一体何が作戦目的だったのだろう。

そしてタクトは全てのサイバディを破壊する決意をする。つまり、ワコを島の外へと連れ出すということかな。

これで現在、公式サイトで紹介されているサイバディは全部登場したけど、次回からもまた新しいサイバディが出て来るのかね?
名前だけなら、もう何体か出てるけども。

一方、サカナちゃんがヘッドに話している御伽話は重大な伏線だったりするのか?

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A+

富士見ファンタジア文庫

ストレイト・ジャケット11 ニンゲンのアシタ THE DEATH BELL 2nd.HALF (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:藤城 陽

「ままならないのが人間。ままならないから先に進める。ままならないから手を取り合える。ままならないから工夫する。ままならいから、悩み、喜び、怒り、憎しみ、千々に乱れるその心を手にする事が出来る」

約1ヶ月1週間の積み。10ヶ月振りの新刊。10年近く続いた古参シリーズがいよいよ完結です。
今回も大ボリュームの約470ページ。

激化する〈資格者〉達との戦い。持てる力、知識、気合いを総動員して、人々は抗う。
カペルテータまでもが〈アセンブラ〉を身にまとい、まさかの参戦。こういう展開はラストならではですね。

バトルに次ぐバトルなんだけど、その合間合間にしっかりお説教挟んでくるあたりが、いつも通りで安心して読める。

全体に漂っていた殺伐とした雰囲気からは信じられないくらいラストは爽やかなハッピーエンド。オチがラブコメってどういうことなの。
最後の見開き挿絵なんか爽やか過ぎて、もう……!

結局、エリックはネリンに告白したんだろうか……。全く言及されてなくて、全俺が泣いた。

この世界にはヤマガって国があるけど、『ポリフォニカ』のヤマガ社とは何の関係も無いのか。

どうでも良いが、「魔族」って単語をぱっと見て、「メレヴェレント」って読めるようになったら、『ストジャ』読み見習いくらいだと思う。

後書きによると、エリック、フレッド、ナレア達による第2部を構想していた時期もあったらしい。それはそれで読んでみたいな。

最後に新シリーズ『棺姫のチャイカ』を宣伝して終了。

総評

そういうわけで、長らく続いたファンタジアの古参『ストレイト・ジャケット』長編全11巻、短編全3巻、計14巻、これにて完結。読み始めたときに短編1巻が出たくらいだから、6年くらいはリアルタイムで読んでた計算になる。

しっかりとした世界観を構築した上で、そのルールを破るモノを登場させて、ストーリーを展開していく手法が凄く好きでした。
そこにお説教を溶かしこんだ安定したストーリーテリングで、ボリュームを気にせず一気に読める良作だっと思います。

折角、終盤にはLOVEの気配が漂ったんだから、その辺をもうちょっと読みたかった気もするが、それは『ストジャ』じゃないか、という気もするんだよなぁ。

何にせよ、次シリーズの『棺姫のチャイカ』にも期待大。

燃:A+ 萌:A- 笑:B 総:S

アニメ

勇者指令ダグオン DVD-BOX 2

「頼むぜ、ファイヤージャンボ……!」

忘れた頃にやってくるぞアーク星人の巻。突如、空を覆ったオーロラ。それはアーク星人が剣星を滅ぼしたときと全く同じ現象だった。

何とか氷結装置を破壊しようとするダグオンだったが、無限砲さえもが効かない。
意を決したエンはファイヤージャンボを装置にぶつけ破壊を試みるのだった。地球が凍りつくのは防げたが、失ったものは余りにも大きく……というところで終了。

次回、早くもパワーダグオン登場ですが、1ヶ月くらいは焦らしても良かったと思うんだ。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A

角川スニーカー文庫

“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫)

著:高木 敦史(あつし) イラスト:笹森 トモエ

「ずいぶん残酷だね」
「そりゃ残酷よ。子供だもの」

角川スニーカー文庫2010年8月の新刊。第13回角川学園小説大賞優秀賞受賞作品。
ドラマガのレビューを見たら気になったので買ってきました。
タイトルの「戯曲」は「シナリオ」と読みます。

発売前に、webで全文公開という史上初の試みを行ったことで有名になった……のだろうか。
個人的には短編でもパソコンの画面で読むのはしんどいんだけど、最後まで読んだ人はどれくらい居るんだろうね。

学園小説大賞というだけあって、学園と言うか小学校で起こったとある事件の真相を数年後に解き明かそうという話。

小学生の日常の描写が時折出て来るんだけど、それが結構リアルなんだよなぁ。小学校時代の嫌な思い出を色々思い出してしまったw
居たなぁ、周囲に迷惑かけることしか出来ないゴミ以下の奴等。

作品全体としては好き嫌いの大きく分かれそうな雰囲気だと思う。青春ミステリとかいうフレーズに惹かれる人は好きかな。
個人的には今一つだったけども。

次は2010年11月だけど、1冊で終わっといた方が良い気がするなぁ。

燃:C 萌:B- 笑:C+ 総:B