アスラクライン② 夜とUMAとDカップ
著:三雲 岳斗 イラスト:和狸 ナオ
「B……は……」
「Bは貧乳じゃ、ないっ!」
新装カバー。表紙は奏っちゃん。電撃文庫MAGAZINEの表紙の使い回しです。
今回は一冊丸ごと使って悪魔と契約者、そして使い魔のギミックのお話。また、柱谷教諭のアルティメット勝ち組エピソードでもある。
智春と奏っちゃんが科學部に入ったため、直接手を出してくることこそ無くなった佐伯兄だが、ちょっかいをかけてくるのは相変わらず。
彼は執拗に智春と奏っちゃんの関係性を気にするが、それって魔神相剋者の所為で哀音を《翡翠》の副葬処女に捧げなければならなくなってしまった過去があるからなのかな。
それともあれってアニメオリジナルの設定か?今回、佐伯妹は哀音が副葬処女になる瞬間に居合わせていないって言ってたしなぁ。
で、副葬処女って歳をとらないって設定じゃなかったっけ?操緒が成長しているのは単に操緒がそういう風に外見を調整しているからなのか。どっかに書いてあった気もするが、思い出せねぇorz
使い魔のギミック説明の下りを読んでいて思ったんだけど、悪魔と人間の間に普通の子供は作れんのだろうか。悪魔同士だと作れるみたいだけど。
あと、既に巡礼者商連合の名前が出ています。
エピローグではヨリを戻した柱谷教諭と由璃子さんの様子が語られるが、このシーンのお陰で読後感が相当良くなっていると思う。
後書きでは三巻で真のヒロインが登場するって書いてあるんだけど、三巻にそんなキャラ出て来たっけ?まさかヅカ王子のことじゃないだろうし……。
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
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