【ラノベ】王女様の高級尋問官 ~真剣に尋問しても美少女たちが絶頂するのは何故だろう?~【感想】
著:兎月 竜之介 イラスト:睦茸
(王女様なんかじゃない……情けなくて、醜くて、汚れている、そんな私をまた叱ってほしい!)
ダッシュエックス文庫2018年2月の新刊。約1日の積み。『私たち殺し屋です、本当です、嘘じゃありません、信じてください。』から1年半振り。
このタイトルなら、そりゃ買うでしょうよ。
怪我で王立騎士団を退団したアレンは王女エルフィリアから王女様直属の高級尋問官に任命される。
アレンは尋問には愛が必要という信念の元、エルフィリアの元に送り込まれてくる刺客を次々と尋問していくが……。
パッケージングが完全にジュブナイルポルノで草。帯や粗筋の主張が強過ぎるだろw
お前、元バイト先の店長にこの本のタイトルを脚注ノートに書かせることになった俺の気持ち考えた事あるの?
帰宅してパッケージをちゃんと確認して、えぇ……ってなったぞ。
口絵もフルスロットルでなぁ。表紙をめくった途端に尻百叩きですよ。その後も様々な責めが……。
これはダッシュエックス文庫、どえらいものを……全くけしからん!と思いながら、読み進めていたんだけど、あれ、1つ1つの尋問シーンが薄味では……?
基本的に刺客が来る→捕える→尋問するという展開が繰り返される構成なんだけど、その所為でそれぞれのシーンに割けるページ数が短くなってしまっている。題材自体は良いだけに勿体無い。
もっとねちっこくやった方が効果的だと思うんだけどな……。
自作の官能小説を朗読させる責めはなかなかにハイエンドで良かったが……。
これはパッケージングはBATSUGUNに上手いが、中身が追いついていないということになってしまうか……。
このがっかり感、同レーベルの『はてなイリュージョン』でも味わったことがあるぞ……。口絵でんほぉぉおおおおおおと興奮させておいて、本編はそうでもないというあのパティーンやな……。
続きは出そうだけど、もういいでしょ……。
燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A-
イラストリンク
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛(2013/10)
・非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(ファンタジア文庫、2016/01)
・小5な彼女とオトナの愛 1巻(2016/12)
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王女様の高級尋問官~真剣に尋問しても美少女たちが絶頂するのは何故だろう?~ (ダッシュエックス文庫) | |
兎月 竜之介 睦茸
集英社 2018-02-23 |
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