【ラノベ】スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました５巻（通常版）【感想】

著：森田季節　イラスト：紅緒

「ミミズの個性だけ豊富！」

2018年１月の新刊。約７ヶ月半週間の積み。３ヶ月振りの新刊。『織田信長』２巻からは隔月刊行。ドラマＣＤは特に興味が無かったので通常版をチョイス。
表紙はアズサと娘のファルファとシャルシャ。帯で判り難くなってるけど、アズサのスカートの翻り方、結構危険では？

遂に巻頭にキャラ紹介ページがまとまりました。今巻からだよね？記憶が怪しいので、もしかしたら前巻くらいからなっていたかもしれん。すぐ側に４巻があるけど、早くも地層の下に埋まりつつあるので発掘するの面倒臭い（ぉ

口絵のウエイトレスになったフラットルテがやたら可愛いな。キャラは結構がさつな感じなのだが……。

家族の人数は既に打ち止めになったとばかり思っていたのだが、今度はマンドラゴラのサンドラが登場。魔族サイドのキャラも含めると、いよいよ大人数になってきた。これだけキャラを増やすとかえって話が回し難くなりそうなもんだけど、そうでもないんだろうか……。行き当たりばったりで書いているみたいなことは言っているが……。

村の祭りに合わせた喫茶店はまさにオールスターズといった具合。アズサも自分のやりたかったことに気付いたりして、ラストエピソード感がやたらめったら強かったが、別に完結するわけではない。

巻末にはガンガンＧＡ連載のベルゼブブが主人公のスピンオフ『ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました』を収録。
独立して単行本化させるのかと思っていたが、巻末に少しずつ収録していく形になるのか。連載自体は終了してるのかな。よく理解らん。
わざわざ紙の色が変えられているが、意味あるかなぁ？

タイトル通り、1500年間ヒラに徹し、目立たずに生きてきたベルゼブブが農相に抜擢されてしまった経緯が描かれている。こういう高望みをしない生き方憧れますわ……。
乗り気じゃない人事だった筈なのに、部下のピンチに身を挺するベルゼブブ様かっけぇぞ。

次は2018年３月に『織田信長』３巻、４月に６巻、７月に７巻。

燃：Ｃ　萌：Ａ　笑：A-　総：Ａ

シリーズリンク
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました４巻（2017/10）
・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました６巻（2018/04）

著者リンク
・織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました２巻（2017/11）
・織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました３巻（2018/03）