神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 最終奏「希望:vivace」
「馬鹿、どこまでお人好しなんだ」
さあ、いよいよラストです。神曲学院の生徒達は校舎の屋上でダングイスの指揮の元、合唱。何でダングイスが指揮してんだよw
スコアを抽出され、消滅しかけていたコーティだったが、フォロンの神曲が届き、復活。イメージ映像の中でフォロンが彼女に口づけすると、大人バージョンになり、更に八枚羽根が展開。衣装も前回登場したときのものより豪華になった。最終回バージョンはアニメオリジナルデザインか?
で、始祖精霊の圧倒的な力で〈嘆きの異邦人〉を撃破。原作では無残な死を遂げた異邦人達だったが、アニメでは崩れゆくプラントの中に消えていった。
取り敢えず、イアリティッケにぎゅーってしてもらっていたサーギュラントさんは俺と代わってください(ぇ
この終わり方の方が後々話を広げやすそうで良かったんじゃなかろうか。
って、奏世楽器は海底に沈んだままになるんかい!放っといても大丈夫なの?
結局、スノウとブランカは登場せず。まぁ、出したら原作未読者が混乱するだろうしな。
時が経ち、エピローグではフォロンとレンバルトの卒業式が描かれる。
ペルセルテの側にはギガちゃんの姿が。また、何故かコーティを愛称で呼んでいた。原作でも後々はそう呼んでるんだっけ?
フォロンは卒業式で総代を務めていた。
そしてED。フォロンとレンバルトはユフィンリーの事務所に就職。ここでツゲ神曲楽士派遣事務所の制服が登場。
エレインドゥースは無事生きていました。
ユギリ姉妹はダングイスにダブル靴アタック。
ラストシーンはかつての家である孤児院の屋根の上でフォロンとコーティが向かい合うカット。全ての始まりの場所を最後に持ってくるってのはズルイな。
総評
そういうわけで、スタッフをがらりと変えての第二期、『神曲奏界ポリフォニカ
クリムゾンS』全十二奏でした。
原作と比べることで、アニメならではの表現手法なんかも判って面白かったです。逆に言えば、そういう捻くれた見方をしないと楽しめないという可能性もあるわけだが。
もっと露骨に美少女ものチックな作画でも良かったと思うんだけどなぁ。今一つ、ぱっとしないと言うか。
キャスティングはそのままだったので特に問題は無いんだが、唯一、コーティの「なぁぁぁぁあにぃぃ!?」がギャグにしか聞こえなくて困りました。非クールポコ的な意味で。
あとは、一期でちょこちょこやっていたシェアードワールドの他シリーズのキャラの登場が無かったのが残念か。幼き日のウリ坊くらいならモブ扱いで出しても良かったと思うんだけどなぁ。
何にせよ、ディオメディアは無難な作品を作るのが上手い。後番は『化物語』か?
燃:A 萌:A 笑:B 総:A+
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