【ラノベ】ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13巻【感想】
著:羊 太郎 イラスト:三嶋 くろね
「たかが、見えない程度で戦えなくなるから三流だと言っている」
かっけぇぇえええええええええええジョバババババババ(失禁する音)
2018年11月の新刊。約1週間半の積み。隔月刊行。本編進行は4ヶ月振り。
表紙はグレンと倒れたリィエルということで、この時点で既にただならぬ事態を感じさせるよね。
さて、エーテル乖離症によって倒れてしまうリィエル。彼女を救うには一刻も早い霊的手術が必要で。
時を同じくしてアルベルトが女王暗殺を企てた上、特務分室の仲間達を殺害して逃亡したというニュースが飛び込んできて……。
最高に頼もしい存在だったアルベルトが敵に回るとか、こんなん絶対アツくてめっちゃ面白いに決まってるんだよなぁ。
ただ、アルベルトに勝てるビジョンが全く見えなくて絶望感が凄い。
リィエルの治療のため協力を惜しまない学院の講師陣達。オーウェル先生やツェスト男爵、それにハーレイ先生まで本当に頼りになる……。特にハーレイ先生の優しさがほんとしんどい……。グレン達のことしっかり認めてくれてるやんけ……(´;ω;`)
新たに特務分室に配属された強敵達に為す術の無いグレン。そんな強敵達をいとも簡単に蹴散らしていくアルベルト格好良過ぎかよ……。今回、アルベルトがほんと格好良いんだよな……。いや、いつも格好良いんだけれども。
12巻では出番がほぼ無かったイヴも今回は大活躍。グレンの事を憎からず思っていることが言動のあちこちに見えて大変良い。グッとクる。
ドヤ顔も可愛いんだよな……。
システィーナとルミアは今回はそんなイヴと行動を共にするんだが、もう2人とも立派な戦力になったんだな……。めちゃくちゃ頼もしい……。特にコンビネーションで幻術を破る下りがクッソアツかったぞ。
特務分室の昔馴染みイリア。今までそんな奴がいるって全然話に出てなかったよな。随分唐突だな……と思ったら、まさかその感覚が正しかったとは……。殺伐とした展開だから美少女を投入してきたのかとばかり……w
『追想日誌』2巻でセリカがリィエルの事を他人の気がしないって言っていたのはやっぱり意味のある台詞だったんだね。
特務分室には《悪魔》のコードネームを持つ奴がいるらしいが、こいつもジャティスに負けず劣らずヤバそうだな……。
そして事態の裏で糸を引くイグナイト卿。そもそも人間ではないようだが……?おいおい、どんだけぶっ飛ばさないといけな敵が増えんだよ……。ってか、そろそろ現状の勢力図を見せてほしい……。
次は同時発売の『ラストラウンド・アーサーズ』2巻、2019年1月に『追想日誌』4巻。
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:A+
シリーズリンク
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻(2018/07)
・ロクでなし魔術講師と追想日誌 3巻(2018/09)
・ロクでなし魔術講師と追想日誌 4巻(2019/01)
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典 14巻(2019/03)
著者リンク
・ラストラウンド・アーサーズ2 聖女アーサーと赤の幼女騎士(2018/11)
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