【ラノベ】月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい 1巻【感想/ネタバレ】
著:黄波戸井 ショウリ(きわどい) イラスト:アサヒナ ヒカゲ
「納豆をそろばんと思い込んで会社を救おうとしている女性を、どう止めればいい?」
オーバーラップ文庫2020年4月の新刊。約3日の積み。ラノベ系ニュースサイトだかで存在を知り、気になったので買ってきました。オーバーラップ文庫読むの3年半振りくらいだわ……。
なろうで連載中の作品の書籍化となる。
ブラック企業に勤める主人公、松友はある日、お隣さんがびしょ濡れで部屋の前に立ち尽くしているのを見掛ける。
困っていた彼女、早乙女ミオさんを助けたことをきっかけに松友は手取り30万で雇われることに……。
まぁ、大体タイトル通りの内容です。ミオさんが思いの外、ポンコツというか極度のネガティブ思考なのは予想外だったけれども。仕事だときっちり出来るけど、プライベートな人間関係となると途端に不安になるのよく理解りますよ、えぇ。
あくまでも特殊なシチュを楽しむことが肝要で、こんな仕事で将来の保障とかどうなっとんねんとかツッコむのは野暮というものであろう。
で、もっとこう甘酸っぱい感じかな~と思ったのだが、シチュエーションの割には驚くほどLOVE寄せが薄い。いや、この状況でLOVEに寄せたらいくとこまでいってしまうんだろうが、それにしても薄い。
薄いどころか松友さんの同期やら後輩やら準レギュラー化しており、あまり1対1の関係性が強くないのよねぇ。いや、そんな三角関係とか四角関係とか求めてねーから。
その割には妙にシリアスな話もあって、このバランス感よ。これをきっかけにミオさんが意識してくれるようになった……とかならまだしも。
しかしミオさんが大切にしていたぬいぐるみを隠した同級生、胸糞悪過ぎやろ……。子供の頃に一緒にいたぬいぐるみなんて親友であり家族なんやぞ……。
ということで悪いとは思わないんだけれども続きを読みたいかと言われると、どうにも。
コミカライズの宣伝が最後に掲載されているが、原作と絵の方向性違い過ぎでは?
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
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月50万もらっても生き甲斐のない隣のお姉さんに30万で雇われて「おかえり」って言うお仕事が楽しい 1 (オーバーラップ文庫)
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