【ラノベ】Tとパンツとイイ話 3巻【最終巻/感想/ネタバレ】
著:本村 大志 イラスト:前田 理想
「クソォォオォォオォ!!超新星爆発しろォォオオォオ!」
2012年11月の新刊。約7年10ヶ月の積み。9ヶ月振りの新刊。まぁ、これも積みましたよね~。
さて、コンの本来の持ち主を捜す……という建前のあちこちでいちゃいちゃする陽太と光里。そんな彼等の前に、本当にコンの持ち主が現れて……。
久し振り過ぎて憶えている内容がハンマーシャークヘッドの下りだけなんだけど、それにしたって、こんなにシリアス成分多めのシリーズだっけ?
完結させるためにはある程度シリアスに振らないといけなかったのかもしれないけど、その割には間にちょいちょいしょうもないギャグを挟んでいるのでバランスが悪い。そこはボケなくてもええんやで……。
ただ、シリアスだけに絞って見ると、ベタな内容ではあるが悪くはないんだよなぁ。脇役達のシリアス度が強い所為で陽太が霞んでいる感はあるが……。
総評
そんなわけで随分と間が空いてしまいましたがМF文庫J『Tとパンツとイイ話』全3巻でした。足掛け1年1ヶ月。
1巻から迸るギャグセンスはいたくツボだったのだが、いかんせん異能力バトル方面にウエイトを傾け過ぎたかなぁ。
ギャグとシリアスのバランスがもっと洗練されればイケるんじゃないかと思ったが……。本村さん、後書きでは既に新作の構想に取り掛かっているフシがあったのに、この後、1冊も本を出さぬままにフェードアウトしてんじゃん……。良いギャグセンスの持ち主だったのになぁ……。
燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-
シリーズリンク
・Tとパンツとイイ話 2巻(2012/02)
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