【ラノベ】回復術士のやり直し3 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~【3巻/感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:しおこんぶ
やっぱり姉妹丼はいいなぁ。独特の背徳感がある。
これですれ違っていた姉妹の心が一つになった。
前後の文脈ムチャクチャで草。
2018年4月刊行物。約2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
特製カバーはイヴが担当。先に登場したのはクレハだけど、まぁ今巻の内容からするとイヴが妥当か。
3冊目にして気付いたが、指の本数で巻数を示してたんか。
さて、人間と魔族が共存する街ブラニッカを訪れたケヤルガ一行。種族が違えども理解り合えることを実感するが、街には妹姫ノルンの魔の手が迫っていて……。
1周目の世界で魔王を務めていた黒翼族の少女イヴ。彼女が地味にツッコミ役として機能してくれるのが嬉しいですね。ちょいちょい笑えるシーンが増えてきたのが良い。
かなりのむっつりスケベというのもこれまでのキャラにはいなかった属性で面白い。
しれっと言われている切り札、第六の【回復】とは一体……。切り札と言う以上、他の五種よりもトンデモ性能ってことなんだろうな……。
【改良】で人の記憶すらいじれるのに性別は変えられないってのよく考えたら不思議だよなぁ。性別は繁殖に必要な機能だから人間の根幹の部分=いじれないってことなのかな。
頭ぶっ壊れれても生殖機能さえ残ってれば繁殖は出来るもんな……。
胸の大きさを調整出来るのはホルモンバランスを調整してるってことかしら。
というわけで半女体化ケアーラの登場である。やたら可愛くて笑う。
しかしブレイドへの復讐は容赦無しのドギツイやり口。残念なのがブレイド側には何で復讐されるのかが理解出来ないというところだよなぁ。自分がどんな許されざる事をやってしまったのかを悔いながら死んでほしい。
で、ブレイドから奪った【神装武具】と契約して神甲ゲオルギウスを入手。【自動回復(オートヒール)】は有り難い。即死以外で死ななくなったのは防御面が薄い回復術士としては有り難い。
更に【改悪】の射程が少しだけ伸びて対象に直接触れなくても発動可能に。これはずっこいですわ……。
アニメではさっくり倒せたように見えた【鷹眼】トリストも事前にきっちり下準備しての撃破だったんだな。涼しい顔してお腹下してたのか……w
彼自身はジオラル王国の暗部を知ってたのかな。あれだけ有能で何も気づいてないってことはなかったと思うけど。出会い方が違えば仲良くなれたと思うんだよねぇ。
自分の中から湧き上がってくる感情を誤魔化して、復讐に走るケヤルガの精神性の歪さよ。アイデンティティに関わる部分だからなー。
そしてノルンへの復讐。両手拘束のぱんつ残しは俺の性癖にベストマッチじゃん。思わず股間が鋼のムーンサルトですわ(?)
時々、明らかに現代特有の言葉が出て来るのは読み易さを意識してるのか、そこまで深く考えてないのかどっちだ。残機なんて明らかにゲーム用語だしなぁ……。
そこが作品の世界観をちょっと損ねていて惜しいのよね。
次は2018年9月に4巻、2019年2月に5巻と『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』1巻、7月にこちらの6巻と『暗殺者』2巻、11月に『暗殺者』3巻、12月にこちらの7巻、2020年4月に『暗殺者』4巻、7月にこちらの8巻、9月に『暗殺者』5巻、2021年1月にこちらの9巻、3月に『暗殺者』6巻。
燃:A 萌:A+ 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・回復術士のやり直し2 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2017/12)
・回復術士のやり直し4 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2018/09)
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