【ラノベ】回復術士のやり直し４～即死魔法とスキルコピーの超越ヒール～【４巻／感想／ネタバレ】

著：月夜涙　イラスト：しおこんぶ

「まさか、俺は丸くなってきているのか？くそ、優しく正義感が溢れ、清い心を持った俺だ。十分ありえる」

何言ってんだこいつ。
2018年９月刊行物。約１週間半の積み。５ヶ月振りの新刊。
表紙はイヴとケヤルガ。ケヤルガの表情の所為もあって、完全に敵キャラコンビが表紙を飾ってる風情である。

さて、魔王と戦う戦力を増強するため神鳥との契約に挑むケヤルガ。課せられた試練はケヤルガの能力をもってしても一筋縄にはいかないもので……。

ノルンを妹エレンと改名させて、何で速攻エロいことやってんだよって思ったけど、妹プレイをやりかっただけなのかｗ
欲望に素直ｗｗｗｗｗｗｗｗ
心の余裕が生まれてきたのか、ケヤルガ視点の地の文がよくふざけるようになってきたな。どこまで本心で言っているのか……ｗ

ケヤルガは賢者の石の世界をやり直す以外の使い道も考えている模様。世界をリセット出来るくらいだから相当色々やれそうだけども。
そもそも今って世界全体がリセットされて２周目なのか、ケヤルガだけが過去に戻ったのかどっちなんだろう。

友達以上恋人未満のイヴとの距離感が程良くて良いね。まぁ、その期間は長くは続かなかったのだが……。
現状、従者のフレイア、奴隷のセツナ、妹のノルン、そして恋人のイヴと立場がウマくバラけているがクレハと再会した時にどうなってしまうのか……。
そんなクレハはトリストが死亡した後、三英雄に昇格したとのこと。

神鳥の試練では、挑戦者を恨んで死んでいった者達が襲い掛かってくる。よく聞くﾊﾟﾃｨｰﾝなんだけど、ケヤルガは何回でも復讐をやり直せるボーナスステージと認識しちゃって草。神鳥とのすれ違いコメディみたいなのやめろやｗ

神鳥と契約したイヴは１周目で出会った時のような銀髪角有の姿に。黒髪モードの方が可愛かったと思うんだけど、もうこのまま元に戻らないのかしら(´･ω･`)

ケヤルガの方は神鳥から魔眼を授かり、左目は【翡翠眼】と異なるものに。表紙の雰囲気からすると絶対まともな能力じゃないよな……。

黒翼族の集落で貰った神鳥の卵から生まれた魔物はグレンと名付けられ、新たな仲間に。ケヤルガとヒロイン達の魔力を吸って生まれたので、強いが随分クセのある仕上がりに。
とはいえ出来る事が増えたのは有り難い。

ゲオルギウスの【自動回復】、強力ではあるがケヤルガの魔力を吸い上げて発動するから、連続して発動せざるを得ない状況に追い込まれるとたちまち魔力が枯渇してしまうのか。頼り過ぎるのは危険っぽいな……。

あれだけ中出しを繰り返していてヒロイン達が妊娠しないのはフィクションだからそういうものと思っていたけど、ちゃんと【回復】を応用して避妊してたのかｗ

王の手駒としてブレットが出て来るかと思ったが、いきなり対立してしまうのか。王とその側近達の人間やめてる度合がエグいんだけども、〝進化〟とは一体……。

次は2019年２月に５巻と『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』１巻、７月にこちらの６巻と『暗殺者』２巻、11月に『暗殺者』３巻、12月にこちらの７巻、2020年４月に『暗殺者』４巻、７月にこちらの８巻、９月に『暗殺者』５巻、2021年１月にこちらの９巻、３月に『暗殺者』６巻。

燃：A+　萌：Ａ　笑：Ａ　総：A+

シリーズリンク
・回復術士のやり直し３～即死魔法とスキルコピーの超越ヒール～（2018/04）
・回復術士のやり直し５～即死魔法とスキルコピーの超越ヒール～（2019/02）