【ラノベ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 6巻【感想/ネタバレ】
著:月夜 涙 イラスト:れい亜
(ああ、切り落としてやろうか。病巣を……俺は、俺と俺の大事な人のために害虫を駆除してやる)
2021年3月刊行物。約1ヶ月の積み。半年振りの新刊。『回復術士』9巻からは隔月刊行。
表紙はルーグとネヴァンか。いやだからマーハは……。
さて、再び学園に通うことになったルーグ達。そんな折、新たな依頼が持ち込まれる。それは世界最大の宗教アラム教の教主暗殺というもので……。
【生命の実】をあれこれ調査するルーグ。近くにいる人間を取り込もうとする【生命の実】から有益な成果を得ようとする姿勢は貪欲で良いと思うけど、一歩間違えば即破滅という状況がリスキー過ぎるでしょ……。本当に大丈夫なのか……?
ルーグが両親にプレゼントを贈るシーンはハートフルでとても良かったですね。時折、転生してから人の温かさを知れたことを両親やヒロイン達に感謝する下りがあるのが人間味があって安心する。
ようやくディア、タルト、マーハとの婚約に踏み切ることに。マーハも選んでもらえて良かったねぇ良かったねぇ。
口絵ではディアのドレス、挿絵でマーハのドレス。あれ、タルトは……。
身内だけの婚約発表パーティーの準備を着々とこなすルーグ。半ば趣味とはいえ、パーティーの主役がお膳立て頑張り過ぎでしょw
暗殺に必要だから様々なスキルを習得したって言い訳しておけば何でも通ると思うなよw
学園は再開しないままになるかと思ってたわ。まぁ再開したと言っても殆ど学園でのシーンは無いんだけども。
ルーグは前世でタルトと同レベルにまで成長した教え子がいたと言っている。いやいや、これ、明らかに後々敵として転生してくるやつでしょ。
女神の言葉を騙っているとして吊るしあげられることに。薬を盛られた振りをするため、わざと失禁するなんてことまでやるのか……。徹底してるよな。
タルト、ルーグと離れ離れになるのが怖過ぎて、ちょっと病みそうになってるやん。心配やでぇ……。
勇者と魔族の関係性の謎は深まるばかり。女神は魔族ともコンタクトをとっているようで、益々きな臭いじゃないの。
こうなってくると女神からルーグに与えられた勇者暗殺の依頼も説明された内容を鵜呑みにしない方が良いんだろうな。
エポナがやがて壊れてしまう理由というのは真実を知ってしまうからなんだろうか。
遂に最新刊に追いついてしまった……。現状ではスニーカー文庫からの刊行はこの本が最後なんだよな。アニメ放映中に1冊も出なかったのか……。
Twitterは普通に動いているし、単に執筆に時間が掛かっているだけなのかな……。『回復術士』もこちらもちゃんと続きが出るといいのだが……。
燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+
シリーズリンク
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 5巻(2020/09)
・世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 7巻(2022/08)
著者リンク
・回復術士のやり直し9 ~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~(2021/01)
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