【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 3巻【感想/ネタバレ】

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著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク

どんな犠牲を払おうと構わない。最後にオレが『勝って』さえいればそれでいい。

2016年1月刊行物。約2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は一之瀬さんとCクラスの伊吹さん。伊吹さん、特に好感を持てるようなキャラではないんだけど、アニメのキャストがみかこしというだけで気になっちゃう……。

口絵の堀北さん、野暮ったいジャージ姿なのに汚れた姿で弱々しい表情を見せているのが何だかえっちだよね。
さて、辛いテストを乗り越えての夏休み。学校主催の豪華客船でのクルージングに沸き立つ1年生達だったが、それは初めての特別試験の幕開けで……。
粗筋の最後の「学園黙示録第3弾!?」の「!?」おかしくない?そこは疑問を抱くところじゃないだろw

夏休みなのに旅行を強制ってエグない?で、しかも参加したらしたで特別試験が始まって、休みじゃないどころか普段の授業よりもハードモードだという。俺からしたら罰ゲームなんだが……。
は?普通に企業の研修でも採用されてますが???とか書かれてるからググってみたらマジだし、大企業でもやってるところあるっぽいな……。えぇ……ドン引きですわ……。

こんな展開なので普通なら水着回となりそうなもんだが、水着イラストは龍園の1枚のみです。何でだよwwwwww
他はずっとジャージ姿のキャラのイラストばかり出て来ます。えぇ……。

山内、生徒紹介にピックアップされているがラフイラストしかないの可哀想じゃね?大言壮語も社会では必要な場面があるという評価、確かにその通りなんだよな……。事実を適切に伝えても通じないチンパンジーが相手の場合とかはね……。

須藤や池は状況がこれまでと大きく違うことで活躍する側に。ようやく彼等のターンが回ってきた形か。
1、2巻の頃からは考え方も変わってきているようで成長を感じさせますね。

一方、徐々に見えてきた平田の闇。生徒評価ページによるとかつてニュース沙汰になった事件に関与していたらしい。
もしかして集団の輪を乱す者に対しては手段を問わず排除しようとするタイプなんだろうか……。今後、彼の動向には注目したいな。
平田マン!と頼り切っていたら足元を掬われそうである。

他クラスを嘲笑う龍園の本領発揮。高円寺もそうだけど、この時点では大分さっぱりした顔つきじゃないか?アニメではもっとクセがあるというか男を主張するフェイスのように思ったけどなぁ……。

Cクラスから送り込まれてきたスパイの伊吹さん。武道を習っていた堀北さんと渡り合うだけの強さでありながら、身体能力評価は「B」止まり。もっとやべーのがいるってことなの……?

Bクラス担任の星之宮先生、アニメよりも等身が高いように見えるのって錯覚かなぁ。俺は原作の方がお姉さんっぽくて好きですね。

綾小路は茶柱先生に半ば脅迫される形でDクラスをAクラスにするため、単独で動き出す。使えるものは全て利用して……。既に彼を退学させようと圧力が掛かっているらしく。
心を許し始めた堀北さんすら仲間じゃないと冷徹な思考を巡らせる綾小路。そんな彼が、寝惚けた須藤のチ〇コを押し付けられそうになってリアクションするのは面白かったな。あんなにデカいリアクションしたの初めてなんじゃない?

いやしかし、こんなどこのタイミングで急に試験がぶち込まれてくるのか分からないというストレスに日々晒されていたら胃に穴が空きそうだよな……。何でもかんでも疑ってしまって疑心暗鬼になりそう。
というわけで3巻まで読んだわけですが、これは面白いな。続きも読んでくぞ。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ようこそ実力至上主義の教室へ 2巻(2015/09)
ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻(2016/05)

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ようこそ実力至上主義の教室へ3 (MF文庫J)

MF文庫J

Posted by お亀納豆