【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ 4巻【感想/ネタバレ】
著:衣笠 彰梧 イラスト:トモセ シュンサク
最終的に問題にならなければいい。
そのために一度壊してしまっても、継ぎ接ぎに気付かれなければいいのだ。
2016年5月刊行物。約2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は平田マンと軽井沢さん。この辺りから軽井沢さんが本作品の真のヒロインと言われる快進撃が始まるのかしらね。
口絵の軽井沢さんのシャワーシーン、完全に無理矢理足したサービスシーンで笑う。唐突過ぎるサービスカットがあったって良いじゃない、ラノベだもの。
さて、過酷なサバイバル試験が終了し、豪華客船でのクルージングを楽しむ生徒達。しかしバカンスも束の間、新たな特別試験の開始が告げられる。今度は4クラス混合の思考力を問われる試験で……。
コーヒーカップを傾ける堀北さんの挿絵、ちょっと美人過ぎて笑っちゃうよな。めちゃめちゃサマになってるじゃんね。
平田マンの過去が徐々に見えてきた。かなりストレートな理由だったけど、生徒評価ページでニュース沙汰になった事件と関わっていたというのは、これのことなのかな。それともまだ何かあるのかな。
取り乱す軽井沢さんを前にしても冷静さを欠かなかったりと、ちょっと危ういようにも見えるけども……。
彼の話、アニメで見た記憶が無いが、もしかしてカットされてた?忘れてるだけ?
以前から印象的な場面で姿を見せていた一之瀬さんが本格的に目立ち始めたね。一見、天真爛漫で誰にでも分け隔てなく接する人気者と見えるが、裏では冷静に策略を巡らせている一面が見えてきたか。
そんな一之瀬さん、生徒評価ページによると、中学時代に長期の欠席をしたことがあるようで。その辺が現在の彼女の行動理由に繋がってるんだろうな。
Aクラスの葛城はスキンヘッドだったのか。本文中にそんな描写無かったよね?トモセさん発信の設定なのかしら。ほんとに高校1年生かよw
同じくAクラスの坂柳さんはまだ名前だけしか出ていないが、既に生徒評価ページ有。顔が不明となっているのは、まだトモセさんのデザインすらないのか、読者が初めて目にするのがラフはまずかろうという判断なのか。
堀北さんをDクラスの功労者に仕立て上げた綾小路の次の作戦は、軽井沢さんを利用して女子の統率を図ること。
軽井沢さんを駒にするためには彼女を絶望に叩き込むことも厭わない。おおよそラノベ主人公っぽくない振る舞いだけど、これくらいの巻数になるとそういうのを見せていっても売れると判断したのかしら。
試験の内容は文章である分、アニメよりも理解しやすかったかな……。いや、中盤くらいにはもうルールがあやふやになってたかも……。
ルールを記載したプリントは持って帰れない、その場で頭に叩き込まないといけないってめっちゃきびーよな……。
俺だったら憶えていたとしても、いや本当にそんなこと書いてあったか?俺の記憶違いでは……とか不安になって自滅するわ……。
トモセさんのイラストのクオリティが高いのは周知の事実ではあるが、特にふとももがエッチですよね。
巻末にはコミカライズ宣伝漫画が。あまりクオリティは高くなさそう……かな……?
各クラスの思惑が絡み合ってきてグングン面白くなってきたね。続きも読むぞ。
燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
エピソードリンク
・ようこそ実力至上主義の教室へ 3巻(2016/01)
・ようこそ実力至上主義の教室へ 4.5巻(2016/09)
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