【特撮】王様戦隊キングオージャー　第３話「我がままを捧ぐ」【感想／ネタバレ】

「我がままになればいいじゃない。貴女の望みは誰でもない、貴女にしか叶えられない。夢も未来も、我がままから始まるの。そして世界を貴女の思うままにしてやりなさい」

今回からＯＰ映像有。おーっと曲も映像もかなりトンガったものを出してきたな……。映像はクレジットと一体化したようなつくりに。うーん、スーパー戦隊のＯＰという意味では全然ピンとこない……。
あ、望月さんどころか湊さんの名前まで消えてるのか。このタイミングなら次のライダーの立ち上げに回ったのかしらん。

さて、ゴッドカマキリによって美と医療の国イシャバーナに拉致されてしまったギラとヤンマ。
合成や小道具を駆使して作り上げられたイシャバーナの景観、めっちゃ美して惚れ惚れしちゃうね。水の都感が強いのがとても良い……。

イシャバーナの女王ヒメノ・ラン。その我がままっぷりは強烈なもので。執事のセバスチャンは本来は25歳だが特殊メイクで老人のような顔になり、名前も改名させられているそう。いきなりドギツイキャラ設定ぶち込んでくるじゃんｗ
「や。」って一言で我がままをぶち込んでくるの女王様オーラ強過ぎィ！

勝手に色仕掛けされたと思い込んでヒメノに惚れそうになってるヤンマ総長、可愛いが過ぎるじゃない……。
イシャバーナの国民の中にキングオブコメディの今野浩喜さんがいて笑ってしまった。『仮面ライダーBLACK SUN』の印象が強過ぎて、いつ「ヒメノ様に忠誠を誓わない者はねぇ、人間じゃないんですよ！」とか言い出さないかとDOKIDOKIしちゃうｗ

ヒメノはゴッドクワガタにご執心。ギラは交換条件として幼い頃に食べたレインボージュルリラを要求。この食べ物、シリーズを通して重要なアイテムになってくるのかしら。
ヒメノ、ギラのテーブルマナーに一目置いたっぽい？ヤンマが荒々しく食べてるのに対し、ギラは結構優雅な食べ方なのよね。

一方、バグナラク。拠点っぽい洞窟、ニチアサでよく見るロケ地かな。
今回の敵はフンジーム。どうも彼等が巨大化するには何かを食べる必要があるっぽい？
フンジームの侵略に抗うためヒメノは王鎧武装。変身までの一連のシナリオと見せ方がプリキュアの初変身回みたいな丁寧さで驚いたね。

クワガタオージャー、トンボオージャーに続いてカマキリオージャーもキングオージャーに搭乗。
更にガーディアンウエポン、スネイルガトリングも装備。ツムリちゃんって呼んでの『仮面ライダーギーツ』を意識してのことかしら。
このウエポン周りの扱い、ちょっと雑い感じがしてちょっと心配。１クールくらいが過ぎたら使わなくなるんだろうか……。

カマキリオージャーが乗り込んだことでキック力が強化されたキングオージャー。あのサイズ感のロボが縦横無尽に飛び回ってフィニッシュキックをかますの迫力あるなぁ。
しれっと流れていた挿入歌は女性ボーカルだったよな？戦隊のバトル挿入歌で女性ボーカルって相当珍しいのでは。クレジットに情報載ってた？クレジットの映し方が尖ってるからよく理解らないｗ
あ、Machicoさんなのか。

今回はリタとカグラギも少しだけ登場。カグラギはラクレスの指示でゴッドカブトを託され、ギラ達の前に現れて……。
このカブトは三大守護神の内の１体とのこと。デズナラク８世はこれを地球の秘宝と呼んでいたが、他のシュゴッドとは何かが違うんだろうか。
こうなってくるとキングオージャーを構成する10体のシュゴッドの内、クモ、テントウ、アントはどういう存在なんだろう。最後まで何か分からんけどいる、という扱いだったら嫌だな～。

燃：A+　萌：Ａ　笑：A-　総：A+

エピソードリンク
・第２話「誰がための王」
・第４話「殿のオモテなし」