【漫画】GANTZ ５巻【感想／ネタバレ】

作：奥浩哉

「あそこに………あのマンションに………早く…………行きてェ………」

2002年２月刊行物。

過熱する田中星人との戦い。ねぎ星人は一応ねぎがどうのこうの言っていたが、田中星人の田中要素って一体……。量産型パワードスーツみたいなのを使っているからかな。
スーツに入っていないと呼吸が出来ない生体っぽいが、ムッキムキのボス個体は普通にスーツ無しで活動してんだよな。誰も説明してくれないからサッパリ理解らん……。まぁ、宇宙人の設定を細かく気にするべき作品ではないんだろうけども。

おばあちゃんのみならず孫もアウト……。殆ど何の見せ場もなく殺されてしまったのつら……。
計はスーツ無しのまま単身ボスの元へ。偶然からの流れではあるが、そのままほぼほぼ１人でボスを大撃破。１回スイッチが入ったらガンギマるタイプなのか。
敵が舐めプしてくれたから助かった部分もあるか。
倒した後に自分がやったって記憶が残ってなかったの何？何かヤバい要素なのか、ただトリップしていた所為で記憶が曖昧になっただけなのか……。

外の世界でガンツが提供した装備を使うと頭を吹っ飛ばされる模様。そりゃそうか、あんな超兵器を持ち出せたら世界が引っ繰り返るもんな。
ってことは計も調子乗ってスーツを使い続けたら死んでたってことか……。あっぶね……。
ガンツの銃は弾切れやエネルギー切れって概念は無いのかしら。ジャンジャン撃ててるみたいだが……。

恵の気を惹きたいと思えば思うほど空回ってしまう計が辛い。そんな彼は段々戦いを求めるような言動になっていって。これは危険な徴候やぞ……。
一方、加藤は逆に二度と戦いに行きたくないと思っていて。そりゃそうだわな、現状明確な報酬が無いんだもんな。
計の家をから出た恵、パジャマですやすや眠れるような環境には落ち着けたようだけど、意外と安全に暮らせているっぽい……？その辺は今後説明があるのか。

３度目の戦い。新メンバーの中にはお坊さんの姿も。死後の世界だと主張するお坊さん、単に仏様を信じているというよりは何か思惑があるっぽい……？
クールなお姉さんは計の顔が可愛いと言い出して。ここで計に春が来る……のか？

巻末には奥さんのデビュー作が数ページ、解説コメントと共に掲載されている。何その中途半端な載せ方？微妙に余ったページ数調整のため……？

燃：Ａ　萌：A-　笑：B+　総：A+

シリーズリンク
・GANTZ ４巻（2001/10）
・GANTZ ６巻（2002/05）