【ラノベ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 8巻【感想/ネタバレ】

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著:月夜 涙 イラスト:れい亜

こっちの世界で得たものも、かつての自分が得たものも、ぜんぶ抱えてやつを殺そう。

2024年8月の新刊。約6日の積み。2年振りの新刊。『捨てられエルフさん』からは隔月刊行。
2年振り!道理で前巻の話を全然憶えてない筈だわ。アニメ2期を控えて流石に出さんといかんってことか。
男2人という表紙が硬派だねぇ。

さて、苦い気持ちを抱きつつノイシュを打ち破ったルーグ。元凶を作ったミーナを殺そうとするもそこへあのセタンタが立ち塞がって……。
セタンタ、絶対生きてるだろという描写だったが、ようやく出て来たか。

今回はいかにしてセタンタを暗殺するかというのが肝となる。流石のルーグもかなり追い詰められているようで、タルトに八つ当たりしてしまうような場面も。
そんなルーグに寄り添ってくれるタルト、健気や……。見開きピンナップの泣き顔グッときちゃうよね。
酔っ払ってルーグを責めてくるタルトのエロさといったらない。

世界の魂の総量のバランスをとるための勇者と魔族のシステム、説明を聞けば聞くほど歪なものに感じてきたなぁ。
人間が増えると魔族が生まれる→人間が減ると魔族が大人しくなる、で良くない?わざわざ魔族がとめどなく人間を殺していって、それを勇者が討伐するってプロセスが要るとも思えないんだよな。

それにこのシステムの中で、女神が勇者の暗殺を依頼してくるのもよく理解らない。放っておいても勇者は暴走の末、人間に殺されるんだよね?
システムなのでどうしようもないとは言ってるが、放置したままストーリーが完結するとも思えんよな。
魂の総量が決まっているなら、ルーグが元いた世界へ魂を飛ばしてしまえばいいのでは?

そう言えばルーグが転生する時に取得したDランクスキルって未だに明かされてなかったんだな。すっかり存在を忘れてたわw
ここまで焦らしたってことはあっと驚くような効果なのかな。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 7巻(2022/08)

著者リンク
捨てられエルフさんは世界で一番強くて可愛い!(2024/06)

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4041115027
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する8 (角川スニーカー文庫)

角川スニーカー文庫

Posted by お亀納豆