【漫画】GANTZ 19巻【感想/ネタバレ】
作:奥 浩哉
「ありがとう……計ちゃん…ほんとうにありがとう…」
2006年6月刊行物。
凶悪な吸血鬼?を相手に大立ち回りを繰り広げる計と和泉。激戦の末に勝利を手にした黒いスーツの集団を目撃した人々は熱狂して……。
最早一般人からは見えないということもなくなって、完全にヒーロー扱いとなっちゃったね。
制限時間が消えたことはさらっと流されたな。あくまでプレイヤーを戦闘に駆り立てるための要素であって、プレイヤーが積極的に戦うのなら不要ってことなんだろうか。
今回の戦いで大量のオニ星人を倒したので多くのプレイヤーが100点に到達。ストーリーが始まって以来初めて100点メニューが使用されることに。
坂田師匠は弘斗を復活させた。師匠、そこまで弘斗のことを!でっけぇ……!
100点から溢れた分はちゃんと保存されるのね。ここは優しい仕様だな。なお、弘斗は0点からの再スタートとなる。
和泉は案の定、強い武器を要求。
レイカはタエちゃんを、おっちゃんは加藤を再生してくれて。
馬鹿野郎……!!
お前等、自分の解放を後回しにしてまで……!目頭が熱くなる……(´;ω;`)
ここにきて加藤が戻ってきてくれるなんて……。こんなに嬉しいことはない。
レイカの告白とおっちゃんの感謝の言葉が胸に沁みるわぁ。
加藤、弟と再会出来て良かったなぁ、本当に良かった。
タエちゃんはプレイヤーではないので、マンションの外で再生された様子。でもいつまたターゲットにされるか分からないんだよな……。結局、何でターゲットにされたのかハッキリしてないし。
更には大左衛門はタケシを守るために解放を選ばず、計の望む人物を再生してくれると。
武器を選ばなかったのは自身の肉体ひとつで戦うという拘りがあるのかな。
タケシのバックボーンを知った大左衛門は彼を守ろうと決意した様子。プレイヤーネームが「きんにくらいだー(仮)」になってるw
しかしいつまでもタケシを守って戦い続けられるだろうか。それにガンツが急に0点のプレイヤーは死亡ペナルティとか言い出す可能性もあるしな……。
大左衛門のポイントで復活させられたのは中坊こと西。恵や童貞を卒業させてくれたお姉さんと迷った末での選択。恵はさておき、あのお姉さんのことも忘れてなかったんだな。
どんどん状況が変わってきている中で、西の先行者としての知識が重要な鍵になるという判断。
西は説明を聞いてもあまり驚いている様子が無かったので、少なくとも現状のメンバーよりも知っていることがありそう?
ちなみに西は以前に和泉と同じゲームに参加していたことがあったようで。
どの再生者も死亡する少し前のタイミングから再生されてるんだよな。それは死の記憶を引きずらせないためなのかなぁ。
ずっとビビって隠れていたイナバ。「だいジョブ!!百人のれる(笑)」じゃないのよw
ちょいちょい描写が入ってるってことは何か今後動きがあるのかな。
そういえば輪姦されたお姉さんと輪姦した奴等、いつの間にか死んじゃったんだな。
皆が背中を押してくれたことで、計は自身ポイントを使って日常に戻ることに。これも計がリーダーとして皆を引っ張ってきたからなんだよなぁ。感慨深いよな……。
拍手と共に見送られる計。ガンツあったけぇ……。
こちらは条件通り記憶消去、タエちゃんの方もガンツ周りの記憶は消されていたので、完全に他人になってしまった……(´;ω;`)
とはいえ、写真や絵、携帯に保存された情報は消えていないので、計とタエちゃんは協力して失われた記憶を取り戻すことに。良かった~、このままふたりの道は二度と交わらないのかと思ったわ……。
そして計の前に現れた謎の男。彼が計を新たな戦いの舞台に上げてしまうんだろうか……。
巻末には描き下ろしのレイカさんナマ着替えコーナーが。どんだけレイカのこと好きなんだよw
燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S
シリーズリンク
・GANTZ 18巻(2005/11)
・GANTZ 20巻(2006/12)
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