官能小説を書く女の子はキライですか?③

官能小説を書く女の子はキライですか?(3) (電撃文庫)
著:辰川 光彦 イラスト:七

「ね、ね、せんぱい、あそこでお面売ってますっ。……あ、ライダー○マゾンのお面があるっ」
「ん、おお。ホントだ。なんかマニアックなものまでいっぱいあるな」
「あ、○ックス!○ックスもありますよせんぱい!わたしアレ好きなんですっ!」
「お、大声で○ックスとか言うな!!」

2011年3月の新刊。約3ヶ月4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
夏休みということで、帰省+藍川さんの別荘でバカンスです。今回は一応、長編形式……かな。

今度こそ、生徒会役員の浅井が絡んでくる……かと思いきや、夏休みに入っちゃって、名前しか出て来なかったでござる。
何故、そんなにも浅井の存在を無視するんだ……。ひみことセットにしておけば面白くなりそうな気がするのだが。

帰省ということで、1巻に少しだけ登場した月のお父さんが再登場。このお父さん、お馬鹿で結構良いキャラしてるよな。

全体の内容としては大体いつも通り。ただ、ちゃんと話が前に進んでるのは好印象。全く話が進展しないのは問題ありだしな。
あと、デフォルメイラストが可愛いですね。

3巻にして、ようやく気付いたんだが、これって一応作家ものなんだな。体験取材という設定が強引過ぎて忘れがちになるけど。

次は2011年6月に4巻だけど、これはもういいかな……。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
官能小説を書く女の子はキライですか?②(2010/11)

電撃文庫

Posted by お亀納豆