死想図書館のリヴル・ブランシェⅡ
「食べるためどす。神様は、仏様は、どんな味がするんやろ。食ったら美味しいんやろうか。この神様は、あの仏様は、そんな風に思っただけどす。気付いたら色々調べてましたわ。でも、そんなん、どの魚が食べられるか調べんのと同じで、ウチはただ、神様も仏様も、食べたら美味しいやろうなと思うただけどす」
2010年9月の新刊。約1年1ヶ月の積み。え、そんなに積んでたの、俺……。
5ヶ月振りの新刊。
さて、今回は早くも京都への修学旅行。だが、イツキはエレシュキガルの風邪を治すため、逃げ出した死書『喫茶養生記』を捕える使命も帯びていて……というお話。
『Ⅰ』でミスったイツキは二度とミスは許されないと誓ったわけだけど、それが全体的に話を重くしているよなあ、と。
コメディ要素から一歩引いちゃってる感が。
『筆記官(ライター)』以外にも同じような立場の『主賓客(イーター)』等が存在し、死想図書館のように対応する施設がそれぞれあるって設定なんかは凄く俺好みなんだけどなぁ。
全体的に暗いのが……。
イラストは良いんだが、リヴルさんの下着が黒なのは絶対に許さない。
あ、ちょっとしか出番なかったけど、朧車が可愛かったです。
次は2010年12月に『Ⅲ』、2011年6月に『九罰の悪魔召喚術Ⅳ』(打ち切り完結)、10月に、こっちの『Ⅳ』です。
『Ⅲ』は既に手元にあるので、それを読んでから『Ⅳ』を買うか決めよう。今のままだと見送りになるが……。
『Ⅳ』の帯に「クライマックス」って書いてあったんだけど、こっちも打ち切り喰らったのか?後書きには特に何も書いてなかったみたいだけど。
燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:B+
シリーズリンク
・死想図書館のリヴル・ブランシェ(2010/04)
・死想図書館のリヴル・ブランシェⅢ(2010/12)
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