のうりん <2>

のうりん 2 (GA文庫)
著:白鳥 士郎 イラスト:切符

「……順番を決めろ。どいつから(性的な意味で)私の餌食になるのか!」

GA文庫だと思って読んだら

ジャンプコミックスだったでござる。

2011年11月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。1巻が面白かったので、ついつい優先消化しちゃいました。
早くもドラマCD化決定で勢いづいた第2巻。GA文庫は比較的早い段階からドラマCDを仕掛けるけど、最近はアニメ化決定ラッシュがきてるっぽいから、頑張れば、このままコミカライズ、アニメ化といけるかもしれん。

さて、四天農も登場し、益々やりたい放題の第2巻。自由過ぎて、帯の「そう…。そのまま収穫して。僕のマッシュルーム…」が至極普通に見えてしまうw
口絵から、いきなり「ゴムをつけたときのたまごです☆」じゃねーよw

全体的にジャンプネタ率高め。というか、『聖闘士星矢』『ジョジョの奇妙な冒険』『魁!!男塾』過ぎるわ!
挿絵使って完全再現すんなwwwww
田茂農林校歌斉唱の下りはお腹抱えてワロタ
何か、ここまでくると一周回ってアツいから凄いわ。
そもそも今のラノベのメインターゲットは元ネタ知らんやろw

他にも『陰陽師』『まどマギ』『夜王』、パッション屋良など、様々なパロディが。
男同士のぶっかけに挿絵をちょっと期待してしまったのは俺だけではない筈だ。

挿絵いっぱいあるのに、真面目な挿絵1枚しかねぇw
見開き挿絵なんて4回あるのに全部ネタです。見開き挿絵をギャグに使ってるラノベなんて初めて見たぞ。
普通、見開き挿絵ってバトルとかサービスシーンとかに使うもんじゃないのか……。
最後に真面目な挿絵きたか……!って思ったら、オチへのネタ振りだったワナ。

忘れてはならないのが動物達の可愛さだよな。若旦那だけでなく、アヒルの雛もラブリー。挿絵はほぼ全部ネタに割かれてるのでイラスト無いけど。

凄いのはギャグとシリアスが反発してないんだよな。すーっとシリアスに入って、すーっとギャグに戻ってくる。

ってなわけで、2巻にしてマジキチハイレベルですが、アニメ化まで辿りつけるか、岐阜県に怒られて強制終了か、『のうりん』の明日はどっちだ!?
って、これラブコメ名乗っちゃ駄目だろ!!

燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:S

シリーズリンク
のうりん(2011/08)
のうりん <3>(2012/03)

GA文庫

Posted by お亀納豆